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2024年3月20日 (水)

高取ひなめぐりから高取城跡へ

奈良県高取町で行われている「高取町家のひなめぐり」(~31日まで)
諸事情により今回が最後の開催・・・ということで
長い間楽しませていただいた”ひなまつり”だけに外せません ^^;
ここもまた雛めぐりとともに楽しみが「高取城跡」への登城でしょうか ^^
今回は高取城跡への登城を中心に出かけてきました。

まずは高取土佐街道のおひなさん!から
途中のおひなさんはおなじみのところが多く省きますが ><;

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やはりメイン会場の”17段 500体の雛飾り 天段の雛”です。
今年も変わらぬ大雛段の飾りと古雛などが楽しめます ^^

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今年が最後の”ひなめぐり”
やはり高齢化による人手不足が影響しているようですが
長い間楽しませていただきました。ほんとににありがとうです m(__)m

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高取ひなまつりではお馴染みの”ジャンボびな”を見て
できれば規模縮小でも続けてほしいと願いながら・・・

札ノ辻から高取城跡へと集落を抜けて行きます。
黒門跡和すぎて城郭への入り口は最初の曲輪”別所郭跡”から

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本格的な山道の大手登城道はここから本丸まで高低差約350m、
約1,800mの登山道を行きます ^^;

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いきなりの”七曲坂”から上る二つ目が”一升坂”とか ><;
街中の札ノ辻からすでに100mほどを登ってきており
さらに長い上り道が続きます。

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途中の”岩屋不動”への道を分けると”猿石”のある
明日香栢森(かやのもり)への分岐に到着!ここからが城の中郭部。
本丸まで860mで、この先すぐにある二の門跡を過ぎると
右に「国見櫓」案内があり立ち寄ります ^^

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小さな平地が残るだけの櫓跡ですが、眼下には大和平野がほゞ一望できます。
中心には大和三山、奥には金剛・葛城山も ^^

本堂に戻ると本丸まではあと520mですが・・・ここからが長い ><;
途中、矢場門跡、松の門跡、宇陀門跡、千早門跡を見て

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ようやく「大手門跡」をくぐります ><;
さらに十三間多門跡で

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二の丸跡に出ます ^^;
正面に見えるのは「太鼓櫓」と連結する「新櫓」の石垣
この辺りから高取城の見事な石垣群が続きます。

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十五間多門跡を回り込むと本丸下

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本丸を取り囲むこちらも見事な石垣

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天守台の高石垣をめでるように回り込むと

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本丸虎口
桝形に折れる左右への門跡ですが・・・

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左に曲がって屋敷群があったといわれる本丸跡にでました ^^
標高583.6mの高取山に建てられた「高取城」。
麓の札ノ辻からの比高は446mで、近世城郭の高低差では日本一という。

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天守台跡
ここもまた、美濃岩村城、備中松山城とともに日本三大山城のひとつです ^^

広大な縄張りと、高い山上に累々と残る石垣や石塁は
登って初めて知る?そんな魅力を持つ大和高取城!
高取の”ひなまつり”とともに楽しんだ城跡の散策でした ^^ 📷 16日

2024年3月12日 (火)

いわむら城下町から岩村城跡へ

”いわむら城下町のひなまつり”が開催中の恵那市岩村町へ
数年ぶりのお雛さんめぐりと「岩村城跡」へのぶらり旅でした ^^
この日も車での訪問でしたが、一度「岩村駅(明智鉄道)」に出て、
メイン通りの商店街に飾られたお雛さんを見ながを東の端まで行き、
そのあとは岩村城跡へのハイキング!です ^^;

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明智鉄道岩村駅
ここから案内図を見ながらメイン通り?に出ます。

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日曜日でしたが・・・
まだ早い時間のためか、中心部から少し離れているためか?静かな町並み

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少し歩くと商店街の中心部
この辺りから人が多くなってきますが、雛飾りのメインもこの辺りから ^^;

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旧家「勝川家」の飾りから”ひな金魚”とか
3月3日は金魚の日だそうですが、それに因んだ飾りのようです

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通りから眺める旧家の飾り
ここはどこも自由に見学ができて、お雛さんと歴史的建物が楽しめます。

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古雛も多く
江戸後期から明治・大正・昭和のお雛さんがたくさん ^^

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通りから眺める雛飾り
商家に通う御殿様は珍しいそうですが・・・いわむらならではでしょうか?

上町まで歩くとあとは「岩村城跡」への道が続きます^^

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城跡の麓にあるの岩村藩藩主邸跡(岩村歴史資料館)、
復元された正門と太鼓櫓を見て登城道へと入ります。

高低差180mの道

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まずは”藤坂”
ここから急な石畳?の坂道が始まります ><;

初門、一の門、土岐門跡と続く石畳と階段

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ようやく三重櫓跡と畳橋跡に着きますが、
この辺りから周辺には本格的な石垣が現れます ^^ 本丸近し!

