JR木次線・奥出雲神話の里を行く
以前から一度乗ってみたかった秘境のローカル線!
そのひとつが松本清張の小説「砂の器」の舞台となった
”亀嵩(かめだけ)駅”のあるJR木次線(きすきせん)。
島根県の山陰本線宍道駅と広島県の備後落合駅を結ぶローカル線ですが、
全線を結ぶ直通列車は1日2本しかなく、途中の出雲横田まで行くにも
本数が少なく旅の行程を組むのに難儀する線 ><;
いったん降りたら次の列車まで数時間待つことになり、
観光をするにも数キロの歩きを覚悟しなければならない秘境線です。
今回はまず亀嵩駅が目的 ^^;
朝の名古屋を出て宍道駅午後発の直通列車で木次駅を出発!
列車はしばらくして山間部へと入って行きますが、
木次駅を過ぎると映画のロケ地となったという核心部の”出雲八代”、
”出雲三成”駅がありますが下りられません ><;
そして目的の”亀嵩”駅に到着します。
乗ってきた車両はキハ120気動車一両編成 ^^
ホームには駅の名物そばの幟と、
トロッコ列車”奥出雲おろち号”への歓迎札が掛かります ^^
駅舎全景
ここから映画「砂の器」の記念碑があるところまでは徒歩で約45分ほど、
折り返しの列車までに戻れず名物そばをいただいて時間調整 ^^;
この日はここで終了、宿泊を予約した出雲三成まで戻りました。
出雲三成(いずもみなり)駅
2日目はここから朝一番の列車で”備後落合駅”までの車窓旅です ^^
途中の”出雲横田駅”では列車の切り離しで少しの時間があり駅の外へ。
待ち時間を利用して撮りましたが 、
大きなしめ縄が掛かる神社風の駅舎が神話の里?らしいでしょうか ^^;
ここからは木次線の見どころが続きます。
まずは”出雲坂根駅”から始まる”3段スイッチバック”
高低差61mを3段の切り替えで登って行きます。
下にスイッチバックが始まった出雲高根駅を見送ると、
次が最後のクライマックス!という場所に。
車窓に見え始めるのは「奥出雲おろちループ」ですが
運転手さんの案内で知り慌てての撮影 ><;
標高167mを6kmの二重ループで勾配を上がるループ式道路としては
日本一の規模という。
その最高点にある「三井野大橋」
日本神話のヤマタノオロチをイメージしたというループと、
人気の赤い橋だそうですが・・・車窓から撮るのは難しかった ><;
到着した三井野原駅の神話説明版
木次線の主要駅にはこうした愛称の説明版が掛かっています。
過ぎると芸備線に接続する”備後落合駅”まではすぐ ^^
念願の奥出雲、神話の里を走るJR木次線の旅でしたが、
できれば車でゆっくりと巡ってみたいところでもありました。 📷 16・17日
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