佐賀城下ひなまつり
各地ですでに始まっている”ひな祭り”イベントですが、
”ぶらり旅”最初のひなめぐりは「佐賀城下ひなまつり」でした ^^
ちょっと遠征でしたが、鍋島家伝来のひな人形をはじめ、鍋島小紋や佐賀錦など
伝統工芸を使ったお雛さんが並ぶ佐賀ならではのひなまつりです。
会場は市の中心部を通る旧長崎街道筋に建ち並ぶ旧家や建物のまちなかと、
「徴古館」の二か所ですが、まずは旧古賀銀行から
こちらは休憩所を兼ねたレトロな洋館 ^^;
室内には散るし飾りと、内裏雛に階段を利用した雛壇飾りが楽しめます。
すぐ隣にある旧古賀家
こちらでは”鍋島小紋で飾るひなまつり”
伝統工芸の鍋島小紋で作られた可愛い木目込み雛飾りですが
廊下の奥などにも素敵な立ち雛が飾られています ^^
旧三省銀行では”鍋島緞通(だんつう)とおひなさま”
豪華な色うちかけと京雛の飾り
鍋島緞通”春の宴”と傍らには雛絵に箱雛
箱雛は主に築後で知られますが、競演でした ^^
市内を流れる多くの水路は
陸路(街道)とともに水運でのものの流通に欠かせないもの
南に下って、こちらは旧福田家の”佐賀錦のおひなさま”
フロアーに立ち並ぶたくさんのお雛さんは
こちらも伝統工芸の佐賀錦で作られたもので、立ち雛が多いですね ^^
手織りの佐賀錦をまとった素晴らしいお雛さんです ^^
さらに南へと下って「徴古館」へ
ここは見たかった「鍋島家のひなまつり」会場
見たかった鍋島家歴代夫人のおひなさんが飾られています。
まずは相対して飾られた大雛壇から
11代直大(なおひろ)公継室 栄子(ながこ)さまのおひなさんです。
中央に有職雛内裏雛と次郎左衛門雛がふたつ、下段の雛道具も見どころ ^^
その次郎左衛門雛からひとつ
明治40年(1907)とありますが、比較的新しいお雛さんです。
反対側の大雛壇は13代直泰公妃紀久子さまの雛飾り、
その内裏雛(有職雛)です。
こちらは12代直映(なおみつ)公妃 禎子さまの銀製雛道具です。
華やかな雛飾りとはまた違ったその見事な雛道具の数々に見惚れました。
最後は入口に飾られていた古今雛
佐賀藩の支藩のひとつ、小城鍋島家に伝わるという
江戸後期の大ぶりな古今雛ですが、これも素晴らしいお雛さんです。
佐賀市で開催中の「佐賀城下ひなまつり」
念願の鍋島家のお雛さんと”まちなかひなめぐり”でした。 📷 11日
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