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2023年12月20日 (水)

引田城址・東かがわ市

屋島の屋嶋城(やしきのしろ)城門を見て、気になっていた引田の町へ。
十数年前に見た”引田のひなまつり”が記憶にあるところですが、
ここに戦国時代に築かれた引田城跡(城山)があります。

まずは引田の町

Hiketa01
JR高徳線 引田駅
”笠置シズ子生誕の町”とありますが・・・生誕地は東隣の相生町 ^^
ここから歴史の町並みといわれる町筋を行きます。

Hiketa02
讃州井筒屋敷(佐野家)・現在は観光施設

引田は”風待ちの港”として知られ、江戸時代から醤油製造で栄えた町。
豪商の家屋が残る本町筋辺りはその名残を見ることができます。

Hiketa03
老舗醤油屋・かめびし屋の弁柄壁とまなこ壁が目を引きます ^^

Hiketa04
歴史建造群の通りから赤い”みゆき橋”を渡ると「誉田八幡宮」
その傍を抜けてさらに進むと

Hiketa05
港の外れにあるのが「引田城跡(城山)」です。
初訪問 ^^案内に従ってっ山中へと分け入ります。

Hiketa06
しばらく林の中を進みますが、途中からは岩道に ><;

Hiketa07
眼下には引田の港から播磨灘方面が一望でき、
しばしの休憩にはいい場所です ^^

Hiketa08
ふたたび山中に入るとすぐに「本丸」到着!
わずかに残る石垣に往時をしのびます ^^

Hiketa09
本丸台から引田の町
ここは昭和天皇皇后・久邇宮良子殿下行啓の折に築かれたものだそうで、
城跡の散策路も城跡公園化の折にせいびされたものと・・・

Hiketa10
少し東に歩くと本丸天守台跡(城山山頂・82m)到着

Hiketa11
今は何もありませんが、ここからの眺めもまた良し!^^

今度は山中の道を登り下りしながら少し北に戻ります。

Hiketa12
着いたところが”北二の丸跡”
ここは本来の大手道になるところだそうですが、見事な石垣が残っていました。
ただ、一部は崩壊の恐れあり・・・とかでシートに覆われています ><;

Hiketa13
戻った引田港から眺める引田城跡(城山)、
城山周回の散策路もあり、楽しい城跡めぐりを楽しむことができました。

オマケ!

Hiketa14
引田といえばやはり”引田ひなまつり”!
引田の古い町並みに地域独特の「引田飾り」と呼ばれる
豪華な飾り付けの雛人形が飾られます。


コロナで一時中止されていたようですが今年から再開されたという、
さて来年の開催は?・・・        📷  14日

2023年12月18日 (月)

屋島

今年も残すところ2週間となりましたが、
師走に入ってせわしなくなる前にと香川県の旅をしてきました ^^;
目的は高松城址(玉藻公園)と屋島、そして引田の古城「引田城址」。
屋島には「屋嶋城(やしまのき)」城門も復元されていて、
まだ見ていなかった香川県の城跡をめぐる旅でもありました。

今回は何かと見どころの多い屋島を ^^
高松城址を見た後で回った屋島
駅に到着したのが昼時で、ちょうで山上へのシャトルバスが2時間待ち ><;

Yashima01
屋島には四国霊場84番札所「屋島寺」があり
いくつかの遍路道もありますが、
この日は屋島スカイウエイ(3.7kmを)行きます。

Yashima02
理由は途中にある「源平古戦場」展望所からの眺め

Yashima03
そして東側に広がる瀬戸の島々が見たかったから ^^;

Yashima04
約50分ほどの行程でしたが・・・山上駐車場到着!
遅い昼食の後山上散策です。

Yashima05
まずは屋島寺を横手に弘法太師ゆかりの「血の池(瑠璃宝の池)」から
北東角の談古嶺(だんこれい)展望所へ

Yashima06
ここからは眼下にスカイウエイから見た源平古戦場の全体が見渡せます。
そのまま南嶺を下って行くと「屋嶋城(やしまのき)城門」に出ました ^^

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667年、大和朝廷が唐と新羅の侵攻に備えて対馬・九州から
瀬戸内海沿岸にかけて築いた朝鮮式の山城の一つという

