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2021年2月27日 (土)

松阪お雛さま祭り

このところ県内中心に出かけてはいますが、ブログの更新は滞りがちです ><;
この日も県内のお雛ひなさんめぐりにと松阪市の
「松阪まちなかお雛さま祭り(3月3日・水まで) 」でしたが、
見に出かけてからずいぶんと日が経ち、開催ももう終盤です ^^; 
ここも”まちなか”とタイトルにありますが、
メイン会場は「平生町お雛さま館(夢休庵)」に「弥勒院善福寺」です。
 

その平生町にあるおもてなし処「おひなさま館(夢休庵)」

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近年では町なかの飾りも少なくなっているようで、
今年はコロナ禍もあり、ここが雛飾りの中心施設になっています。

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唯一の古雛は明治の可愛い内裏雛と三人官女

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施設内は手作りの吊るし飾りに段飾りが少し、
関係者の方たちによるアットホームな雰囲気のおもてなし処です ^^

ここから少し駅側に戻ったところにある「みろく院善福寺檀信徒会館」

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素敵な町家の建物ですが、ここにも様々なお雛様が展示されていて、
こちらは”みろくのひなまつり” ^^

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奥に続く土間の左右に飾られているのは吊るしびなと段飾り

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お雛さんは比較的新しい7段飾りや、親王飾りに御殿飾りなどに、
趣向を凝らした雛飾りが並びます。

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その最奥にある座敷には、
部屋いっぱいに飾られた吊るし飾りでした ^^

あとは松阪城跡のお城番屋敷へと行く途中にある原田二郎旧宅と、
本町通り周辺にある有料施設の旧長谷川治郎兵衛家と旧小津清左衛門家です。
こちらでは特別企画展「ちょっと昔のお雛さま」と題しての展示ですが

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ここ殿町にある「原田二郎旧宅」は無料の施設  

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お雛さんは昭和後期の7段飾りでした ^^

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原田二郎旧宅の屋敷跡を拝見したあとはお城番屋敷から松阪城跡、
伊勢街道の本町通り周辺へと行きます。

このあとは松阪商人の豪商宅として知られる旧長谷川治郎兵衛家と、
旧小津清左衛門家に飾られたお雛さんでした。
こちらの掲載はまたの機会に・・・ ^^;     📷 20日

2021年2月14日 (日)

東海道のおひなさま

すでに各地で始まっている「ひなまつり」のイベントですが、
コロナ禍のなかで今年はどんなかたちで行われるているのか?
やはり気になって出かけた「東海道のおひなさま 亀山宿・関宿」です。
三重県内のおひなさんイベントでも人気のところだけに、
初日のこの日、朝いちばんなら人も少ないか?と出かけました ^^;

まずは亀山市の東海道は西にある「関宿」からです。

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メイン会場の「足湯交流施設・小満の湯」から。
いつもならオープニングイベントが行われるところですが、
今年は関連イベントがすべて中止になっています。

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おひなさまもコロナ対策ですべて外から見ることに 

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おひなさん自体もその分少なくはなっているようですが、
そこはメイン会場だけに、それなりに華やかです ^^

あとは街道筋のおひなさんですが

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「橋爪家」
お家のなかで拝見できるのはここだけでしょうか?

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白木造り御殿飾りなど、
江戸後期から平成まで、各時代のおひなさんが展示されています。

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他はほとんど外から眺める(一部お店を除き)だけですが

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この時期、
こうして飾っていただけるだけでもありがたいことでしょうね。

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お店のなかの飾りを外から ^^
朝いちばんのためか、ほとんど密になることはなく、
静かな関宿の散策になりました。

次は東へと走り「亀山宿のおひなさま」です。

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こちらはここ「旧館家住宅」の飾りだけでしたが

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ここもまた様子が違い、いつものように座敷で見ることはなく
入口から土間を通って建物を一方通行です ^^;

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飾りは段飾りが中心ですが、京雛が多いのが特徴でしょうか。

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急遽付けたといわれてましたが・・・マスク ^^;

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官女にも 、
まぁ、やはり・・・でしょうか 。

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案内に従って行くと庭に出ましたが、
その庭先からは奥座敷の廊下に飾られていたおひなさんでした。

各地でもコロナ対策では苦労されているようです ><; 📷 13日

2021年2月 8日 (月)

海津市南濃町羽根谷の寒桜

岐阜県海津市南濃町にある「羽根谷だんだん公園」。
サクラとサトザクラ(八重桜)で知られるところですが、
谷筋を少し下った羽沢の右岸のは寒桜が植えられています。
春を待たずにひと足早く咲きだす花ですが、今が見ごろのようで、
花の無いこの時期 、ちょっと様子を見に出かけていました。

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2月ごろから咲きだすという寒桜ですが

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今年は暖かい日が続いたとこともあり開花が早いのか、
すでに花殻も多く見られ、ちょっと複雑な開花状態でした。

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ここは「だんだん公園」下流のあまり目立たないところにあり、
それほど知られているところではないんですが

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花に戯れるメジロが目当てか?

