2024年7月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

« 福井 養浩館庭園御屋敷 | トップページ | 太子道 斑鳩から飛鳥へ »

2020年2月 2日 (日)

名勝 養浩館庭園

養浩館庭園(旧御泉水屋敷)の建物内から眺めた庭園。
その後も雨が止む気配もなく、雨中での散策になりました ^^;
池を敷地の中央に配し、その周りを散策しながら
変化する景色を楽しむことができるという回遊式林泉庭園は、
自然のなかに溶けこんだ水と石の造形美が楽しめるという。

建物を出て東側の園路から右回り

Yokokang01
「御月見の間」からせり出した月見台沿いには、
浅いせせらぎ(遣水)が流れ、かってはもう少し広い流れで
ここに月の出を見ることができたという。

Yokokang02
その先には「御月見の間」
福井の名石が用いられた飛び石と特徴的な砂利の洲浜

Yokokang03
せせらぎの流れる先には細長い巨石の大きな橋が架かり、
その巨石の下を浅い流れがしみ込むように流れる趣向だそうです。

Yokokang04
自然石の石橋の先からは一気に視界が開き、
砂利の洲浜と「御月見の間」、奥に「御座の間」です。

Yokokang05
そして、流れの庭から奥行きのある池の風景が広がります。

Yokokang06
すぐにあるのが「臼ノ御茶屋」
かっては南側(塀の外に)にも広がっていたようですが、
今は2mほどが市道等になっているため、あるのは遺構(礎石)のみ。

Yokokang07
さらに進むと、趣きのある景石による岩組護岸が続きます。

Yokokang08
池から最も深く入り込んでいる渓谷部

Yokokang09
この石橋は池面から高く架けられていて、渡ると岬の先の小亭が現れます。

Yokokang10
この辺りはその景石と石組の景観が楽しめるところですが、
この日は雨に濡れた石の園路を行くのみ ^^;

Yokokang11
小亭(清廉)
総ケヤキ造り、屋根は柿葺(こけらぶき)

Yokokang12
その先にある七重層塔から池越しに見る建物の全体ですが、
池のなかに中島を配していないのも特徴の一つとか。
ここがほゞ中間地点になりますか?

Yokokang13
すぐ先には、州浜状に敷き詰められた玉石と達磨型の岩島が
景観のアクセントにもなっているようです。

Yokokang14
池から流れ出る水路には
ここにも曲線の美しい切石橋が架けられています。
(菰が敷かれているのはやむ得ないですが、ちょっと残念 ^^;)

Yokokang15
小さな石橋と石の園路
やはり冬ですから足元注意ですね ^^

Yokokang16
池を回って庭園の北側に出ました。
こうしてみると南北に細長い建物のほとんどの面が、
水に接した形で建てられているのがよく分かります。

福井市の中心部にありながら、自然豊かな空間に佇む「養浩館庭園」。
雨のなか、また格別の趣を感じた名勝庭園でした ^^ 📷1月30日

« 福井 養浩館庭園御屋敷 | トップページ | 太子道 斑鳩から飛鳥へ »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 福井 養浩館庭園御屋敷 | トップページ | 太子道 斑鳩から飛鳥へ »