熊野街道脇道 大紀町
伊勢本街道の田丸から熊野古道伊勢路の本道から別れて南下し、
度会町を抜けるふたつの熊野街道脇道。
今回歩いたのは度会町の北部を大紀町滝原へと抜ける道で、
この日は前回の度会町田口から続く滝原までを歩きました。
本来なら田口から滝原へと歩くべきところですが、
この区間の交通手段が不便で、JR紀勢線のダイヤも少なく、
帰宅時間を考えて逆順の大紀町滝原から度会町田口への歩きです ><;
まずは滝原駅から大紀町役場まで歩きすぐ下で熊野古道本道へ入ります。
本道を少し三瀬峠方面に戻り、滝原宮手前で脇道と入りますが、
ここがその分岐、道を右にとります。
ここからかっては難所であった?と思われる七保峠へと向かいます。
現在も途中に何か所か旧道(あまり踏まれた形跡なし)が残りますが、
今回は案内書通りに県道38号線をメインの道歩きです ^^;
峠を越えた先にあるサイクリングロード案内のあるポケットパーク、
この後、県道を少し外れた旧道を行きますが
再び県道に合流すると永会(えいかい)の交差点、
ここでしばらく県道と別れ、藤川沿いの静かな道を行きます。
ふたたび県道38号線に戻り永会の集落を抜けて行くと、
次が金輪の集落
すぐに「金輪公園」がありますが、ここで道が二手に分かれます。
右に行けば歩きには楽しそうでしたが、今回は左の県道を行きました ^^;
すぐに打見地区に入り
七保小学校を過ぎるとそ県道46号線との分岐交差点。
左に行けば七保大橋から県道道42号線、並行する熊野古道ですが ^^
今回は脇道歩き、道は右へと曲がり野添地区へと入ります。
旧道の面影が残る野添の集落、
過ぎるとまたまた味気ない山間の長い県道歩きですが
道沿いに見るススキの穂や清流宮川の流れを楽しみながら歩いていくと
次が野原(のわら)地区
集落に道を少し歩くと野原交差点、右に七保神社、道を挟んだ七保第一小学校跡に
”お葉つきイチョウ”の木がありとの案内、立ち寄ります ^^
”お葉つきイチョウ”(県天然記念物)
樹齢350年、樹高20m、一部の実が葉の上なり
葉をつけたままで実が落ちる?というそのお葉附きイチョウ、
木はたわわに実をつけていますが、落ちてみないと分からない? ^^;
少し楽しませてもらって
大紀町は野原で最後の集落を抜けます。
町境になる注連指(しめさす)川で、渡る橋の先は度会町の田口地区 ^^
前回歩き終えた田口の集落に到着。
歩き始めて4時間30分、距離約19km、今回は案内書通りの道筋でした。
上田口からは伊勢市駅前のバスが1時間ごとに出ています ^^
今回は時間の都合上大紀町滝原からの逆歩きになりましたが、
2回に分けた熊野街道脇道・田丸から滝原まででした。 📷 8日
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