とよさとひなめぐり 滋賀豊郷町
3年ぶりの”ひなめぐり”は滋賀県の豊郷(とよさと)で開催されている
「とよさとひなめぐり」からです ^^
中山道歩きから始まって何度も訪れている豊郷町ですが、
お雛さんめぐりでは初訪問でした。
展示会場は、町の中心部を南北に通る「旧中山道」周辺の会場。
まずは第1会場の「豊郷小学校旧校舎群」にある観光案内所から
豊郷小学校旧校舎群
ヴォーリズの設計で”白亜の教育殿堂”と評されたという建物
お雛さんは二階に展示されていましたが
”三棟御殿京雛十五人飾り”と案内の
伝四代大木平蔵(丸平)作といわれる白木御殿飾りです。
丸平作の特大御殿飾りは他でも見ていますが
そうそう見る機会もない庶民には無縁の代物でしょうか ^^;
あとは順番に ^^第2番の「称名寺」へ
本堂内に飾られていたのは七段飾りのお雛さんと御殿飾りでした。
3番は「伊藤忠兵衛記念館」
伊藤忠商事と丸紅の創設者・初代伊藤忠兵衛の本宅が、
今は資料館として開放されていて、
こちらには江戸末期の古雛が展示されています。
玄関を入った店の間に展示されていた「享保雛」ふたつ ^^;
小柄ですがともに江戸時代(後期)の綺麗なお雛さんです。
こちらは奥の隠居部屋
こちらには江戸後期の古今雛です ^^
さらに旧中山道を下って(南へ)行くと「豊会館(又十屋敷)」
江戸時代後期、廻船業を営んだ藤野喜兵衛喜昌の旧宅で、
こちらが第4番目の展示会場
玄関にはこの飾り ^^;豊郷は”江州音頭発祥の地”
商標”又十”の帆を上げた北前船に乗ったお雛さん ^^と
こちらはご愛敬でしょうか
あとは七段飾りがふたつでした。
この屋敷は県の名園百選いう庭園と数多くの資料も見どころです ^^
ここから旧中山道を離れ少し離れた6番目の展示会場へ。
少し歩いた吉田の里にある「岡村本家」
彦根藩主井伊家から酒造りを命じられ創業したという
酒名「金亀(きんかめ)」の酒蔵
その二階に手作り雛飾りがふたつありました ^^
残るは5番目の展示場ですが、
この日は歩いて回ったひなめぐりの都合上最後にしましたが、
ここからふたたび町なかに戻って近江鉄道「豊郷駅」です。
駅の改札窓口を覗くとあったひな飾り^^;
これもまた良し!の展示でこの日のひなめぐりは締めくくりでした。
滋賀県で最も小さなまちという豊郷~とよさと~
ここもまた近江商人を輩出した歴史あるまち。
そんなまちで楽しんだ”おひなさんめぐり”でした。 📷 12日
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