遠州浜松 鳥羽山城跡
浜松市二俣町にある二俣城跡と鳥羽山城跡を訪れましたが、
今回は二俣城跡の南にある「鳥羽山城跡」です。
二俣城跡の西側にある遊歩道を下って行くと、天竜川の堤防に出ます。
ふたつの城は、天竜川に面した天然の要害として築かれていて、
その間はわずか500mほどの至近距離にあります。
堤防からすぐ先に見える小山に築かれたのが鳥羽山城。
こうして歩いてみると、その距離の短さに驚きますが、
突き当りの山腹を右に回り込んで行くと、駐車場のある大手道口。
散ったモミジ葉が綺麗なその大手道
上りきると右手にあるのが東曲輪
その先にはわずかに残る石垣、ここが大手門跡、
門に冠るように見えるモミジの木はまだ散り残っていました。
大手門の先にはすぐに本丸跡があり、
鳥羽山城は二俣城とは違って迎賓機能を備えた領主の居館・・・
ではなかったか・・・との説明に納得。
周辺にもまだ綺麗な紅葉が残ります ^^
本丸の大手門口近くと東側にある土塁周辺の紅葉
散ったモミジ葉もまた綺麗ですが、その土塁へ
土塁周辺の紅葉もまた見事!
土塁の中央には橋が架かりますが、ここが東門
反対側の本丸西側には庭園遺構が残っていて
その北側にあるのが搦手門
門を出て右にいくと北曲輪らしきところですが、ここは左に回り込みます。
少し高台には笹曲輪があり、戻って西側の道を下っていくと
縦に長い腰曲輪になっています。
大手口へと戻る途中から、本丸へと続く道に入りました。
戻った本丸の南にある展望所からは、
眼下に天竜川を見おろし、遠く遠州平野の雄大な広がりが望めます。
ここは徳川家康が二俣城を攻めたときに本陣を構えたところですが、
その後、二俣城の一部として機能した「別郭一城」でもあったとも。
現在は公園として市民の憩いの場となっているようです。 📷 14日
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