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2019年5月30日 (木)

大池公園花しょうぶ園 ’19

各地のバラ園も、満開の見ごろを迎えているようですが、
久しぶりの快晴に出かけたのは東海市にある大池公園の花しょうぶ園でした。
ここはいつも早い開花で ”花しょうぶまつり”はすでに始まっていますが、
開花情報はまだ咲き始めとのことながら、直近の情報は分かりません。
まだ早いかな?とは思いながら・・・は何時ものこと ^^;

今日の花しょうぶ園です。

Oikehs01
Oikehs02
いつものように菖蒲園の北口からですが、
北側にある2面と、中央部はやはりまだ咲き始めでした。

Oikehs03
中央部から奥、東側にあるしょうぶ園

Oikehs04
こちらは早咲き種になるのでしょうか?
まだつぼみもありますが、見ごろ近しでしょうか。

Oikehs05 
Oikehs06 
Oikehs07 
ここに植えられている花しょうぶは128種類、約8,000株。
まだ咲き揃ってはいないですが

Oikehs08 
Oikehs09 
全体が見ごろになるのはあと1週間ほどのようで、
開花状況は例年並みのようです。

Oikehs10
花しょうぶ園の周辺に咲くアジサイ

Oikehs11
こちらも早い開花でですが・・・見ごろ人るのはこれからです。

オマケ!
Oikehs12
来る途中にあるバラ園
すでに見ごろはすぎていましたが、まだ綺麗な花が楽しめました。

すこしフライング気味の花しょうぶでしたが、
各地の花しょうぶ園もまつりの開催が始まっているところもあり、
これからの開花情報が気になるころです ^^;   📷30日

2019年5月28日 (火)

ぶらり飛騨街道・金山

この日は下呂市金山町の”筋骨めぐり”を楽しみながら、
飛騨街道金山宿の散策も目的でした。
とはいえ、金山宿そのものは今あまり見るところがありません ^^;

そんななかから600mほどの宿場を歩きながら、
筋骨以外の見どころらしい見どころです ^^

Hidak01
国道41号線十王坂交差点(飛騨街道金山宿南口)からすぐにある
両面宿難(りょうめんすくな)伝説のある”鎮守山(ちんじゅさん)”です。

Hidak02
仁徳天皇の時代(西暦400年頃)、大和朝廷に従わない飛騨の豪族宿儺が、
討伐に来た武振熊(たけふるくま)を迎え討つため駐留したという山。

Hidak03
石仏が立ち並ぶ道を上って行くとある

Hidak04
鎮守山観音堂
英雄でもあったという両面宿儺が、ここで国家安泰・五穀豊穣を祈願して以来、
この山を鎮守山と呼ぶようになったという。
現在の観音堂は、弘化3年(1846)に再建されたものとか。

Hidak05
その奥に建てられている両面宿祢像
両面に顔があり4本の手を持っていたという宿儺です。

Hidak06
下から眺める宿儺像と観音堂、
秋には紅葉が綺麗な鎮守山だそうです ^^

ここから少し飛騨街道を歩きますが
Hidak07
道はその北の端でUターンし馬瀬川沿いに出ます。

Hidak08
渡る橋は境橋
その名のとおり、かっては飛騨と美濃を分ける橋でした。

Hidak09
橋を渡るとある「子安地蔵尊」
道には伊能忠敬”飛騨測量始め地点”のレリーフが埋め込まれています。

Hidak10
飛騨街道は右にカーブして飛騨川沿いを行きますが

Hidak11
その角にある「境橋公園」。
馬瀬川と飛騨川の合流点に位置する飛騨金山。
かつては、飛騨(天領)と尾張藩、苗木藩、郡上藩の境にあたり、
ここが飛騨と美濃の境の地になるそうです ^^;

Hidak12
戻って川沿いを南に行くと金山橋

Hidak13 
この橋の下で馬瀬川と飛騨川が合流しています ^^

Hidak14
渡って少し下ったところにあるのが”大船渡の渡し跡”
明治に入って橋が掛かるまでは唯一の手段は渡し船、その渡し場だったという。

Hidak15
さらに南に下ると、道沿いにある「国境争論地」の碑。
金山は国境(くにざかい)のまちだけにたびたび境界争論が起きていて、
そのため、元禄14年(1701)に飛騨国大船渡村(天領)と、
美濃国田島村(苗木藩)の村民が国境を巡っての口論から抗争事件があり、
その解決を記念して建てられたものといいます。

ここから今度は北へ約2kmほど行きます。

Hidak16 
場所は変わって「下原八幡神社」
先に紹介した両面宿儺を討伐するために派遣された武振熊が、
その必勝祈願をした”根子岩” という岩がある神社です。
岩は本殿の裏手にありますが・・・草叢のなかで近寄るのは遠慮しました ^^;

ぶらり金山町、もう少し飛騨街道が楽しめるかと思いましたが、
さすがに歩いてはちょっと厳しい旧領めぐりでした ><;  📷 25日

2019年5月27日 (月)

飛騨金山 筋骨めぐり

岐阜県下呂市金山町。いちど”横谷峡四つの滝”に訪れたことがあるものの、
町なか歩きにはあまり縁がなかったところですが、
以前にこの町の”筋骨(きんこつ)めぐり”というツアーがあるのを知り、
いつか歩こうと思っていました。
この日はまた猛暑との予報でしたが、久しぶりのまち歩きです ^^;

スタートは国道41号線沿いにあるドライブイン飛山(ひざん)から。

Kkinkotsu01 
いきなり入口は道ならぬ道に迷いながら 、
下調べはしていて散策マップを見ながらも、まさか?の出だし ><;