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訪れている人も多いようです ^^;

コロナ騒動が始まってまもなく1年になりますが、
さて、今年はどうなりますことやら・・・><;  📷 6日

2021年2月 4日 (木)

伊賀上野・芭蕉故郷塚

伊賀上野での芭蕉ゆかりの地めぐりは「蓑虫庵」から町なかを周るように、
次の目的地「芭蕉生家」と、松尾家の菩提寺でもある愛染院(あいぜんいん)の
「芭蕉故郷塚(こきょうづか)」へと行きます。

蓑虫庵から東へと歩くと上野恵美須町、その角にある芭蕉句碑

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”みのむしのねを聞きにこよくさの庵 ばせを”を見て、
茅町から寺町へと入り、綺麗に整備された寺町通りを北上して行きます。

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この道筋は藤堂高虎が城下町づくりを手がけた折りに寺院を集め、
城下町の守りに備えたといわれます。今も7つの寺院が建ち並び、
通りの中ほどには、鍵屋の辻の仇討ちで討たれた河合又五郎の墓がある
「萬福寺」など、それぞれに由緒や文化財を宝蔵しています。

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こちらはいちばん北の端(上野市中心部側)にある 「上行寺」。

伊賀上野藩主藤堂家の菩提寺で、天正16年(1588)藤堂高虎によって、
紀州粉河に創建
されましたが、伊予国を経てここに移築されます。

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境内に建ち並ぶ歴代藩主の碑のなか、
こちらが高虎公の墓碑。

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この先で横切るのが伊賀鉄道、お馴染みの忍者列車が通過! ^^
踏切を越えると上野中央通り。右折して東に進むと「芭蕉生家」ですが

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残念ながら現在耐震工事中で今は公開されていません ><;
通りすぎて次の濃人町交差点を右折すると目的の「愛染院」があります。

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松尾家代々の菩提寺でもある「愛染院(あいぜんいん)」。
山門と、山門前に建つのは「芭蕉翁故郷塚」の碑。

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本堂
正式には遍光山願成寺といいますが、本尊の愛染明王から「愛染院」とも。 

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本堂手前、左手角にある芭蕉句碑には、
”家はみな杖にしら髪の墓参り”が刻まれています。
大津に滞在していた芭蕉が兄の招きで帰郷し、盂蘭盆会に
家族で墓参りをした元禄7年(1694)51歳の時の吟。

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先にある紫門を開けて入ると

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左手に「瓢竹庵」
庵内には芭蕉の木像が祀られているそうですが、まだ見ていません ><;

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進んで右に曲がると奥に「故郷塚」があります。周辺には芭蕉のもうひとつ
”数ならぬ身となおもひそ玉祭り”の句碑(元禄7年(1694)吟)と、
他にも芭蕉ゆかりの俳人たちのたくさんの句碑、記念碑が建ち並びます。

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その「芭蕉故郷塚」。
碑面は磨耗していてほとんど読めませんが ><;
資料によると、中央に「芭蕉桃青法師」、右に「元禄七 甲戌 年」、
左に「十月十二日」と刻まれているそうです。
大阪市南御堂で没した芭蕉(51歳)の遺骸は遺言により、
大津市の義仲寺に葬られましたが、伊賀の門人服部土芳と貝増卓袋が遺髪を
持ち帰り、ここ愛染院の藪かげに埋め、碑を建て故郷塚としたという。

12年ぶりにめぐった伊賀上野・芭蕉ゆかりの地でした。 📷 1月29日

2021年2月 3日 (水)

伊賀上野・蓑虫庵

伊賀上野城で少しだけ夫婦雛を楽しんだあとは伊賀市上野の散策です。
ここは”ひなまつり”などで何度も訪れているところですが、
やはり伊賀上野といえば松尾芭蕉の生誕地だけに、やはり芭蕉ゆかりの地へ ^^

上野公園の西側(堀の道)から城下町に入って赤門通りを南下して行くと、
すぐに「伊賀上野城西大手門跡」に出ます。

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案内の石標が建つ角から右に折れ、西之立町通りを南下しますが

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伊賀上野は忍者の里 、町筋には忍者?との撮影ポイントも ^^
東西に延びる旧大和街道の本町通りから、二之町通りを見て、
いったん三之町通りを西へ入りますが、次の中之立町通りをふたたび南下。
この辺りは気のむくままに ^^;途中で通る「忍町(しのびちょう)」。

