山陰道・丹波口から亀岡
今年は何十年?ぶりか、青春18きっぷの旅をしてみようと、
中国地方一周を計画 ^^; 京都から山陰本線での旅立ちでした。
旅を終えて次は各地に立ち寄りながらの国道9号線の旅を企画していますが、
その前にちょっと旧山陰道を歩いてみようかと・・・
この日は京都の丹波口から亀岡までを歩いてみました。
旅の詳細ルートは省きますが、スタートは島原の島原大門からです。
見返り柳が残る大門をくぐって花屋町通りを行き、
揚屋「角屋(すみや)」を見てさらに西へ。
JR嵯峨野線のガードに沿った千本通りの角にある「島原住吉神社」。
ここから道を南下して七条通りに出ると、あとは真っ直ぐ西へと行きます。
葛野七条交差点の先で七条通から旧道に入り、
西京極で天神川を渡ると旧道の面影が残る町並みが続きます。
西京極の町並み
この辺りからは道も狭くなり蛇行が続く旧道歩きです ^^
桂大橋
桂川を渡った桂大橋の袂に建つのは弘化3年(1846)建立の常夜燈。
この先、地図を見ながらもチョッと分かり難い道になりますが、
西山別院への道を曲がると小さな道標があります。
「左 むかふ町、あわふ、ながをか、やなぎ谷」、
「右 西山御坊、よし峰、大原の、岩くら」と刻まれていますが、
案内どおりにいくとその「西山別院」があり
道を回り込んで阪急京都線の踏切を渡ると川島粟田町。
しばらくすると県道67号線樫原(かたぎはら)交差点 に出ます。
交差点を渡るとに続くのが山陰道最初の宿場となる樫原です。
樫原の”辻のお地蔵さん”
宿場町の面影を色濃く残す町並みを抜けて行きますが、
大枝中山町、大枝沓掛町と次第に山間の集落に変わってきます。
左から京都縦貫道、国道9号線、そして川沿いを行く旧道。
道は徐々に上って行きますがこの辺りもまた旧道らしさが残るところ。
山間の道を抜けると国道9号線に合流、
すぐ先で京都霊園があり旧道はその中に続くようですが、
今回はその道の詳細が分からず、あえて遠回りの国道を行きました。
峠のトンネル手前から国道を離れて旧道への道と入ります。
その旧道に出たところには愛宕山常夜灯と”老ノ坂峠(山陰道)”の案内板があり、
ここから少し旧道を戻ります。
しばらくで、「従是東山城國」と刻まれた国境碑がありますが、
ここが山城国と丹波国の国境。
その傍にある「首塚大明神」
源頼光が討ち果たした酒呑童子の首が埋められた塚にまつわる神社だそうですが、
京都霊園からの旧道はここに来ますが、その道はチエンが掛かっていました ^^;
道を戻って
旧道の老ノ坂峠を下り、ふたたび国道9号線に出ると亀岡を行く
山陰街道へと入ります。
このあとは亀岡を行く山陰道です ^^ 📷 15日
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