Kkinkotsu02 
「筋骨」とはこの地方で言われる路地裏通りのことだそうですが、
まぁ、確かに人一人がとおれるほどの狭い道。

何度も迷いながら飛騨街道に飛び出します。

Kkinkotsu03 
街道沿いの枝道に入ると旧い銭湯があるというので、
ちょっと戻り立ち寄ります。

Kkinkotsu04 
番台

Kkinkotsu05
脱衣箱
湯船は白と水色のタイル張り、お馴染みの浴槽でしたが ^^
昭和レトロの銭湯を見て飛騨街道に戻ります。

Kkinkotsu06
筋骨めぐりは街道から離れ、左に見える川沿いの細い道へ

Kkinkotsu07
ここもまた何も案内はなく迷う入口でしたが、
どうやら筋骨めぐりのメインはこの先にありました。

Kkinkotsu08 
昔から生活に密着した共同通路で

Kkinkotsu09 
そこに住む 人々の大切な生活空間として活用されているという・・・

Kkinkotsu10 
それが路地裏の生活道路。
水場に清水の湧くところも数カ所ありますが

Kkinkotsu11 
こんなところを歩いていていいのか?と思うような、
裏筋の道にはさすがにびっくりしながら

Kkinkotsu12 
軒下を抜けてふたたび飛騨街道へと出ました。
この辺りは街道筋の旅籠も残り、少しだけ宿場の面影が楽しめます。

Kkinkotsu13
飛騨街道は商店街通りを渡って直進して行きますが

Kkinkotsu14
筋骨めぐりは渡ってすぐの路地に入ります。
こんな路地を見つけるのにほんとに迷いました ><;

Kkinkotsu15 
そのためか?筋骨めぐりはガイドをしてくれる方たちがいます。(有料)
確かに、詳しい説もいも聞きながら歩くには賢明かもしれません ^^;

Kkinkotsu16 
ただ、我が町歩きは十二歩くこと ^^;
迷いながらも何とか三分の二ほど歩いたところで川縁に出ました。
ここは馬瀬川(手前)と飛騨川が合流する金山橋の桜並木、
このあとも細い路地を何本か通り抜けてスタート地点に戻ります。

町の中心部を飛騨街道が通り、昭和の雰囲気を色濃く残す飛騨金山。
このあとは街道筋と金山の見どころです ^^   📷 25日

2019年5月25日 (土)

彦根市庄堺公園のバラ

今年もまたあの素晴らしいバラ園を思い出して出かけました。
彦根市開出今町にある「庄堺(しょうさかい)公園のバラ園」です。
昨年は開花が早く、中旬にはすでに見ごろを迎えていましたが、
今年は1週間ほど開花が遅れたとのことで、
ようやく見ごろとの情報に、混雑が予想される前にと出かけました。

公園の駐車場からすぐにあるバラ園

Shosakair01 
Shosakair02
中央にある休憩所を取り囲むように、
品種別に区画された花壇に咲くバラはほゞ満開です。

Shosakair03
バラ園には24種類、約1,200本のバラが植えられていますが

Shosakair04 
それほど広くはないバラ園は

Shosakair05 
Shosakair06 
色とりどりのバラの花に埋め尽くされています ^^;

Shosakair07
いったいどう撮っていいのやら、

Shosakair08
撮るのも忘れるほど見事な満開のバラに魅了されます。

少しアップ気味に ^^;

Shosakair09
晴れた日にはちょっと撮りにくい白バラ・・・

Shosakair10 
縦撮りも一枚 ^^;

Shosakair11 
種類の多いバラですが、ここもすべて名札が付いています。
ただ、いつものように名前は省略 ^^;

Shosakair12 
こちらも人気のバラでした ^^

Shosakair13
ひと回りしたバラ園

ここもまた花で知られる公園ですが、
6月になると28種類、約3,000本の花しょうぶが咲きます。
その前にひと足早く楽しんだバラ園でした ^^;  📷 24日

2019年5月24日 (金)

小牧 市民四季の森 バラ園

久しぶりに花だよりです ^^;
各地のバラ園も今がちょうど見ごろを迎えていて、行く場所に悩むところですが、
ここも好きなバラ園のひとつ ^^ 愛知県小牧市の「市民四季の森」でした。
いつもはアジサイの時期に訪れているため、バラは終盤が多かったんですが、
今回はバラが目的、花はすでに見ごろのはずですが・・・

Komakir01
この日は北入口から入ったため、バラ園の正面(西)からです ^^

Komakir02 
バラ園はメインロードの左右にあり、その左(北側)が中心になります。
花はご覧のとおり野見事な咲き様 ^^

Komakir03
ここはちょうど丘陵地帯の斜面にあるため

Komakir04 
ロケーションも良く

Komakir05
市民公園のバラ園では好きなバラ園のひとつ ^^

Komakir07
その種類と数も多く

Komakir06 
300種、約1,500株が植えられていて

Komakir08 

Komakir09 
今がちょうど満開の見ごろ!

