国史跡 赤穂城跡
旅の2日目は何所へということもなくそのときの都合でした。
天気予報が雨模様とのことでしたが、明ければ薄日が差す曇り空。
それならと、何十年ぶり?かの「赤穂市」へ走ります。
ここも訪れたのは大阪勤務時代での慰安旅行だったため、
観光の記憶はほとんどありませんが ><;
赤穂といえばやはり忠臣蔵、浅野家の居城「赤穂城跡」です。
ナビに導かれて着いたのは西の駐車場で、
江戸時代の雁木(石段)がある三之丸塩屋門 からでした。
その雁木と良寛碑のある塩屋門
桝形の門跡から武家屋敷群跡の三の丸跡を行くと「大石神社」です。
神社に参拝して城跡をめぐりましたが、ここからは城の構えが分かるように、
順序を変えて北東側にある三之丸大手隅櫓と大手門からです。
その三の丸大手隅櫓は昭和30年(1955)の再建
左手にある三の丸大手門を入って、
赤穂城最大という桝形の虎口を通り抜けると
大石良雄邸跡と長屋門、大石神社はこの敷地内にあります。
南に進むと、左手に広がる三の丸跡に整備された”武家屋敷公園”があり、
さらに進むとまだ整備中の三の丸跡が続き・・・これは広い ^^;
ここで本丸に向かう”二の丸門跡”(説明板のみ)に、
この石垣はその名残りでしょうか?ちょうど堀を分断しています。
そして二之丸跡
門があるのは”大石頼母助屋敷跡”
ここには”二の丸庭園”があります。
二の丸の約四分の一を占めるという大規模な回遊式庭園をしばらく散策 ^^
このあとは復元整備された本丸跡です。
赤穂城跡の碑が建つ本丸への門は”一の門”
左右には堀が残りますが、
本丸と二之丸は輪郭式、二之丸と三之丸の関係は梯郭式になっていて、
南面が瀬戸内海に面していた変形輪郭式の海岸平城です。
一の門の先は桝形になっていて、重厚な二の門”本丸門”との二重門。
門を入ると広大な本丸御殿跡ですが、
平成元年(1989)に御殿の間取り復元が行われたそうです。
最奥の東面にある本丸庭園。
池泉を中心とした庭園で、御殿南面の大池泉、中奥坪庭の小池泉、
本丸北西隅の池泉により構成された再現庭園です。
南面から見る庭園と天守台
独立天守ですが、築城当初から天守は築かれていなかったようです。
天守台から眺める庭園と
御殿跡
今回は城跡の三の丸から二の丸、本丸を中心にめぐりましたが、
江戸時代でも比較的新しく築城されい城としては戦いを意識した赤穂城。
堀に巡らされた石垣など見どころも多い城跡です。 📷 17日
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