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そして 岩村城の見どころのひとつ 六段壁の石垣

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江戸時代後期に、崩落を防ぐ補強のため下段に石垣を継ぎ足したため
この姿になったという・・・
まぁ、これが見たくて何度も登って来るんですが ><;

横にある”長局埋門(ながつぼねうずみもん)から

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本丸跡へ
江戸諸藩の府城の中でも最も高い所(標高717m)に築かれ、
高低差180mの地形を巧みに利用した山城で


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大和高取城(奈良県)、備中松山城(岡山県)と並ぶ日本三大山城の一つ。

一時期、信長の叔母が城主であったことから”女城主の城”とも ^^

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近年、立木が伐採されて
本丸跡からも岩村の町並みが見えるようになったようです^^

オマケ!

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本丸裏門になる「埋門(うずみもん)」
左の石垣は”野面積(のづらづみ)” 右は”切込接(きれこみはぎ)”
正面が”打込接(うちこみはぎ)”で造られていて
一度に三つの石積みが見れるという珍しい門の石垣です ^^

久しぶりにゆっくりと見て回った”いわむら城下町のおひなさん”と、
「岩村城跡」でした。     📷 10日

2024年3月 8日 (金)

岡山城・烏城ひなまつり

香川のお雛様を見て帰る途中に立ち寄った岡山城 ^^
なかなか下車することがないところでしたが・・・目的は
岡山城で開催されていた「岡山城・烏城ひなまつり」でした。

岡山城へは直接行けますが、やはりここは「後楽園」経由で ^^;
園内を散策しながらの登城です。

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今更ながら・・・ですが、江戸時代を代表する大名庭園で、
金沢の兼六園、水戸の偕楽園とともに「日本三公園」です ^^

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はるかに岡山城を眺めながら巡る庭園

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見どころはたくさんありますが、
この日は時計回りで、城への途中に通り抜けるのが”唯心山”

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池田綱政(つなまさ)の子、継政(つぐまさ)の時に築かれ、
庭園に立体感のある景観に変わったという・・・

園内南口から月見橋を渡り「岡山城」へ

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宇喜多直家の子・秀家はが、岡山の丘に本丸を定め、
今に残る岡山城を築いたのが始まりと・・・

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廊下門

その後城主となった小早川秀秋、池田氏によって城と城下町は拡張されます ^^;

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不明門(あかずのもん)

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岡山城・天守
外壁は黒塗りの下見板で覆われているため、
別名は烏城(うじょう=「う」はカラスの意味)とも ^^

さて、この日の目的でした”お雛さん”です。

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天守二階にある”城主の間”に展示されていたお雛さん
江戸後期から昭和にかけての内裏雛が四体と御殿雛がひとつ!

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床の間にあったのは昭和の御殿飾りと、小ぶりの享保雛!

そしてこちら

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少し大きな享保雛は江戸後期のものでしょうか?
あとは江戸後期の古今雛が二体でした。

お雛さんを見た後は城内をひとめぐり ^^

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岡山城は石垣も見どころですが、
ここは「不明門」下の石垣で、関ヶ原の戦い後に築かれたものとか。
左へと登れば「鉄門」があり、その先で不明門へと続いています。

ひなまつりのイベントは3日に終わっていますが、
天守の”城主の間”の展示お雛さんは22日(金)までです^^ 📷 3日

2024年3月 5日 (火)

香川ふたつの町のひなまつり

15年前に偶然見た東かがわ市引田の「引田ひなまつり」が忘れられずに
もう一度ゆっくり見たいと思っていましたが・・・
今回はちょうど香川県の宇多津でもひな祭りが開催されているのを知り、
ともに3月3日までとのことで二か所の雛めぐりに出かけました ^^

香川県の西と東の町びなめぐり!
まずは初訪問の「うたづの町家とおひなさん」から ^^;

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タイトルのとおり、旧街道筋の町家を中心に飾られたお雛さん

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どこも気楽に見て回れるようにと

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解放された個人の家々から

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商家の店先や家の玄関口などに
こちらは明治初期のお雛さんたちでしょうか?素敵な内裏雛も

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宇多津町は古街呼ばれるエリア周辺50ケ所近くの
旧家や町家に展示・飾られたお雛さん!楽しませてもらいました ^^

~~~香川県の西から東へと変わって こちらは東かがわしの引田町
15年ぶりのひなまつりでしたが、
引田には昨年末に引田城址を見に来ています^^;

ここはまず「讃州井筒屋敷」からでしょうか

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東かがわ市は笠置シズ子の生誕地(引田の隣町相生生まれ)だけに
やはりブギウギ?飾りでしょうか ^^

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引田のひなまつり といえばやはり引田飾り
こちらの飾りは京都丸平製の 白木造り源氏枠御殿飾り
豪商の家らしい豪華な雛飾りが楽しめます ^^

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江戸後期の古今雛
他にも旧家の屋敷に飾られた多くのお雛さんが楽しめます

跡は町びなめぐりへ

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昔に見た雛飾りとはまた違う雰囲気ですが・・・

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とにかくひなまつりが開催中の引田はすごい人です ><;
この日も朝いちで訪れましたが・・・すでに大混雑でした

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そんな中をまちなかお雛さんを見て歩きます ^^;

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引田城をイメージした飾りでしょうか?

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古雛の飾りも多く、引田ならではの”ひなまつり”
こちらも歴史的建造物の多い町なかに飾られた多くのお雛さん!でした

香川県の西と東のふたつの町の”ひなまつり”
ともに3日で終わっていますが、同時に楽しみました ^^ 📷 2・3日

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