若狭鯖街道 熊川宿
戻り梅雨のような天気が続くなかの貴重な晴れ間でした。
以前に若狭路城址巡りで訪れた美浜町の「国吉城」に刺激され、
この日は隣町の若狭町にある「熊川城」へと出かけましたが、
走る途中から雨模様となり、現地は本降りの雨になりました ><;
城跡があるのは若狭鯖街道の「熊川宿」沿いの山手ですが、
ここまで来て戻るのも・・・と、雨の中を宿場町散策です。
ここ熊川宿は若狭と京都との交易の拠点として発展した宿場町
その京都側(東口)からスタート
まずは「熊川番所」
平成14年に歴史的考証を行いながら復原され、一般公開された文化展示施設で、
全国唯一という伝建地区内に元位置のまま現存する番所建物
宿場は三つの町に分かれていますが
こちらは京へと向かう京口になる上ノ町(かみんちょ)の町並み
三つの町並みでは一番距離のあるところですが
主に平入(ひらいり)の建物が建ち並びます
上ノ町と中ノ町(なかんちょ)を結ぶ「中条橋」
ここからが中ノ町で宿場の中心部になるようです
すぐにあるのが熊川村の初代村長「旧逸見勘兵衛家住宅」で
伊藤忠商事二代目社長伊藤竹之助の生家
そして若狭鯖街道熊川宿資料館「宿場館」
近代洋風建築による旧熊川村役場
この通りは街道に面して平入(ひらいり)や妻入(つまいり)の建物に土蔵など
旧宿場町の面影を色濃く残すところでしょうか
妻入り建物 二階部
白石神社
熊川城下郭跡に祀られた熊川区の氏神さんで
小浜藩主酒井忠勝も合祀されているという
建物の間にある細い道は「御蔵道」と呼ばれ
古くは北川を往来した舟運の米が蔵屋敷までこの道を通ったそうですが
他にも足軽長屋への道という「長屋道」もあります
宿場の道と国道と交差するところが宿の枡形(ますがた)
熊川では”まがり”とも呼ぶようですがここからが下ノ町(しもんちょ)
流れる前川は右手に代わりましたが
下ノ町では多くの旅人が体を休めたという
そして宿場の小浜口(西口)に出ました
本降りとなった雨の中を戻りましたが、この日の目的でした「熊川城跡」は、
通ってきた資料館「宿場館」の裏手にあります
その「熊川城跡」
残念ながら土砂降りの雨のなかでこの日は登城を断念 ><;
ここは改めて天気の良い日に再訪することに。
雨中の若狭鯖街道「熊川宿」で
また違った宿場町の雰囲気を楽しみました ^^; 📷 13日
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