Komakir10
一部ではすでに散り始めた花もあり

Komakir11 

Komakir12 
これから始まるバラまつりまで綺麗な状態が続くのか?と、
余計な心配もしてしまうほどです。

Komakir13 

四季の森の「バラ・アジサイまつり」は6月1日(土)から16日(日)まで。
アジサイはまだ開いていません^^

例年訪れるときはアジサイがメインですが、
そのアジサイはまだこれからです。
ちょうどまつりが始まるころに開花でしょうか ^^;  📷 22日

2019年5月23日 (木)

ぶらり松江・松江城

ぶらり松江、旅の様子を長々と続けてきましたが、
最後はやはりここ、国宝「松江城」です ^^;
昭和25年(1950)、国宝から重要文化財と呼称が変わったものの、
平成27年(2015)ふたたび国宝に指定されました。
何度か訪れてはいるものの、これまでは城の周りをうろうろするだけで、
じっくりと場内を見るのは初めてです。

Matsuec01 
登城します ^^

Matsuec02
いきなり二之丸下の馬溜?広場ですが、
正面には復元された右に太鼓櫓、左に中櫓を繋ぐ石垣で

Matsuec03
右に進むと二之丸下の段跡広場(米蔵跡)

Matsuec04
案内に導かれて石段を上がると三ノ門跡から二ノ門跡があり、
その左手には広い二之丸御広間跡です。

Matsuec05
二之丸広間跡から眺める松江城天守、右にあるのが太鼓櫓の一部 ^^;

Matsuec06 
一ノ門跡から受付を通って本丸へ入ります。

Matsuec07
松江城
国宝指定の天守を持つ5城(犬山城、松本城、彦根城、姫路城)のひとつ。
外観4重、内部5階、地下1階の望楼型天守で、
築城は関ケ原の戦い後、出雲・隠岐2カ国を所領した堀尾吉晴・忠氏。

入口になっているのは付櫓
Matsuec08 
ここでは守りのための石打棚がまず目に入りますが、
他にも井戸や塩蔵などがある地下様式になっています。

Matsuec09
1階は天守最大柱という柱群が見どころ、
敵の侵入の際には落としやすい軽い桐材で造られた階段が特徴。

Matsuec10
その階段を上がって最上階の望楼天守へ。
その名のとおり、360度が見わたせる天守最上階

Matsuec11
南側には宍道湖を望む絶景が楽しめます ^^
天守から出て城内に設けられた散策路を行きます。

Matsuec12
本丸西側から

Matsuec13
乾櫓跡
ここからは裏手(北側)になりますが

Matsuec14
見事な本丸の石垣をみながら行くと馬洗池、
さらに護国神社前を進んで行くと

Matsuec15 
松江城山稲荷神社。
式年神幸祭ホーランエンヤが執り行われる神社ですが、
境内にはたくさんの石狐が奉納されています。

Matsuec16
この先で松江城北西地にある搦手虎口跡に出ます。
堀に架かる稲荷橋から堀川を行く遊覧船 ^^

Matsuec17
堀を東側へと回って行くと塩見縄手(旧武家町)に。
北堀川周辺の この辺りは松江藩家老の塩見家の屋敷があったところで、
お城とともに人気の観光スポットになっています。

Matsuec18
松江城東側の堀川

山陰地方で唯一の天守が今に残る国宝松江城。
国宝に再指定されて以来、初めての登城でした。 📷 17日

2019年5月22日 (水)

ぶらり松江・八重垣神社

松江市初日の旅、美保関を散策した後は松江市中心部へと向かいます。
メインはやはり国宝「松江城」と周辺の散策でしたが、
ちょっと気になっていたのがやはり出雲の国の神話の世界 ^^;
八岐大蛇退治(やまたのおろち)にまつわる素盞嗚尊(すさのおのみこと)と、
櫛稲田姫(くしなだひめ)のお話で知られる「八重垣神社」でした。

ここは外せないと思っていたところ
Yaegakis01
神社正面、道路を挟んだ向かいにあるのが連理玉椿(夫婦椿)。
その昔、稲田姫命が立てた二本の椿が芽吹き、一体となったことから
縁結びの木とされ、境内にある3本の夫婦椿のうちのひとつ。

Yaegakis02
正面鳥居と奥に隋神門

   Yaegakis04  Yaegakis03
隋神門をくぐった左右にある狛犬
この地方に見られる「出雲構え型」とも違う珍しいものだそうで、
製作年代は不明とか。

Yaegakis05 
右に社務所、正面に拝殿・本殿 、左右に摂社・末社が並びます。

Yaegakis06
本殿左手にある
「八雲立つ出雲八重垣妻込みに八重垣造る其の八重垣を」の碑
八岐大蛇退治を退治した素盞嗚尊は櫛稲田姫と結ばれたあと、
須賀(現在の雲南市須賀)の地で詠んだ和歌で神社の名の由来とも。

Yaegakis07
傍にある「山神神社」と夫婦椿(乙女椿)

Yaegakis08 
社殿後方にある「奥の院」へと行きます。

Yaegakis09
佐久佐女の森への入り口
その左手にあるのが3本目の夫婦椿(子宝椿)

Yaegakis10 
途中にある大杉の跡を見て最奥にある「鏡の池」に

Yaegakis11
八岐大蛇を御退治するときにこの森に身を隠した櫛稲田姫が、
鏡代わりに姿を映したと伝えられ、
現在では良縁占い(銭占い)が行われる池ということです。

Yaegakis12
説明が長くなるので説明文はこちらで ^^;

Yaegakis13
その縁結びの占いというのがこちら

Yaegakis14
社務所で売られている薄い半紙の中央に小銭を乗せて池に浮かべると、
文字が浮かび上がりますが・・・さて、こちらの方の結果は。

オマケ!
Yaegakis15 

本殿横の八重垣の歌碑に並んで建てられていた芭蕉句碑 
” 和歌の跡とふや出雲の八重霞 ”
HPには、”芭蕉は当地は訪れていませんが、この地を遠くから思い
詠まれたと伝わり・・・昭和十一年建立経緯不明です”とありました。
我が手引書、芭蕉全句集にも無く、??です ^^;  📷 17日

2019年5月21日 (火)

