御在所岳 裏道登山道
またまた御在所岳ですが ^^;中道登山道の奇岩珍岩を楽しんだときから、
次は裏道登山道を歩こうと決めていました。
平成20年(2008)9月の集中豪雨によって大きな被害を受けたときは、
「藤内小屋」の復旧に集まったボランテァの皆さんの活動が話題になりました。
この日はそうした復旧後の登山道を確認したかったのが目的で、
特に6合目付近の迂回路が知りたくて、その先の7合目まででした。
スタートはロープウエイ山麓駅の横から1合目に入り、
蒼滝分岐からスカイラインの蒼滝橋に出て登山口へと行きます。
登山口手前から眺める蒼滝橋(手前)と奥にかもしか大橋です ^^
道はここからすでに大きく変わっていて、
旧道と並行するように北谷(三滝川)側に車道が造られています。
その道を行くとすぐに「日向小屋」ですが、
この辺りも豪雨の被害をまともに受けたところだけに、
登山道もまた激変していました ><;
その登山道は日向小屋の下を流れる川の中にあり、
先にある堰堤の鉄骨の間をくぐります。
くぐった先の”七の渡し”も様変わりしていて、
のっけから川の中を行く渡渉気味の道になっていました。
あとは以前のままで変わらず、静かな樹林の中の登山道、
道端にはイワカガミの群生地もあり、早春には楽しみなところです。
しばらくで「藤内小屋」到着。
ここはこの先にある籐内壁を登るクライマーたちの定宿にもなっています。
小屋を回り込んでいくと
目の前に御在所岳が見えますが
足元は川を埋め尽くす石だらけの道で、
岩に描かれた赤いペンキの〇印や矢印が道しるべ。
ここもずいぶんと変わりました。
川の中を横切って東の山腹に入りますが、
その傍にあるのが 裏道の奇岩ともいえる”兎の耳”です ^^
北谷から眺め。
この先からは北谷沿いを東側を行く樹林の中の登山道ですが、
すぐに巨岩や巨石のなかの岩道に。
5合目を過ぎると「藤内壁出合」
日本三大岩場のひとつともいわれ、ロッククライミングのゲレンデがある
クライマーに人気の 藤内壁ですが・・・
残念ながら一般の登山者は立ち入り禁止です ^^;
さらに続く岩道を上って行くと
北谷の頂部にでます。
道には少し残雪がありましたが問題はなく、すぐに6合目です。
この先が旧道の崩落地で、ここからが崩落地迂回路。
案内で右に取り、岩場の道を急登することになります ^^;
高度を上げるにつれて開けたところからは
藤内壁北側に連なる岩壁がはっきりと見ることができます。
迂回路を登りきると6合目のザレ場。
ここを過ぎるとこの日の目的地である7合目はもうすぐ
その7合目手前から眺める藤内壁
そして7合目に到着。
この先はクマザサの生い茂る掘割状の道を行きますが、
すぐに8合目の国見峠です。
ここまで来れば山上公園まで登った方が楽なんですが ^^;
この日の目的はここまでで、来た道を戻りました。 📷 19日
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