設楽歴史の里 田峯城
大型連休のなか、時代は平成から令和へと変わって最初のぶらり旅は
近場から花めぐりのスタートでしたが・・・
この日は当初から予定していた愛知県設楽町の山里散策でした。
特に目的はなく、設楽の東部地区を縦断するドライブ でしたが、
ただ、ここだけは立ち寄りたかった歴史の里「田峯城(だみねじょう)」です。
田峯の散策拠点になるのは特産物直売所のある「田峯観音」。
その駐車場から1kmほど、もちろん車でも行けますが、この日は散策 ^^;
田峯城駐車場の傍にある城の入口、
空堀に架かる橋を渡った大手門跡から城跡へと入ります。
まず最初に見るのが”表曲輪”
その奥が裏曲輪のようですがよく分かりません ^^;
すぐ右に”無名曲輪”とありますが、
狭い地にあり特に名のある曲輪ではないようです。
”井戸曲輪”
井戸跡はなく、雨水などを貯めたところでしょうか。
すぐ上にあるのが”蔵屋敷”跡
ここですぐ上に本丸が見えます。
その下にある”畷曲輪(あぜくるわ)”
田峯では”なわて”を”あぜ”と言う・・・とも ^^;
石段を登るとここが本丸裏門になる”搦手門”
この先は本丸有料施設) になります。
復元された御殿の西側
その左手には”厩”の建物と右手に城祉碑
御殿を回り込むと左に”本丸大手門”と奥に”物見台”。
厩と本丸大手門は本来あった場所とは違います ^^;
御殿南側からの全景
田峯菅沼氏累代の本城で、文明2年(1470)定信が築城、
奥三河における代表的な山城です。
御殿西側
城の遺構は残っているものの資料は極めて少ないため、
他の中世城郭を参考にしてこれらの建物が再建されたようです。
御殿の内部、東にある「鍵の間」
西側の部屋は、手前が「二の間」、奥が「上段の間」です。
物見台からの眺めは急峻な山並みの続く西南部。
麓に流れる寒狭川(豊川)と、
城をいただく山並みがまさに大蛇のようであることから、
別称「蛇頭城(じゃずがじょう)」とも呼ばれていたという・・・。
設楽町田峯の里散策。
そのひとつ、戦国時代の歴史を残す「田峯城」でした。 📷 3日
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田峯城や田峯観音は一度お出掛けしてみたい場所です。
もうかなり前ですが、田峯観音のお祭りを見て一度は行ってみないとと
思っていました。
好好爺さんのおうちからは結構距離があるドライブではなかった
でしょうか?
山道、お疲れ様でした^^
投稿: いわし | 2019年5月 5日 (日) 21時11分
いわし さん
田峯観音のお祭りには出かけられていましたか。
田楽か、念仏踊りでしょうか?伝統の祭りですね ^^
コースのなかでここだけは予定に入れていましたが、
思っていた以上に素晴らしい城跡と観音の里でした。
今回は設楽町を縦断しましたが、距離的には270kmほどです。
渋滞さえなければ楽な移動距離ですが、
やはりGWの高速や一般道は渋滞が避けられませんね ^^;
投稿: 好好爺 | 2019年5月 6日 (月) 08時51分