ぶらり松江・美保関

島根県松江市の旅、今回は「ホーランエンヤ」が目的でしたが、
他にも行きたかったところがたくさんあり、そのひとつが美保関地区でした。
松江市の東端にある美保関(みほのせき)は小さな漁師町ですが、
島根半島の先端には美保関灯台、中心部には美保神社があります。
祭りの前日にめぐった松江市のぶらり旅!まずは美保関町美保関からです。

美保関中心部から南の海岸線に沿って5分ほど走ると地蔵岬に着きます。

Mihonoseki01
その北側展望台から眺める日本海と、
岬の先端、海面から83mの高さに建つ美保関灯台です。

Mihonoseki02 
散策路を行くと灯台に出ますが、
隣接する旧事務所や宿舎は、現在「ビュッフェ」に改築され、
日本海を眺めながら軽食が楽しむことができます ^^

Mihonoseki03 
その裏側(東側)に続くウッドデッキ

Mihonoseki04
中ほどにはこの案内板がありましたが・・・
隠岐の島を確認することはできませんでした ><;

Mihonoseki05
道を回り込むと小さな鳥居が建っています。

Mihonoseki06
その先、はるか海上に見える島は「沖の御前」だそうで、
美保神社の祭神「事代主神(ことしろぬしのみこと・えべっさん)が
魚(鯛)つりをした島として伝えられているそうです。

Mihonoseki07
美保関灯台 
明治31年(1898年)11月8日に初点灯された山陰最古の灯台。

Mihonoseki08 
高さ14m、 明治の面影をとどめた風格ある石造りで、
「世界の歴史的灯台100選」、「日本の灯台50選」に選ばれています。

Mihonoseki09
戻った駐車場から南側の眺め、
美保湾を挟んで彼方に見える大山は残念ながら霞んでいました ><;
ここから来た道を戻ります。

Mihonoseki10 
美保関漁港
このすぐ傍に「美保神社」があります。

Mihonoseki11
第二鳥居からですが 

Mihonoseki12 
隋神門をくぐると

Mihonoseki13
拝殿と、奥に見えるのが本殿で、事代主神系えびす社の総本山。
美保造りと呼ばれる大社造りのお社が2つ並びますが、
向かって右側に三穂津姫命、左側に事代主神が祀られています。

門前に戻るとすぐ左にある小路が「青石畳通り」

Mihonoseki14
仏谷寺に至る約250mの通りは江戸時代の参拝道の遺構とか。
凝灰岩が敷かれた素晴らしい小路ですが、
多くの文人墨客も訪れているという情緒ある通りです。

Mihonoseki15
その突き当りにある「仏谷寺」。
門前に建つ標柱にちょっとびっくりしましたが・・・

Mihonoseki16
山門をくぐった横のこの地蔵さんにまたびっくり ^^;
あの”八百屋お七”の恋人吉三の墓だそうです。

後はオマケ!ですが・・・

Mihonoseki18
道沿いで見かけた案内板につられて登った丘?(150mほど)にある
「関の五本松公園」でした。

Mihonoseki17 
入口から10分ほどで「関の五本松節発祥の地」の碑がある場所に着きます。
あの唄 ”関の五本松一本切りや四本あとは切られぬ夫婦松” という
民謡「関の五本松」の由来になったという場所でした ><;

Mihonoseki19
枯れて斬られた初代松から、二代目、三代目の松を見て、
さらに登って行くと公園の広場に出ました。

Mihonoseki20
眼下?に眺める美保関漁港と、美保湾を挟んではるかに大山が、
一帯には約5,000本のツツジが咲く県下で有数のツツジどころとか 。
すでに花は終わっていましたが、独り占めの公園でした ^^;

北は日本海、南には美保湾と中海。3つの海に抱かれた松江市美保関町、
その漁業と海の玄関口として栄えた美保関のぶらり旅でした。 📷17日

2019年5月19日 (日)

ホーランエンヤ ’19

久しぶりに祭りが見たくて遠出をしてきました ^^
島根県松江市で18日(土)・22日(水)・26日(日)に行われている、
松江城山稲荷神社式年神幸祭「ホーランエンヤ」。
日本三大船神事(一般的に、大阪天満宮の天神祭、厳島神社の管絃祭と、
この城山稲荷神社の松江ホーランエンヤ)で、12年に一度の開催でしたが、
今年から2年前倒しされて10年ぶりのの開催になりました。

大橋川と意宇川を舞台に、約100隻の大船団が繰り広げる絢爛豪華な船祭り。
前回は稲荷神社の御神霊出発から「渡御祭」の様子を追っかけましたが、
今回は川沿いに場所取りして、初日の渡御祭を楽しみます ^^;

Horan1901
第一祭場で行われていた演技?が終わって待つこと1時間、
ようやく松江大橋をくぐり第二祭場での演技が始まります。

今回は各地区(五大地)から参加の櫂伝馬船と、
その主役ともいえる剣櫂と采振りを中心にご紹介 ^^

Horan1902
大海崎
船の船首に立ち、歌舞伎風の衣装で剣に見立てた短い櫂を持ち
勇壮に舞うのが花形役者の「剣櫂」

Horan1903
船を操るのは櫂かき(櫂方)

Horan1904
船尾には剣櫂と一体となる女装した花形役者の「采振り」。
七色の布や紙を重ねた棒(采)を持ち、
四斗樽の上で舞う柔軟な身のこなしが見どころでしょうか。

Horan1905
宝珠を模ったぼんぼりを立てて華やかに飾られた櫂伝馬船

Horan1906

Horan1907
福富

Horan1908

Horan1909 
大井

Horan1910
見ている場所がちょうど剣櫂、采振りの交代するところでしたが ^^;
祭りは長時間だけに太鼓方も交代します。

Horan1911

Horan1912
矢田

そして船行列の一番船を務めるのが
Horan1913 

Horan1914 
馬潟(まかた)
五大地でいちばん古く、
いの一番を示すのが船首に書かれた”いーまかた”の文字だそうです ^^

Horan1915 
大船団に取り囲まれる御神霊を載せた御神船。
にぎやかな唄や踊りは御神霊がが寂しくないようにとの説もあるとか? ^^;

