ぶらり鳥羽・江戸川乱歩館
この日は毎年この時期に行われる高校の同窓会で鳥羽市でした。
開始時間は午後からのため、ゆっくりと出かければいいんですが、
そこはジッとしていられない身 ><;
早くから出かけたものの、この日も猛暑日で町はうだるような暑さです。
海上遊覧でもと思いながら、思いとは逆に町なかめぐりでした ^^;
観光スポットが多い海側とは反対の鳥羽駅西口へ。
金刀比羅宮鳥羽分社の鳥居が建つ道を南へと行きます。
すぐに「伊良子清白の家」がありますが、ここは見学自由。
その角にある「鳥羽街道の観光常夜灯」を見て右に岩崎通りへと入りますが、
ここはまだ旧鳥羽道(鳥羽街道)ではありません ^^;
しばらく進むと本町通りに合流、左手に曲がる錦町通りから本町通りと、
この道筋が旧鳥羽道で鳥羽の中心部になります。
その鳥羽道を西に少し歩くとある「常安寺」。
このお寺は九鬼水軍を率いた「九鬼嘉隆」の菩提寺で、
その子守隆が父の供養のために開いたという。
ここで一本南の大里通りにUターンしますが、
少し南に下るとあるのが「鳥羽みなとまち文学館 ~江戸川乱歩館~」です。
以前は本町通りに面していましたが、少し改修もされ再公開されたようです。
受付のある建物が「鳥羽みなとまち文学館」ですが
ここは江戸川乱歩が鳥羽に滞在していたころに友人であった、
画家で風俗研究家の岩田準一の家を中心に 、
鳥羽にゆかりの文人に関する資料が展示されています。
文学館の建物を出て奥にいくと土蔵がありますが
関する資料を展示 画家で風俗研究家であった岩田準一の家を中
ここは「幻影城」で、入口から何やら異様な雰囲気が ^^;
中に入ると・・・そこには怪人二十面相や、
小説の中で現れるいろんなコスチュームが展示されていて
まさに江戸川乱歩の妖しい世界が再現されています。
ここは面白い ^^
幻影城から岩田準一の書斎がある建物を見てさらに奥へ行くと「乱歩館」。
昭和30年代の町並みが再現されたみなとまち文学小路と、
「乱歩館 」~鳥羽文学ギャラリー~。
鳥羽で青年時代の一時期を過ごした江戸川乱歩は、
妻の隆(りゅう・坂手島出身)との結婚など、
短い期間とはいえ、鳥羽とは深いかかわりがあります。
岩田準一による乱歩作品の挿絵コーナー
ここでは乱歩の業績や愛用品が展示され、
作品の一部からそのワンシーンも模型などで再現されています。
また、三島由紀夫の「潮騒」や、石坂洋次郎の「若い人」など、
鳥羽を題材にした作品も紹介されています。
こちらは土蔵の乱歩夫妻
池袋の乱歩邸にある土蔵で本を片手に談笑する乱歩夫妻の模型ですが、
ちょっと上部にある仕掛け(見えてませんが)も面白い ^^
鳥羽のまちめぐり。
鳥羽みなとまち文学館「江戸川乱歩館」が中心になってしまいましたが、
ここは隠れスポットとしても人気のようです。
開館は基本土日・祝日のみ、平日は予約のため要確認を ^^ 📷 18日
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