敦賀まつり山車巡行
敦賀に秋の訪れを告げる北陸唯一の長まつり「敦賀まつり」。
例年9月1日から15日まで長期にわたって行われるため、
「氣比の長まつり」として知られています。
その中でも氣比神宮の例祭となる、9月2日の宵宮祭、3日神幸祭、
そして4日の例大祭が敦賀まつりのメインですが、
前回訪れた2014年は天候不良で山車の巡行が中止になりました。
忘れていたまつりの山車巡行、5年ぶりに出かけた敦賀まつりです。
今回は少し早めに出かけて駐車場を確保 ^^
しばらく市内を散策してから山車が集結する気比神宮前の会場で待機。
12:00
各地区の山車(やま)が神宮前の交差点に集まってきます。
すでに各町を巡行していた山車が曳かれてきて
次々と神宮の鳥居前に整列する山車
すでに5基の山車が集まり最後の山車を待ちます。
その山車が曳かれてきました。
指定の位置に魅かれて全山車が揃います。
前回訪れた2014年はこの巡行(曳揃い)が中止になりましたが、
その前の2009年にはこのあとに行われる巡行の出発を見ているため、
これでやっと山車の曳揃いと巡行出発式を見たことになります ^^;
では、各町の山車を順不同ですが年代順にご紹介 ^^
「金ヶ辻子山車」は刀根坂の合戦。
分かり難いですが、武将は織田信長、朝倉義景、山崎吉家で、
越前朝倉の潰滅となった戦いです。
「唐仁橋山車」は山崎の合戦。
武将は羽柴秀吉、明智光秀、丹羽長秀で、有名な秀吉中国大返しによる
主君の弔い合戦天王山の戦いです。
「東町(旭)山車」は賤ヶ岳の合戦。
あの七本槍で有名ですが佐久間玄蕃盛政、柴田勝家に加藤清正ですが、
信長の後継争いは秀吉と柴田勝家の戦いでした。
「観世屋町山車」は関が原の合戦。
武将は石田三成、大谷吉継と小早川秀秋ですが・・・
戦いを決した運命の3人でしょうか。
「御所辻子山車」は大阪冬の陣。
武将は上杉景勝と後藤又兵衛の山車だけ馬の武将がありません。
最後は「鵜飼ヶ辻子山車」で大阪夏の陣。
武将は真田大助幸昌(真田幸村の嫡男に秀頼と淀君ですが、
この戦いで大阪城は落城。淀君と秀頼は自刃します。
このあと午後からの巡行になりますが、
その間に敦賀消防団消防鳶隊の”つるが鳶”によるはしご乗りが披露されます。
このあとはその”つるが鳶”のはしご乗り演技です ^^ 📷 4日
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好好爺さん
気比神社の祭礼で繰り出す山車行列は、豪華なものですね。テレビでも幅していましたが、こうしてお写真で拝見すると、更によく理解できます。気比神社は北陸路でも有数の神社で、私もお参りしたことがあります。敦賀祭りの一環なんですね。東北のネブタ祭りなどに匹敵するのではないでしょうか。
投稿: shuttle | 2019年9月 5日 (木) 08時32分
shuttle さん
例大祭の山車は等身大の人形に本物の甲冑と能面を着せた、
戦国合戦ゆかりの武将を飾っています。
3日の神幸祭では御鳳輦や、各町の神輿が市中を巡幸渡御しますが、
4日の山車巡行とともに、この2日間が見どころですね。
北陸随一の古社の祭りだけにやはり見物客が多いですね。
投稿: 好好爺 | 2019年9月 5日 (木) 13時52分
山車は地域で形や大きさが違うので、いろんな場所の山車を
観に行くのも良いですね。
愛知県内だけでも名古屋や知多、三河で変わってきますしね。
個人的にはやっぱり名古屋型の山車が好きです^^
昨日の大雨は大丈夫でしたか?
投稿: いわし | 2019年9月 6日 (金) 00時02分
いわし さん
ご心配いただきありがとうございます。
凄い雷と雨に悩まされましたが、被害はありませんでした。
久しぶりの敦賀まつりでしたが、ここの山車は他とは違って、
戦国武将が付ける甲冑や能面などの作りが見どころです。
各地で行われる山車まつりはそれぞれに特色があって、
見て回るのも楽しいですね ^^
これから秋まつりが始まりますが、
また各地の祭りでも追っかけようかと思っています ^^;
投稿: 好好爺 | 2019年9月 6日 (金) 07時30分