Horan1916 

ホーランエンヤは音頭取りの「ホーラ」の掛け声に、
櫂かきが「エンヤ」と応えて櫂を漕いだ詞からきているともいわれ、
「豊来栄弥」、「宝来遠弥」とも書かれるそうです。

あらためて
Horan1917 
舳先(へさき)で天を指す剣櫂(けんがい)と

Horan1918 
艫(とも)では四斗樽の上で上半身をそり返し、
天空へと華麗に采(ざい)を振って舞う采振りです。

370年の歴史ある松江城山稲荷神社式年神幸祭「ホーランエンヤ」。
前回友人の薦めで見た一大船絵巻をできればもういちどと思っていましたが、
10年ぶりに観る2度目の「ホーランエンヤ」でした。   📷 18日

2019年5月17日 (金)

神戸町ばら公園いこいの広場

各地のバラ園も見ごろを迎えているようですが、
この日は岐阜県安八郡神戸町にある「ばら公園いこいの広場」でした。
いつもはお隣の大野町にある「バラ公園」とセットでの訪問ですが、
今回は時間の都合上、私的に好きな神戸(ごうど)のばら園です ^^;
天気も良く、メイン駐車場はすでに満車 ><;
お隣にあるローズスタジアム側に停めての入園でしたが・・・人気です ^^

Godorp01
香り、形、名前などテーマごとに分かれた花壇に、
約300品種3,300株のバラが植えられていて

Godorp02
すでに見ごろを迎えているバラですが、
全体にはまだ6~7割ほどの開花でしょうか?

Godorp03 
西側入口からアーチをくぐって

Godorp04
北側のモダン・ローズ通り

Godorp05 

Godorp06
ここは華やかな花種と色彩豊かなバラの数々が楽しめます。

Godorp07
園の中央部は噴水を囲むように、
バラサミット加盟自治体から寄贈されたという

Godorp08
地域性豊かな品種のバラだそうですが・・・
名前があるもののそんな知識はありません ><;ただ綺麗 ^^;

Godorp09

Godorp10
他にも花形のゾーンや香りのゾーンなど、
個々のバラ種が楽しめるようになっています ^^

Godorp11 

Godorp12
東側のバラオーナーゾーンを回って噴水のある親水広場

Godorp13
展望休憩所から輪中堤に出ました。

すでに”ばら祭り”は12日(日)に終わっていますが、
ここも人気のバラ公園だけに
この日も大勢の人たちで賑わっていました ^^  📷 16日

2019年5月14日 (火)

新緑の遠足尾根から竜ヶ岳

新緑の5月、新緑を求めて歩いていますがこの日も天気は快晴!
渓谷歩きの後は山歩き ^^;鈴鹿セブンMtの「竜ケ岳」でした。
なぜか新緑の季節には竜ケ岳を思い浮かべるんですが、
この山に登るのは実に13年ぶり。
日曜日の9:30、すでに満車状態の有料駐車場に潜りこめてスタートです。
長~いアプローチの林道を行くと、新しい遠足尾根コースの案内に??
予定していたその先の裏道コース(ホタガ谷)はなんと通行止め ><;
登山コースはいくつもあり、どのコースを行くか悩みましたが、
ここは初めての道「遠足尾根コース」を行くことにしました。

Ryue01
少し戻って遠足尾根コース登山道入口です。
スギ林の中を登る綺麗に整備された道でしたが・・・
これがいきなり標高差400mを急登する道とは知らず ><;

Ryue02
途中にある岩山を越えますが、頭部は展望台ということで、
これを過ぎれば尾根に出るかと思いながら

Ryue03 
開けた西側にはこれから向かう竜ヶ岳の山頂が見えますが
道はさらに急登して行きます ^^;
これからの長い距離、初めてだけにどんな尾根道かと期待もしながら

Ryue04 
ようやく道をを登りつめたところが遠足尾根新道分岐、
ここまで約1時間、高齢者にはキツイ登りでしたが、新緑に癒されます^^

ここからは緩やかにアップダウンするほゞ平たんな尾根歩き。

Ryue05 
期待した以上に綺麗な新緑を楽しむことのできる尾根道です。

Ryue06
大鉢山分岐を過ぎてやや西に道をとると、
しばらくは山登りを忘れさせるほどです。

Ryue07 
新緑のなかに1本だけ咲いていたヤマツツジ ^^
このあと少しだけヤセ尾根を通り抜けますが

Ryue08
林の中を抜けると目の前が開け、笹原の道に飛び出します。

Ryue09
ここからは山頂に負けないほどの展望を眺めながらの道が続き、
緩やかなアップダウンはあるものの気分はハイキング ^^;

Ryue10 
この辺りはアセビの群生とシロヤシオが咲くところですが、
シロヤシオはすでに花を落として緑葉ばかりです。

Ryue11 
少し道を下って見える小ピークを登りますが、
その下の鞍部がが登る予定だった裏道(ホタガ谷)分岐。

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その分岐を過ぎて笹の溝道を登りきると金山尾根道の分岐。
あと一つ、治田峠から静ガ岳分岐を過ぎると山頂まではもうすぐ ^^;

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その山頂まで続く最後の笹原を割る道(胸突き八丁^^;)を急登

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息があがりそうになりながら登りきると、笹原の広がる山頂です。

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竜ヶ岳(1099.6m)
周りを阻むものがない360°の大パノラマが楽しめます。

