山の辺の道 秋!
台風14号の接近が予想される週末・・・ということで、
この日は午後から雨との予報でしたが、晴れている間にと、
急遽出かけた奈良県は「山の辺の道」南コースです。
今年の春はコロナのために出かけられず、
この時期もすでにヒガンバナも期待できないと思いながら、
秋の「山の辺の道」もまた良し! かと^^
少し遅い時間のスタートでしたが、いつものように近鉄桜井駅から
海柘榴市(つばいち)に出ます。
今回は特に道筋の神社仏閣や史跡の紹介はサラッと・・・で、
秋の景色を楽しみながらの古の道歩きです ^^
海柘榴市から「金屋の石仏」への道、すぐ先がその金屋の石仏。
この辺りからは神社仏閣が多く見どころの続くところですが、
サラッと通り過ぎていきます ^^;
最初の寺院は聖徳太子の建立と伝わる古刹「平等寺」、
ここからは広大な「大神神社」の境内を南から北へと周っていきます。
大神神社正面二の鳥居前から「若宮社」への参道
大神神社を北側に周りこむとその先が「狭井神社」、
ここを過ぎるとようやく山の辺の道らしい雰囲気になります。
柿畑や田んぼ沿いの細い道
道は森の中から「玄賓庵」の白壁沿いを行く石畳の道
”山邊道」の石柱が建つ森の道を登ると・・・
「桧原神社」、ここは大神神社の摂社で元伊勢といわれ、
本殿前の珍しい”三ツ鳥居”で知られます。
ここまでは有名寺社の多い道ですが、ここからは集落や田園地帯を行く古道。
桜井市箸中の集落を見下ろすここには「大和の青垣」案内板があります。
”倭は国の まほろば 倭しうるはし たたなづく 青垣 山籠れる” と
古事記にうたわれている奈良盆地の周りを囲む山地は、
昔から青垣山と称されて昭和45年(1970)末には
盆地の東部の丘陵線が大和青垣国定公園に指定されています。
集落を抜けてふたたび田園地帯の中を行く道
「山の辺の道(山邊の道)」は古代、奈良盆地の東に連なる
美しい青垣の山裾を縫うように、
三輪山の麓から石上(いそのかみ)を通り奈良へと通じる道・・・と。
桜井市穴師の集落
道沿いには、今も日本書紀や万葉集などにゆかりの地名や伝説が残り、
数多くの史跡が残りますが、今回は秋を楽しむ道歩き ^^;。
穴師の田園地帯と、はるかには奈良盆地が望め、
さらに左手には信貴、生駒の山々が連なります。
この辺りは綺麗な花々も見ることができ癒されるところ ^^
すぐに「景行天皇陵」ですが、その傍を巻いて行くと渋谷の集落。
天皇陵より綺麗なコスモスに目がいきました ^^;
山の辺の道南コース
ここからすぐに「崇神天皇陵」ですがちょっとひと休み 。
このあとは桜井市から天理市へ・・・続きます。 📷 7日
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