中山道 馬籠峠から大妻籠
中山道中津川の”三宿祭り”を見ながら歩いた、中津川から南木曽まででしたが、
このコースは人気の馬籠宿や妻籠宿を始め多くの見どころがあり、
また、歩きやすく、中山道歩きの中でも気に入っているところです。
前回は途中の見どころをほとんどカットして載せてしまいました ^^;
特にハイカーには人気の馬籠宿 ↔ 妻籠宿間ですが、
今回はその中間にある馬籠峠から大妻籠までの見どころ、といっても、
”木曽路はすべて山の中である”・・・という山の中のハイライトです。
まずは馬籠峠から
標高810mの馬籠峠、中山道の案内板がありますが、
落合の十曲峠から上ってきた道はここから6kmほどの下りになります。
馬籠宿からの急な坂道とは違ってこちらは比較的なだらかな道。
ここは往時のまま残る中山道
その途中、一石栃にある「立場茶屋」
かっては7軒ほどの家があったそうですが、今はこの牧野家だけ。
さらに道を下り、一石栃を抜けると渓谷沿いの道になります。
下る途中の三叉路で、この庚申塚を見ると
「男滝・女滝」への案内が板あり、ここはちょっと立ち寄ります。
ここは県道からも来れますが、車道から少し山の中に入るとある二つの滝。
最初にあるのが男滝
そしてその奥に女滝があります。
”木曽に街道が開かれて以来、旅人に名所として親しまれてきた
憩いの場であった・・・”と、また、吉川英治の「宮本武蔵」にも
取り上げられている”と、説明にあります。
この辺りは道が入り組み、中山道が交差している場所だけに、
来た道を戻って下り谷の集落を抜けますが、ふたたび山の中へ。
峠道から大妻籠の集落が見えると
最後の石畳を急降下!
峠を出たところにあるのが「下り谷の一里塚」で、峠道はここまで
すぐに「庚申碑(塚)」 があり、大妻籠に入ります。
本卯建と出梁造りの民家が連なった小さな集落ですが、
現役の御宿(民宿)が連なり、妻籠宿とは違った趣があります。
この先、蘭川(あららぎがわ)に沿うように行くと妻籠宿はもうすぐ。
中山道の中津川から南木曽まで、”中津川三宿祭り”に誘われた歩きでしたが、
祭りはあまり楽しめなかったものの、これは想定内 ^^;
木曽路のハイライトを楽しんだウオーキングでした。 📷 3日
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