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南東部にはいなべ市から桑名方面、中央左寄りに見えるのは中道登山道。

この素晴らしい景色を見るとしんどい登りも忘れます ^^
今回は初めての遠足尾根コースでしたが、
距離は長かったものの、目的の新緑にも癒された山歩きでした。 📷 12日

2019年5月12日 (日)

新緑の赤目四十八滝

この日も暑い日になりましたが、そんなときはやはり出かけたくなる山と渓谷、
今年もまた新緑の渓谷歩きにと出かけた「赤目四十八滝」です。
5月の早い時期に出かけるのは久しぶりですが、
今はまだ咲く花も少なく、ただ滝を見ながら新緑の中を歩くだけ ^^;

この日も快晴!素晴らしい天気でした。

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渓谷入口からすぐの「霊蛇滝広場」、
周辺の新緑は綺麗ですが、”銚子滝”は相変わらず水がありません ^^;

霊蛇滝はパスして

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赤目五瀑”不動滝” 手持ちのためブレているのはご愛嬌で ^^;

今回は三脚持参で滝の撮影練習をと思いましたが、
このところの晴天続きのためかムチャ水量が少なく ><;
三脚を使うこともない滝の流れです。

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次の八畳岩から 千手滝への道、綺麗な新緑に癒されて行きます。

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赤目五瀑”千手滝” も水が少なく寂しい千手の流れです。

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赤目五瀑”布曳滝”、
ここから登りが始まりますが

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途中から振り返り眺める「天狗桂岩」
形状節理の岩の一部ですが、このあたりではそんな岩が多く見れます。

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木の花ですが・・・アオダモでしょうか。
この木は天狗桂岩の周辺でも見ることができますが

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撮影したのはこの「七色岩」、
この辺りも新緑が綺麗で一休みする人たちが多いところ。

柿窪滝、雨降滝と過ぎたあたりから

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水面に映る新緑が増えてきます ^^

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水面の波紋を撮りたかったんですが広がり過ぎ ^^;

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そして赤目五瀑”荷担滝”

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チョッと迫力の無い寂しいこの日の荷担滝でしたが
横からの流れを撮ってみましたが・・・手持ちではこれが限界 ^^;

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赤目五瀑最後の”琵琶滝”
この日の目的は新緑と、前回に失敗したこの滝の撮影でしたが・・・
そんなときに限って水が少ないんですね ><;

後は最後の滝までひと踏ん張り

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途中に咲く?”ギンリョウソウ” 、少し早すぎたようですが、
この花もだんだんと少なくなっているような気がします。

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赤目四十八滝最後の滝”岩窟滝”も冴えませんでした。

例年訪れている新緑の赤目四十八滝。
この日は渓谷ハイキングには文句なしでしたが、
滝めぐりにはちょっと寂しい水量でした。  📷 11日

2019年5月 9日 (木)

御在所岳のアカヤシオ

前日の強風とはうって変わって微風、快晴の天気に、
これならと出かけた「御在所岳」です。
今はアカヤシオが咲く山上公園ですが、開花情報は”見ごろ”が続いていて  ^^;
もしかしたらもう遅いかとも思いましたが・・・
山上公園の朝陽台広場にはアカヤシオはほとんど咲いていません ><;

これはやはり遅かったかと、
まぁ、来た以上はいつものように山上公園の散策です。

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雨量計レーダー前

Gozaishoa02 
見晴台への道沿いと見て行きますが、
そんなに散った花びらもなく、綺麗に咲いている木もあります。

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富士見岩展望台への道から鎌ヶ岳
全体に寂しい花を見ながら散策路に出て山頂へと行きます。

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山頂への散策路沿いもご覧のとおり ^^;
これは早すぎたにしろ、遅すぎたにしろどうも花付きが悪いです。

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山頂
まだつぼみが多い咲き始めの木と、咲いている木があり極端です ^^;

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山頂から望湖台への道沿い

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望湖台から見る御嶽大権現週辺のアカヤシオもイマイチです。

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その御嶽大権現周辺、
咲いている木もあれば咲いていない木も・・・

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戻る道も花も寂しいかぎりでした。

今年は裏年か?と、書こうと思ってあらためて見たHPの開花情報は、
すでに”見ごろ過ぎ”に変わっていました。
やはり出かけるのが遅すぎたようですが・・・これは? ><;  📷 8日

2019年5月 7日 (火)

熊野古道 ツヅラト峠

GWの混雑を避けてゆっくりと楽しめるところはないかと思っていたら、
この日は朝から雲ひとつない青空が広がりました。
気温は少し上がるとのことでしたが・・・それなら山歩きかと ^^;
とはいえ、もう高い山は無理かなぁ~と、熊野古道のツヅラト峠でした。
昨年秋に伊勢路最初の(伊勢側から)「女鬼峠」を越えましたが、
次の「三瀬坂峠」はすでに歩いていて、その次が「ツヅラト峠」です。
ここは馬越峠、松本峠とともに人気の峠ですが、まだ未訪でした 。

近鉄、JR紀勢本線と乗り継いで着いた梅ケ谷駅から、
少し戻ってツヅラト峠への古道(県道)に出ます。

Tsuduratok01
何もいうことのない絶好の歩き日和 ^^
人気の峠だけに数組の方たちと一緒になりましたが、少し間を取ります。

Tsuduratok02 
山並みが迫る集落

Tsuduratok03
何度も渡る川は大内山川、道案内をしてくれるのはこの道標 ^^

Tsuduratok04 
下里(くだり)の集落から栃古の集落に入ると

Tsuduratok05 
大内山川から分かれ、
支流になる栃古川に沿いに行く歩行者用の地道へと入ります。

Tsuduratok06
見事なスギ林の林道をしばらく歩くと

Tsuduratok07
栃古川とも別れていよいよツヅラト峠の登り口です。
補陀落浄土と熊野三山を目指すという紀州路への入口。

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木の根道もある山道が続きますが、
道沿いには”1/18”から”18/18”まで、100mごとに刻まれた、
木製の道しるべ があり、この先続く歩行の目印になります^^