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この町筋は忍びの衆と呼ばれた伊賀者が住んでいたところでもあり、
その屋敷が残っていて、建物は「赤井家住宅」。

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走るバスは上野コミュニティバス ”にんまる”。なんでも忍者です ><;
この先でちょっとレトロな町筋を西に折れましたが

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この筋は”コトコトこみち”と呼ばれているようで、
こちらはちょっと昭和レトロを思い出す浴場の「一之湯」さん。
ここから角を曲がってふたたび南下していくと

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芭蕉ゆかりの地、最初の目的地「蓑虫庵」に到着 ^^
こちらが正門ですが、受付は左手に。

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芭蕉の門人、伊賀衆の高弟服部土芳の草庵で、ここを訪れた芭蕉が贈った
”みのむしのねを聞にこよくさの庵”の句にちなんで名付けられています。
 
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中門を入るとその先には「古池塚」があり

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”古池や 蛙飛び込む 水乃音 はせを”の句碑が建つています。
  句は貞享3年(1686)江戸深川芭蕉庵での吟

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左手に建つのが「蓑虫庵」

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庭先を回り込んで行くと、東門がありその手前左に「若菜塚」、
右に「蓑虫塚」が建っていますが、碑には土芳と黄子(印)の句が。
さらに右には芭蕉が帰郷した時に、脱ぎ捨てたわらじを土芳がもらい受け、
塚としたという「わらじ塚」がありますが、省略 ^^;

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東門沿いを奥に行くと「服部土芳供養墓」

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さらに北側を奥に行くと「芭蕉堂」と、その右手前には「なづな塚」です。
なづな塚は ”よくみれは なつな花さく 垣ねかな” の芭蕉句碑、
「芭蕉堂」は大津市の義仲寺にある芭蕉堂にならって
昭和5年(1930)に建立されたもので、芭蕉像が安置されています。
何年振りか?懐かしい「蓑虫庵」でした。

伊賀上野ではもうひとつ外せないのが「芭蕉翁生家」と、
その近くにある「愛染院故郷塚」ですが・・・続きます。 📷 1月29日

2021年2月 1日 (月)

伊賀上野城

雪の多度山を先出ししましたが、この日はその前日でまた寒い日でした。
久しぶりには町歩きにと出かけた三重県内 ^^;伊賀市(伊賀上野)です。
この時期、すでに各地では恒例の”ひな祭り”が始まっていますが、
今年はさすがに出かけるのはちょっと躊躇してまだどこも未訪問 ><;
そんななか、伊賀上野城内でひな祭りではありませんが、
”夫婦びな展”が開催されているという・・・。
伊賀上野といえば毎年「城下町のおひなさん」が開催されているところ。
今年は残念ながら中止のようで、それならお城の夫婦雛もよろしいかと ^^
十数年ぶりに芭蕉ゆかりのまち歩きを兼て出かけました。

まずはその伊賀上野城(上野公園)からです。

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本丸跡から眺める伊賀上野城

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定番の撮影スポットからですが 、綺麗な白亜三層の復興天守閣です。
今回はお城の沿革など詳細は省略させていただいて・・・城内へ ^^;

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1階正面、迎えてくれるのは高虎像(木彫)に鎧冑 と、
伊賀上野城のキャラクター”た伊賀ーくん(タイガークン)”です ^^ 

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その左隅に並べられたお雛さん(内裏雛)

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年代は分かりませんが、比較的新しい時代の内裏雛です。

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少し年代物(昭和中期)らしいお雛さんもありますが ^^;、
古雛といわれるものではありません ^^;

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1年ぶりにまた”ひなまつり”の季節になりましたが・・・

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本頭西陣織本仕立十二単衣 京雛
今年はコロナが収まる様子もなく、さて、どうなることでしょう ><;

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”忍者の里”ともいわれる伊賀の国
城下町にはもちろんですが、城内にも忍者がおります ^^;

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大天守閣3階
城内は資料館となっていて多くの展示品がありますが、
見どころとしては3階格天井の大色紙でしょうか?
天守閣復興祝いに寄せられた著名人の書画など46点が楽しめます ^^

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藤堂高虎が築いた伊賀上野城で有名なのが、高さ30mの高石垣、
城跡をまわりながら・・・

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こちらが茅葺門と

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その奥にある芭蕉「俳聖殿」
旅に生き旅を栖(すみか)とした芭蕉の旅姿を模したという建物ですが、
殿内には伊賀焼の芭蕉座像が安置されていて、
毎年行われる芭蕉祭(命日の10月12日)で公開されます
 。

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お城の西側から眺める見事な高石垣。

城内に展示されたお雛さんを少しだけ楽しみましたが、
このあとはぶらり町歩き、芭蕉ゆかりの地をめぐります。  📷1月29日

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