京都一周トレイル 伏見・深草
京都の東南、伏見稲荷から比叡山を経て北山を周り、
西の清滝から嵐山までの全長約70kmにわたり整備されたハイキングコース。
東山、北山東部・西部、西山、そして京北と、5つのコースに分かれていて、
「京都一周トレイル」と呼ばれるハイカーに人気の道ですが、
平成26年(1914)東山コースを南に延伸した、
約9.5kmの「伏見・深草ルート」が新たに開設されました。
以前にその一部を歩いたとき、いつかまた歩きたいと思いながら買った、
東山コースのガイドブックが眠ったままに ^^;
この日はその伏見・深草ルートを使った新春初歩きでした。
その起点となる京阪伏見桃山駅
ちょうど駅が工事中で、”標識NO1”は工事の囲い塀に貼られています ^^;
ここから御香宮神社,伏見桃山城,伏見北堀公園,大岩山展望所,
大岩神社を通り伏見稲荷大社奥社へと向かいます。
すぐに「御香宮神社」前を通過、
この先で奈良街道と交差しますが、真っ直ぐに東へと行きます。
JRの踏切を越えると静かな明治天皇・昭憲皇太后御陵への道へと続きますが、
ここは右に折れていったん「乃木神社」へ。
神社に立ち寄ったと戻って北上、「桓武天皇御陵」参道を行きます。
その先にある”標識NO5”でふたたび東に曲がると「伏見桃山城」。
道は二通りありますが、今回は城跡内を抜けて行き、
「伏見北掘り公園」に入ります。
公園を抜けて市街地に出ると深草墨染通りにあるのが”標識NO12”.
この辺りは伏見城武家地で黒田長政下屋敷跡参考地とか。
と、まぁこんな具合にルートガイドは持っていても、
拠点にある標識が歩きの友で、これを見落とすと迷うことにも ^^;
すぐ先で”八科峠”の道標を見ると、あとはこの日のハイライト
大岩山展望所から大岩神社へと行くだけでしたが・・・
その登り口になる大亀谷にあった「古御香宮」 が気になり立ち寄ります。
深草大亀谷を中心とする「峠」一帯の氏神として深く信仰されているそうで、
十月の「御香宮神幸祭」には神輿の御旅所となっている・・・と。
戻って、この先からは少しトレイルが楽しめる道
らしき道を登っていきますが、それは束の間 、
視界が開けると一面に広がる太陽光発電のパネル群 ><;
そして
大岩山展望所 到着
南には間近に見える伏見桃山城、
そして南には大阪も見渡せるそうですが・・・?
ひと休みしたあとはこの日唯一これぞトレイルの山道?かと
思いながら大岩神社参道を下ります。
いきなり現れる朽ちたような鳥居群に多くの塚を見ることに ><;
”大岩・小岩の二神石を男神・女神として祀り, 古来より,
「難病の神様」との言い伝えがあるというそうですが・・・”
チョッと不気味な感じがします ^^;
途中にあるこの鳥居は日本画家の堂本印象が寄進したいう鳥居。
これもなんとなく異様に見えますが・・・
ここは明るい日に通りたいところです(迂回する大岩街道あり)^^
神社を抜けるとふたたび市街地に
ここからはまたこの標識を拾いながら行きます ^^;
深草谷口町の交差点手前から名神高速をくぐりますが
その手前にある「仁明天皇陵」
ここは住宅街の中にひと際静寂の世界でした。
この先は枝道(別ルート)が交差する迷いやすい道を、
深草トレイルと京都一周トレイルの標識を拾いながら行きます。
白菊の滝・一の峰の案内板を見ると伏見稲荷はすぐ 。
ここからは以前に稲荷の”お山めぐり”で歩いたところ ^^
懐かしい竹林のなかの道を行き
”青木の滝”から”弘法の滝”を過ぎ
「伏見神宝神社」を見ると
すぐに伏見稲荷大社”根上がりの松”がある千本鳥居の参道です。
あとは鳥居の中の参道を”熊鷹社”から三ツ辻へ、
息が切れそうになりながら石段を登ると四ツ辻に到着!
青空の下、京都市街を眺めながらのひと休み。
この先、泉涌寺まではすでに歩いているためこの日はここまででした。
今回歩いた伏見・深草コースはいろんな選択肢のある道で楽しめます。
次は今熊野から東山をめぐる京都一周トレイルコースですが、
さて、どこまで行けるか?あらためて歩きます ^^ 📷 11日
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