Yashima08
断崖絶壁に復元された城門
眼下には高松市街の絶景が広がります ^^

Yashima09
この日は地元小学生?の校外学習で子供たちと一緒 ^^
見事な城址と城門跡を堪能して、さらに道を回り込みます。

Yashima10
出たところは麓から来る遍路道との合流地
正面に向かってまず仁王門

Yashima11
その先には四天門、本堂とまっすぐに並ぶ参詣道です。
こちらが参拝の入り口になるところでしょうか。

Yashima12
本堂に参拝して境内を抜けると「東大門」
新しい?綺麗な門は駐車場からの参拝道になります。

Yashima13
跡は駐車場から北嶺を回りますが、
その北端には屋島三大展望台の一つといわれる遊鶴亭、
そして最後は新しくオープンした山上交流拠点施設「やしまーる」。

瀬戸内海を望む絶景!見どころ満載の屋島、そのほんの一部を掲載しましたが、
実際にはほゞ半日の観光スポットでした ^^  📷 13日

2023年12月 4日 (月)

幻の鉄道”五新線”を歩く

奈良県五條市の五條駅から和歌山県新宮市の新宮駅を結ぶ
鐡道路線として計画された「五新線」。
1959年(昭和34年)に五條駅から城戸(じょうど)までの路盤が完成。
しかし、諸事情により、バス専用道として先行開業します。
その後も工事が進められますが、1982年(昭和57年)に工事は凍結され、
そのまま線路が施設されることもなく計画は断念され
2014年(平成26年)9月にはバスの運行も終了すると、
そのまま使われることもなく”幻の鉄道 五新線”となり路盤は立入禁止に。

今回、期間限定で特別に通行が許可され、旅行各社がウオーキングツアーを企画、
普段は立入禁止で歩くことのできない道が歩ける貴重な企画に参加しました。

五條市観光交流センターでの手続きを済ませたあと
ウオーキングスタートの城戸バス停まで移動。

Goshinsen01
”幻の鉄道 五新鉄道”
その気にさせられてスタート!気持ちはもう五新線の廃盤路に ^^;

Goshinsen02
すぐに第一チェックポイントの黒淵トンネルですが、
すでに一つの橋梁を通っていて、ここから残り四つのトンネルと、
八つの橋梁を渡って行きます。

Goshinsen03
渡る川は丹生川

Goshinsen04
路盤に残るバス停留所の建物にバス路線だったことが伺えます。

Goshinsen05
山深い川に架る橋梁から

Goshinsen06
山里の近くに残るバス停に残る紅葉に
秋を感じながらのウオーキングです^^

Goshinsen07
この看板がかってのバス路線だったことを教えてくれます ^^

Goshinsen08
崩落の恐れありとかで今回唯一通れなかった生子(おぶす)トンネル、
右に迂回して山里の中から行動を迂回して行き

Goshinsen09
トンネルの先で旧路盤に戻ります。
この辺りはまた違った里内の風景を楽しみながら・・・

Goshinsen10
五條市街地が見えると旧路盤は終わり町なかへ。
朝の手続きをした五條市観光交流センターに立ち寄り最後のチックを済ませ

Goshinsen11
渡る吉野川の大川橋

Goshinsen12
すぐに新町通りに入り、
ゴールの五條市民俗資料館(長屋門)へと向かいます。
重伝建の建物が連なる新町通は”旧紀州街道(伊勢街道)、
五條市の観光目玉 ^^楽しめます。

Goshinsen13
その新町を横切るように残る”五新線”の橋梁
ここから北へと続いていますが

Goshinsen14
途中で国道24号線で分断され、その先に残るのが最後の部分。
ここはルート外でしたが最後の出口?まで行きゴールしました ^^;

五新線そのものはほゞ10kmほどの行程ですが、
今回は江戸時代の町並みが残る新町通りもコース内 ^^
併せて約13kmほどのウオーキングでした。    📷 2日

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