遠州浜松 二俣城跡
ちょうど一週間ほど前に、静岡県浜松市二俣町にある城山公園で、
紅葉が見ごろとの情報で知った「二俣城跡」。
北遠では紅葉の名所で知られるところだそうですが、
紅葉を見に行く気はなかったものの、気になったのはその二俣城跡です。
この城をめぐっては、武田と徳川との間で争奪の攻防戦が繰り広げられ、
また、武田に内通したとの疑いをかけられた家康の嫡男、松平信康が、
自刃した悲劇の城としても知られるところ。
二俣町にはもうひとつ「鳥羽山城跡」もあり、久しぶりの城跡めぐりでした。
まずは二俣城跡から
城址入口
紅葉はもう終わっているだろうと思っていましたが・・・
石垣の残る大手門跡から
まだ、見事な紅葉に覆われた二の丸跡を回り込んで行くと
目の前には天守台と
本丸跡が広がります。
現在は城山と呼ばれている小山に築城されていて、
台地の標高は40m、本丸の標高は80m、比高40mという。(国史跡)
右手にある、まばゆいばかりの紅葉が気になり ><;
まずは二之丸跡の紅葉です ^^;
まさか、まだこんなに綺麗な紅葉が見れるとは思っていませんでしたが、
これはほんとにオマケでした ^^;
本丸に戻り
本丸の北川から紅葉越しの天守台
その天守台は野面積みの石垣で、
隅石には当時の先端の積み方である算木積みが用いられています。
天守跡はあまり広くはありません。
本丸東側にある、食い違い虎口を出ると北曲輪がありますが
今は旭ヶ丘神社が立てられていて、
石橋の下には麓から続く石段の参道があります。
本丸から二之丸を取り巻くように土塁が築かれていて
こちらは南側に残る土塁の上
さらにその南側には堀切があり、傍には蔵屋敷跡が残ります。
その先、南曲輪へは道が荒れていてたため、西に続く遊歩道へと入りました。
この日は紅葉の色づいた城山の紹介みたいになりましたが ^^;
ここにはもうひとつ、少し南に行ったところに「鳥羽山城跡」があります。
遊歩道はその鳥羽山城跡へと続いています。 📷 14日
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