山陰海岸ジオパーク
京都府与謝群伊根町から丹後半島を北上して最先端にある経ヶ岬から、
半島を西へと京丹後市の久美浜まで下ります。
そのまま鳥取県の長尾鼻まで続く海岸線と内陸部は、京都府(京丹後市)、
兵庫県(豊岡市・香美町・新温泉町)、鳥取県(岩美町・鳥取市)にまたがる
広大なエリアを有する「山陰海岸ジオパーク」として、
「世界ジオパーク」に加盟認定されているという。
経ヶ岬灯台は前回訪れていて今回はパス ^^;途中の”袖志の棚田”、
”丹後松島”、”屏風岩”などは車窓から眺め通過。
最初の立ち寄りは道の駅「てんきてんき丹後」の近くにある「立岩」でした。
垂直に延びた柱状節理が美しい立岩は、
高さ約20m、周囲1kmに及ぶ巨大な1枚岩で、
鬼退治伝説に関わる伝承が残されているという・・・・
これから走る先の眺めですが、
次が少し走ると鳴き砂で知られる「琴引浜」があります。
その琴引浜、全国に数ある鳴き砂浜のなかでも
有数の”鳴き砂”で知らるところです。
ただ、これが鳴かすのがなかなか難しく・・・
ここでは鳴くところに白いポールが立てられています ^^
鳴かせようと歩いた跡 ですが、鳴きません ><;
悪戦苦闘していたら、係りの方がやってきて教えてくれました。
あらためてポールの傍で再挑戦!
かかとに少し力を入れて摺り足で歩くとキュッ、キュッと音がして、
これが鳴き砂という・・・。
オマケでこの方にしかできない特技”笑い砂”とか。
手で砂を集めて器用に揉むと、これがまさに笑う砂でした ^^
何度も繰り返して摺り足を覚えながら、
初めて鳴いてくれた琴引浜の”鳴き砂”体験でした。
このあとはこの日の目的地香住までただ走るだけ ^^;
途中から海岸線を外れましたが、着いた兵庫県の香美町の香住です。
ここでは宿に入る前に立ち寄った「岡見公園」。
香住漁港西港と、東港の中間にある丘の上の公園ですが
もともとは離島であったものが、
間に砂がたまって地続きになったという陸繫島。
ここでも形状節理の断崖を見ることができます。
丘からの眺望は日本の夕日百景にも選定されているそうですが、
こちらは東側の眺めです。
この日は丹後半島先端部を走り兵庫県香美町香住まで、
「山陰海岸ジオパーク」のドライブでした。 25日
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好好爺さん
「琴引浜の”鳴き砂”体験」、楽しそうです。「山陰海岸ジオパーク」のドライブと言うことですが、いわゆる観光地とはかけ離れているようですね。バス旅行などにも出てきませんが、出かけて見たくなる風景です。越前海岸より雄大なような気がします。
投稿: shuttle | 2019年3月 1日 (金) 09時02分
山陰海岸ジオパーク、日本海の海が青くて風光明媚ですね。鳴き砂は初めて知りました。
香美町は一昨年の秋にカニを食べに行きましたが、冬の前なので寒くて、来たるべき冬の準備なのか、大きな除雪車を何台か見ました。
しかし、今期はその地域、雪が全くないですね。
つい先日、車で琵琶湖一周しましたが、比良山系や伊吹山の雪が例年より少ないのには驚きました。
昨年の三月末よりも、ずっと雪が少なかったです。余呉湖も、いつもならこの時期、雪が残っているのに、全くゼロでした。
日野町のお雛さまの様子を見ても、暖かそう?ですね。
投稿: フデ | 2019年3月 1日 (金) 17時29分
shuttle さん
山陰海岸ジオパークは京都府、兵庫、鳥取県の東西約120km、
京丹後市の東端から鳥取市の西端まで、
海岸から内陸部まで広がる広大なエリアです。
バス旅行は丹後半島めぐりのツアーがあると思いますが、
数は少ないかもしれませんね。
投稿: 好好爺 | 2019年3月 1日 (金) 20時04分
フデ さん
鳴き砂の浜は各地にありますが、ここは特に有名ですね。
香美町といえばやはりカニ ^^今回もそれが目的でした。
ただ、言われるように今年はほとんど雪が降らなかったそうです。
琵琶湖を周遊されたようですが、
今年は比良山系も雪が少なく、琵琶湖から眺める景色も違ったでしょうね。
日野もまったく雪はなく暖かかったです ^^
投稿: 好好爺 | 2019年3月 1日 (金) 20時15分