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2019年8月27日 (火)

松尾山・小早川秀秋陣跡

慶長5年(1600)、石田三成率いる西軍と徳川家康率いる東軍が、
美濃の関ケ原で繰り広げた天下分け目の合戦「関ヶ原の戦い」。
東西約16万ともいわれる軍勢が激突したその岐阜県関ケ原町には、
今も決戦地跡や多くの武将たちの陣跡が残ります。
これまで何度かその陣跡をめぐりましたが、まだ訪れていないところも多く、
特にここはいつか訪れたいと思っていたところ・・・
それが戦いのキーマンとなった武将小早川秀秋が布陣した松尾山でした。

この日は快晴の秋空!・・・とはいかず猛暑日でしたが ^^;

Matsuoyama01

松尾山への登山口
ここから綺麗に整備された九十九に折れる道を行きますが、
案内では山頂まで約40分ほどと。

Matsuoyama02
途中に残る石垣
ここはもともと南北朝時代から松尾山城があったところですが、
これはその名残りでしょうか?
途中にも土塁や曲輪跡を見ることができます。

Matsuoyama03
10分ほど登ったところで道が分かれ、
整備された砂利道から山頂への山道へと入ります。

Matsuoyama04
すぐにある「山之神神社」への案内、
道を分けると小さな祠が建てれられていますが・・・直進します。

Matsuoyama05
いくつかのアップダウンは歩き難い木の階段

Matsuoyama06
下ればまた上ることになりますが・・・
こうした道は傾斜が少ないものの長い距離を歩くことになります ><;

Matsuoyama07
ところには木の根道もあり、
この辺りは低山とはいえ山の雰囲気が楽しめます。

Matsuoyama08
山之神神社を見てから5つ目の階段でようやく山頂直下に来ました。
山頂陣跡への最後の階段を登ります ^^;

Matsuoyama09
登りきると幟が立つ松尾山山頂

Matsuoyama10
Matsuoyama11
標高293m、登り口から高低差190mの小早川秀秋陣跡到着。
歩行時間は30分ほどと、ちょっと急ぎすぎました ^^;

Matsuoyama12
水たまりがありますが、これはただの雨水がたまったものでしょう。

Matsuoyama13
この三等三角点はちょっと予想外

Matsuoyama14
眼下に広がる関ケ原から垂井方面。
関ケ原合戦陣形図がありますが、こうして眺めると東西両陣営の布陣が
一目瞭然であったことがよく分かります。

Matsuoyama15
陣跡に翻る”違い鎌”は小早川の旗印。
優柔不断の裏切り者と言われた小早川秀秋ですが、
当時まだ19歳という若さで1万5千の兵を従え、東軍・西軍のどちらにつくか?
ここで戦況を見ながらまだ迷っていたんでしょうか。

Matsuoyama16
左端奥に西軍石田三成陣跡、木の陰になりますが左端真下が大谷吉嗣の陣。
そして右手端、こちらも木の陰で見えませんが徳川家康陣地になります。
家康から大砲を打たれて寝返りを決心したといわれる秀秋ですが、
おそらく当時の大砲はここまで届いたのか? 諸説あり。  

戦国最大の合戦”関ケ原の戦い”をわずか6時間ほどで決着させたのは、
やはりここ松尾山にいた小早川秀秋だったのは事実。
松尾山、往時をしのぶには十分なところでした。   📷 24日

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