諸戸氏庭園 秋
各地からの紅葉情報も”見ごろ”のところが多くなってきました。
相変わらず遠出ができない状態が続き気持ちはやや焦り気味も ^^;
この日は地元の桑名市にある「諸戸氏庭園」です。
ここには本邸前に旧山田氏林泉と書院前に御殿庭園のふたつがあり、
春にはハナショウブやサツキが咲く本堤前庭園の菖蒲池 が人気。
現在もまだ御殿と主屋の改修工事が行われていますが、
今は庭園をめぐるだけの秋の一般公開が行われています。
花の咲く春の公開時には何度も訪れていますが、秋は初めてでした ^^;
拝観は今も工事のため煉瓦蔵の臨時入口から。
すぐに藤棚のある茶屋(藤茶屋)へと向かいますが、
園内にある紅葉はまだ染まり始め ><;
「藤茶屋」前から小門をくぐると
目の前に広がるのが旧山田氏林泉(菖蒲池)。
東西に長く伸びる浅い池を中心とする回遊式の庭園で、
池の中央では、南岸(左)から中島、池の西端には江戸時代以来の推敲亭が建ち、
春には栽培されている多品種の花菖蒲が咲きます。
北に向かい石の八橋が架けられていて、奥にある蘇鉄の築山へ。
園内の紅葉もまだこれからだけにこの日はロケハンです ^^
御殿へと続く見事な切石の道、
庭園内には60以上の石灯籠が配置されこちらもまた見どころでしょうか ^^
北側に流れる濠の傍には「神祠(しんし)」があり、
その奥、濠沿いには染まり始めた紅葉です。
石組の道を回り込むと書院前の御殿庭園(国名勝 )。
琵琶湖を模したといわれる池泉庭園で使われている石は全て青石とか。
揖斐川(いびがわ)右岸にある潮入りの庭園で、当時は干満の影響を受け、
当時は池の水位が変わりゆく汐入りの池となっていたという。
池泉庭園を周って本邸(主屋)前へ
細い石道を抜けて行くと「推敲亭」
山上の部屋に障子をめぐらした小さな建物ですが、
このあたりが最も古態を留めているとか^^
「推敲亭」の横に出ると北側(右手)の傍に建つのが「織部燈籠」。
載せてはいませんがこの後ろには京都五条大橋の欄干を用いたという
「橋杭燈籠(擬宝珠燈籠)」もあります。
そして、臨時の出口へは大石の敷かれた道を戻ります。
桑名市の「諸戸氏庭園」。
初めて訪れた秋の庭園でしたが紅葉の見ごろは11月終盤頃とか。
秋の一般公開は12月5日(日)までです。 📷 16日
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