いったん林道に出て、短い階段上の道を登りきると

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ツヅラト峠(標高357m)に到着。
すでに数組の方が休憩中でしたが、すぐ上にある見晴台へ行きます。

Tsuduratok10 
眼下に見えるのはこれから下る志子と紀伊長島の町並み、その先には熊野灘。
伊勢から熊野三山を目指す巡礼者が、初めて熊野の海を目にしたところ ^^

この日は当然ですが弁当持参(おむすびですが) ^^; ここで昼食タイム。
後はただ志子の集落へと下るのみ。

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途中にある野面乱層積の石垣。
中世に開かれたというこの道にはこうした石垣や石畳が残ります。

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山の神 ^^;

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紀北側の道は何度も九十九に折れる峠道ですが、
それがツヅラト峠の語源になっています。

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峠道が終わるころ、地元ボランティアの方々により発掘?され、
修復されたという石畳の道になります。

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石畳の道を歩き終えると”ツヅラト石道”の登り口、
ここに石畳と峠道の案内板があります。

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谷川を飛び石で渡って峠口の広場に出ました。
モミジの新緑にやすらぎを感じながらしばし癒しの歩きでです ^^

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林道に出てしばらくで紀北町側(志子奥)のツヅラト峠口、
石道の案内石標と、傍に道標があります。

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志子奥の集落から眺めるツヅラト峠、
ここからは赤羽川に出て、川沿いを紀伊長島駅までの長い歩きでした。

江戸時代以降、東寄りに開かれた荷坂峠越えが本道となりますが、
そのあとも、昭和初期までは生活道として利用されてきたツヅラト峠。
今でも多くの人が訪れる人気の峠のひとつです ^^  📷 4日

2019年5月 6日 (月)

ぶらり設楽 山里散策

大型連休も後半に入って、帰省による高速道路の渋滞を気にしながら、
この日は愛知県設楽町へとドライブを兼ねた山里散策でした。
コースは新東名高速道の新城ICから稲武へと走る予定でしたが、
いきなり新東名の事故渋滞で途中から東海環状道へとコースを変更、
国道153号線で稲武から入った設楽町です。
一般道も足助付近は断続的な渋滞で大幅な時間のロスでしたが ><;
稲武からは国道257号線をのんびりと走ります。

名倉川沿いを走って行くとたくさんの鯉のぼりを見つけて途中寄り ^^

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場所は”設楽福祉村キラリンとーぷ”、
そよ風?に泳ぐ鯉のぼりを楽しみながらしばしの休憩。

ふたたび国道を南下し、設楽の中心部田口を過ぎると清崎です。
すでにお昼近くになっていたため、見つけたコンビニで昼食休憩でしたが、
そこで目に入ったのが「伊那街道」の案内板。

これは見ておかなければと ^^;

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少し戻って清崎の伊那街道、野々瀬川に架かる大橋の袂にあった駒札

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川の少し上流に常夜灯がありますが(中央やや左 ^^;)
そこにはかって伊那街道の板橋が架かっていたという。

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現在の大橋を渡って清崎の集落を行きます。

伊那街道は江戸期の三河と信濃を結ぶ物流の重要な幹線道路で
すが、
この道はどうやら根羽から分岐し南下してきた道で、津具・田口(設楽町)を経て
吉田(豊橋市)に至る道だということがあとから分かりました。
もう一つは西南に向かい、足助から岡崎・名古屋に至る飯田街道(三州街道)です。


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集落の外れにあった「高札場跡」の駒札。
まぁ、あるのは街道筋に残るこうした”・・・跡”の駒札だけですが、
清崎の集落に少しだけ街道の面影を見ることができます。

このあとは国道に戻り、すぐのトンネルを抜けて「田峯観音」へ。

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先に歴史の里「田峯城」を紹介しましたが、
ここはやはり田峯観音にもお参りしなければとの立ち寄り ^^;

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石段を上った先の鳥居杉をくぐると

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正面に本堂
戦国時代の戦いで亡くなった人々の菩提を弔うために創建されたともいわれ、
三河三田楽のひとつである田峯田楽や、
奉納狂言(歌舞伎)などが行われることで知られています。

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本堂横にあるのは絵馬堂でしょうか?
軒下や堂内には狂言の写真や、演目札が掛かっています。

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歌舞伎が行われる舞台
文久3年(1863)の築、県指定有形民俗文化財だそうです。

田峯の里を散策した後は新東名の新城ICに向かいますが、すぐに新城市。
県道の稲目トンネルを抜けると「四谷の千枚田」の案内板があります。
距離的には約3kmほど、日は長く、まだ立ち寄るだけの時間がありました ^^

下の駐車場は満杯 ><;さらに上の駐車場へ。

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下から眺める千枚田はお馴染みの風景 ^^;ならば上からでしょうか。

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千枚田の最上部は右上ですが・・・
さすがにそこまで行く余裕もなく咲いていたレンゲを撮って ^^;

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駐車場から少し棚田を下ります。

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戻る時間も考えながらでしたが 、
さすがに人気の千枚田もこの時間はもう静かでした ^^;

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すでに一部では田植えも始まっていましたが、
これからが最盛期、もうすぐ苗の植わった水田が見れるでしょう。

