飛騨金山 筋骨めぐり

岐阜県下呂市金山町。いちど”横谷峡四つの滝”に訪れたことがあるものの、
町なか歩きにはあまり縁がなかったところですが、
以前にこの町の”筋骨（きんこつ)めぐり”というツアーがあるのを知り、
いつか歩こうと思っていました。
この日はまた猛暑との予報でしたが、久しぶりのまち歩きです ＾＾；

スタートは国道４１号線沿いにあるドライブイン飛山（ひざん）から。

 
いきなり入口は道ならぬ道に迷いながら 、
下調べはしていて散策マップを見ながらも、まさか？の出だし ＞＜；

 
「筋骨」とはこの地方で言われる路地裏通りのことだそうですが、
まぁ、確かに人一人がとおれるほどの狭い道。

何度も迷いながら飛騨街道に飛び出します。

 
街道沿いの枝道に入ると旧い銭湯があるというので、
ちょっと戻り立ち寄ります。

 
番台


脱衣箱
湯船は白と水色のタイル張り、お馴染みの浴槽でしたが ＾＾
昭和レトロの銭湯を見て飛騨街道に戻ります。


筋骨めぐりは街道から離れ、左に見える川沿いの細い道へ


ここもまた何も案内はなく迷う入口でしたが、
どうやら筋骨めぐりのメインはこの先にありました。

 
昔から生活に密着した共同通路で

 
そこに住む 人々の大切な生活空間として活用されているという・・・

 
それが路地裏の生活道路。
水場に清水の湧くところも数カ所ありますが

 
こんなところを歩いていていいのか？と思うような、
裏筋の道にはさすがにびっくりしながら

 
軒下を抜けてふたたび飛騨街道へと出ました。
この辺りは街道筋の旅籠も残り、少しだけ宿場の面影が楽しめます。


飛騨街道は商店街通りを渡って直進して行きますが


筋骨めぐりは渡ってすぐの路地に入ります。
こんな路地を見つけるのにほんとに迷いました ＞＜；

 
そのためか？筋骨めぐりはガイドをしてくれる方たちがいます。（有料）
確かに、詳しい説もいも聞きながら歩くには賢明かもしれません ＾＾；

 
ただ、我が町歩きは十二歩くこと ＾＾；
迷いながらも何とか三分の二ほど歩いたところで川縁に出ました。
ここは馬瀬川（手前）と飛騨川が合流する金山橋の桜並木、
このあとも細い路地を何本か通り抜けてスタート地点に戻ります。

町の中心部を飛騨街道が通り、昭和の雰囲気を色濃く残す飛騨金山。
このあとは街道筋と金山の見どころです ＾＾　　　📷　２５日