松平氏遺跡・大給城址
豊田市大内町にある「大給城址(おぎゅうじょうあと)」。
”松平氏遺跡”のひとつとして国の史跡に指定されている山城ですが、
少し先にある松平郷に行く途中にあるもののいつも素通り。
今回はテレビで放映された後追いで ><;多くの巨石が楽しめ、
城址公園として整備され散策のしやすいところとのことで初訪問^^;
国道301号線から少し山の手に入ったところが駐車場(数台可)。
その先が登城口になり、綺麗な山道?の登城道を行きます。
アプローチからしばらくで最初の巨石群、
「堀切」の案内板がありますが、ここは大手になるところでしょうか?
その先にはこちらにも大石のある「虎口」があり、
主郭(本丸)への道へと入りますが
すぐに第二「虎口」があり、二段の枡形になる入口です。
この辺りから細かい石積みの石垣が現れます。
さらに主郭進むと左手に開けた広場、
見える石垣は主郭とを隔てるように続いていますが
この広場は何なのか?
そして主郭部です。
築城はこの地の士豪だった長坂新左衛門といわれますが、
松平信光に奪われ、その孫である松平乗元((のりもと)に譲られ、
初代大給松平家の祖となる乗元が初代城主になります。
主郭の先にある巨石の「物見岩」
晴れた日は名古屋市街から鈴鹿山脈まで見れるそうですが、
この日は霞んでいました ><;
この周辺には数多くの巨石群があり、
その間を縫うようにいくつかの道が付けられています。
巨石の間をすり抜けるように道を辿りますが
とにかくそのお巨石には驚きながら、これもまた楽しみのひとつかと ^^
少し広まったところは腰曲輪
この先を進むとこの城のもう一つの見どころに
散り積もった落ち葉を踏んでの散策ですが、
こちらが城北面にある「水ノ手曲輪」。
上下にふたつの曲輪が繋がった巨大な水場は水利と水掘りを兼ねていると。
いったん主郭に戻り南面の道を下りると
そこには「居館」があったという広場がありました。
城郭は山容の鞍部を堀切で区切り、
東西220m、南北280mという規模を持つという。
とにかく落ち葉だらけの城址散策もまた楽し ^^でした。
こちらは登城口から最初のところにある「松平乗元の墓」。
墓の扉には色あせた葵の御紋がありました ^^
NHKで放映があったためか?この日が休日だったためかは分かりませんが、
思っていた以上にすごい人に驚きながらも
想像以上の山城散策に大満足のひとときでした ^^ 📷 9日
« 湖北のコハクチョウ | トップページ | 長浜盆梅展 ’23 »
「趣味・歩く」カテゴリの記事
- 月見の森ハイキング・桜めぐり(2024.04.03)
- 幻の鉄道”五新線”を歩く(2023.12.04)
- 熊野古道 八鬼山越え(2023.11.20)
- 京都一周トレイル東山コース ゴールへ(2023.07.04)
- 奥上高地散策(2023.06.06)
好好爺様
お元気そうで何よりです!
何せ、今の時季は、私の暮らす世界とは別世界!
何時も楽しみに眺めております。
一面真っ白な雪景色ですが、10日大雪でしたが、きょうは気温5℃にもなり
除雪に励みました。明日も気温が上がるようですが、その後は又、
毎日零下気温になるようです。
寒中、どうぞお体にお気をつけてと願っております。
今年も宜しくお願い申し上げます。
投稿: hiro | 2023年1月12日 (木) 14時30分
hiro さん
小樽は警報が出るほどの大雪だったり晴れたりと、
めまぐるしく変わる天気が続いているようですね。
こちらは今、ほとんど雪のない日が続いていて、
この週末は3月並みの気温になるとの予報です。
おかげで近場ではありますが歩きをメインに楽しんでいます。
新年のご挨拶を失礼しましたが、
ブログはいつも楽しみに拝見しています。
おくればせながら今年もよろしくお願いいたします。
寒さもなお厳しき折から、どうかご自愛ください。
投稿: 好好爺 | 2023年1月12日 (木) 15時13分