この日は一応目的があったんですが、そこはきままなぶらり旅 ^^;
行けなかったところはまたの楽しみにして・・・
戻る新東名高速道は渋滞もなく走ることができました。  📷 3日 

2019年5月 5日 (日)

設楽歴史の里 田峯城

大型連休のなか、時代は平成から令和へと変わって最初のぶらり旅は
近場から花めぐりのスタートでしたが・・・
この日は当初から予定していた愛知県設楽町の山里散策でした。
特に目的はなく、設楽の東部地区を縦断するドライブ でしたが、
ただ、ここだけは立ち寄りたかった歴史の里「田峯城(だみねじょう)」です。

田峯の散策拠点になるのは特産物直売所のある「田峯観音」。
その駐車場から1kmほど、もちろん車でも行けますが、この日は散策 ^^;

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田峯城駐車場の傍にある城の入口、
空堀に架かる橋を渡った大手門跡から城跡へと入ります。

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まず最初に見るのが”表曲輪”
その奥が裏曲輪のようですがよく分かりません ^^;

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すぐ右に”無名曲輪”とありますが、
狭い地にあり特に名のある曲輪ではないようです。

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”井戸曲輪”
井戸跡はなく、雨水などを貯めたところでしょうか。

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すぐ上にあるのが”蔵屋敷”跡

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ここですぐ上に本丸が見えます。

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その下にある”畷曲輪(あぜくるわ)”
田峯では”なわて”を”あぜ”と言う・・・とも ^^;

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石段を登るとここが本丸裏門になる”搦手門”
この先は本丸有料施設) になります。

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復元された御殿の西側

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その左手には”厩”の建物と右手に城祉碑

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御殿を回り込むと左に”本丸大手門”と奥に”物見台”。
厩と本丸大手門は本来あった場所とは違います ^^;

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御殿南側からの全景
田峯菅沼氏累代の本城で、文明2年(1470)定信が築城、
奥三河における代表的な山城です。

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御殿西側
城の遺構は残っているものの資料は極めて少ないため、
他の中世城郭を参考にしてこれらの建物が再建されたようです。

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御殿の内部、東にある「鍵の間」

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西側の部屋は、手前が「二の間」、奥が「上段の間」です。

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物見台からの眺めは急峻な山並みの続く西南部。
麓に流れる寒狭川(豊川)と、
城をいただく山並みがまさに大蛇のようであることから、
別称「蛇頭城(じゃずがじょう)」とも呼ばれていたという・・・。

設楽町田峯の里散策。
そのひとつ、戦国時代の歴史を残す「田峯城」でした。  📷 3日

2019年5月 4日 (土)

かみいしづ緑の村公園ボタン園

大垣市の花めぐり、「赤坂スポーツ公園」のフジのあとはボタンです。
旧中山道を走りながら途中の「お茶屋屋敷跡」へと思いましたが、
道筋からチラッと見た、戻られる人たちの多さにそのまま通りすぎます。
向かったのは上石津町にある「かみいしづ緑の村公園」のボタン園でした。

まだ咲き始めのときに訪れてからちょうど1週間が経っています ^^;

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まだたくさんのつぼみがあり、
全体では7~8割ほどの開花にみえましたが

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HPでの開花情報はすでに”満開”になっていました ^^;

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年々木が少なくなり、ボタン園自体も規模が小さくなっていますが、
花の手入れはしっかりとされていて

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私的には好きな牡丹園のひとつです ^^

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静かな環境のなかで楽しめるボタン園

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ボタンの種類も年々減ってはいますが

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花を楽しむには十分な数です ^^;

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今年は咲き始めたのが早かったようですが、
途中で不安定な天気が続いたこともあり開花は遅れているようです。
今は赤い花が多いようですが、また違う種類が楽しめるかも ^^  📷 2日

2019年5月 3日 (金)

赤坂スポーツ公園の藤

平成から令和へと時代が変わりましたが、
我がぶらり旅のスタートは近場 ^^;大垣市からでした。
まずは草道島町(そうどうじまちょう)にある「赤坂スポーツ公園」。
多目的広場を中心に、運動施設や児童公園のある総合公園ですが、
公園を取り囲むように総延長840m、 約20種類、100本のフジが咲く
東海地方でも最大級の藤棚があります。

この日は久しぶりに快晴!

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まずは児童公園がある南側の藤棚からウオーキングです ^^

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最初のコーナーを回りますが、
足元にはすでに散った花びらが多くちょっと気になりました。

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真っ直ぐに延びる南側の藤棚、
ここまで数種類のフジを見ることになりますが・・・
花はかなり散ってすでに終盤に入っているようです ><;

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それでもまだ綺麗な藤棚沿いにはヒラドツツジの生垣があり、
こちらは今がちょうど満開 ^^

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散り積もった花びらで藤棚の下は綺麗な?フジの花筵 です^^;

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次のコーナーを回りますが、
花が散り始めていることもあり全体に花房が短いですね。

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多目的広場沿いに延びる東側の藤棚

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見えるのは金生山にある明星輪寺と砕石で削られた山

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青空が透けて見えますが、これは花房が短い種類でしょうか?

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ヤエヤマフジ?

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北側の藤棚もほとんどが同じような状態でしたが、
ここが最終のコーナー 。
終盤とはいえ、さすがに長い藤棚だけにまだまだ綺麗でした。

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こちらは児童公園に植えられているフジ

Akasakasp13 
外周に出ましたが、
南側の藤棚沿いに植えられたツツジの生垣です。

前日、前々日の雨と風が影響したのか?花はかなり散っていましたが、
「赤坂藤まつり」は例年5月3日(今日)のようです。
今年は見ごろのラストチャンスかもしれません ^^;  📷 2日

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