京都大原 惟喬親王御墓
京都の洛北、比叡山の北西麓にある「大原」。
四方を山に囲まれた小さな集落をめぐるにはいくつかの散策路がありますが、
何度も訪れている大原にもまだ歩いていないところがありました ^^;
それが大原観光保勝会のHPにある”風の道”。
この日はその道筋にある「惟喬親王御墓」に興味もあって、
猛暑は承知 ^^初めて?歩く夏の大原でした。
いつものように大原バス停前の駐車場に車を止めて
「三千院」への参道を行きます。
平日の夏、さすがに観光客の姿はまばらで ^^;静かな参道
この日は三千院の門跡碑を見て
すぐ前の廬山橋を渡り道を南下します。
途中にある「出世稲荷神社」を見てさらに道を下りますが、
この道は”野村別れ”から来る車の通行が多いところ。
左に仰木峠から比叡山へと続く”元三大師道”の道標を見て
さらに道を下ると国道367号線はすぐ、国道を少し南へ歩きます。
左手に「惟喬親王御墓道」の案内標石があり、
ここで再び山側へと登り返していきます ^^;
坂を上りきる少し手前の案内標石、案内に従い田んぼを抜けて山道へ
この道でいいのか?と思うような道を行くと共同墓地に出ますが
さらに鬱蒼とした林のなかへと続く道を奥へ ><;
すぐに「惟喬親王御墓(宮内庁管轄)」への道がありました ^^
右にあるのは親王の御霊を祀る「小野御霊社」。
左手の石段参道を上がって
さらに右、左と折れる石段を上ると御墓にでます。
第55代 文徳天皇の第一皇子である惟喬親王は不遇のまま若くして出家し、
比叡山麓の小野の里に隠棲幽居したまま五十四歳で薨去とHPにあります。
「木地師の祖」とも呼ばれ、2012年初夏に滋賀県東近江の奥永源寺山深く、
木地師(きじし)の里に惟喬親王ゆかりの地を訪ねて以来
いつかは訪れたかったところでした。 ※「木地師の里」記事は こちら
戻る途中、上野の段々畑から眺める大原の里南西部
大原”風の道”はここからコースがよく分かりません ><;
おおよその見当で歩くなかで見つけた”赤しそ”畑 ^^
道しるべもないのどかな田園地帯、風を拾って気の向くままに
国道”野村別れ”交差点に戻り、このあとは
次の”春の道”に出て「寂光院」へと向かいました。 📷 24日
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