中山道中津川から南木曽へ
岐阜県中津川市を通る中山道三宿・中津川宿、落合宿、馬籠宿の各宿で、
11月3日(日)に行われた中山道中津川”三宿街道祭り”。
すでに7回目というイベントだそうですが、初めて知りました ^^;
馬籠宿から県境を越えれば妻籠宿ですが・・・それならと、
三宿の祭りを見ながら、中津川から南木曽までのウオーキングでした。
天気予報は”曇り”でしたが・・・当日は晴れ!
中津川駅から中山道に出て、まずは中津川宿の”六斎市祭り”です。
こちらのメインは”六斎市ごへーまつり”
まだ始まったばかりの会場の様子をざっと見ただけで ><;
ここからウオーキングのスタートです ^^
このコースはすでに歩いているため、
今回は祭りを楽しみながら街道筋の見どころも少し載せていきます。
中津川宿の東口にある「茶屋坂の高札場」を見て次の落合宿へ。
途中の見どころは「尾州白木改番所跡」や「子野(この)石仏群」
そして「子野の一里塚跡」
この先、落合宿までは「与坂の立場跡」の見どころもありますが、
急な上り下りを繰り返す道を行きます。
この日はJRの”さわやかウオーキング”(こちらは逆回りコース)に、
11月2日(土)の朝から岐阜駅をスタートしているという
”中山道ウルトラフリーウオーキング・100km”を歩く人たちもいて、
街道筋はなんとも賑やかでした ^^
その落合宿、
こちらの「落合宿まつり」は”石場搗(づ)き餅の実演”と振る舞い、
そして「本陣」の無料公開でした。
いうもは静かな落合宿もこの日は賑やか ^^
ここを過ぎると中山道美濃路のハイライト、十曲峠と落合の石畳。
苦しい峠道を登ってひと息着くと、すぐに約840mの見事な石畳が続く道。
ここからも馬籠宿から馬籠峠へと上りの道が続きます。
石畳を過ぎるとやがて「新茶屋」、手前にあるのが「新茶屋の一里塚」。
我がブログでも何度か紹介していますが ^^;
お馴染みの「是より北 木曽路」碑
その隣には芭蕉句碑「送られつ 送りつ果ては 木曽の穐」もあります ^^
※平成17年2月の市町村合併により、長野県山口村は岐阜県中津川市に
越県合併され、馬籠宿は岐阜県(美濃)になっています。
右手に恵那山が見えると「馬籠宿」はすぐ。
この日の三宿祭りでも楽しみにしてた”皇女和宮降嫁行列”でしたが・・・
少し到着が早くてまだ出発前でした ^^;そのまま宿を抜けます。
行列を待つ人たちや、観光客で賑わう馬籠宿
宿の東口にある「高札場」を見ると、この後はふたたび山の中 ^^
このコース最高点の「馬籠峠」を目指します。
途中にあるここはお休み所には ”十返舎一九狂歌碑」、
ここでひと休み ですが^^;
馬籠宿から妻籠宿を歩かれる外国人の多いのにはビックリです。
最後の集落を抜けると10分ほどで「馬籠峠(801m)」に到着、
ここからは峠道を下るのみ。
下る峠道で最初に出会うのが「立場茶屋」の牧野家住宅、
ここには「一石栃(いちこくとち)の白木改番所跡」もあります。
ひと休みしたあと、ふたたび峠道を下って行きます。
峠を下りきると「大妻籠」
大妻籠には見ごたえのある宿もあり必見ですが・・・
これはあらためてハイライトで紹介したいところ ^^;
道が蘭川(あららぎがわ)に沿うようになるとやがて「妻籠宿」。
寺下の町並みから宿の中心部へと入って行きますが、
歩いて来ると、いつも南木曽駅に向かう時間が気になるところだけに、
今回も観光は無し ^^;
宿場を通りすぎて「高札場」
さすがにここからは観光客の姿もなく一人旅になりました。
妻籠城跡への道を分けるころから(この日は行きません ^^;)
空模様も怪しくなり、ついつい足が速くなります。
山の中に突如現れるのは「上久保の一里塚」、
南木曽にある一里塚の中でも原形をとどめる貴重なひとつです。
この先で「かぶと観音」を見るとJR南木曽駅はもうすぐ ^^
道筋から南木曽の町並みが見えるとすぐにSLがある公園に出ますが、
ここが駅への分岐で、中山道は右に入り次が三留野宿です。
我が木曽路ウオーキングは真っ直ぐ進んで南木曽駅まででした。
この日は祭りを楽しみ、寄り道もしてのウオーキング、
長くなりましたが 、”木曽路はすべて山の中である” ですね^^ 📷 3日
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