中馬街道のひな祭り 阿智村
名古屋から足助を経て飯田に至る旧飯田街道(一部国道153号線)。
旧道は”塩の道”ともいわれ、馬による荷物の運搬が行われたことから
「中馬街道」と呼ばれています。
沿線では愛知県豊田市足助の「足助中馬のおひなさん」や、
稲武の「いなぶ旧暦のひな祭り」が知られていますが・・・さらに北、
長野県の飯田市、阿智村(清内路、園原、昼神、駒場、浪合、智里東)、
平谷村、根羽村では「中馬ぬくもり街道ひな祭り」が行われています。
南信州に春の訪れを告げる風物詩ともいわれる
「中馬ぬくもり街道ひな祭り」ですが・・・
この日はその中心になる阿智村のおひなさんを見に出かけました。
まずは阿智村の中馬街道は中心部になる駒場の、
ちょっと珍しい昔の銭湯に飾られたおひなさんからです ^^
駒場の中心部から細い路地を入った先にある
こちらがその昔の銭湯「玉のゆ」。
ガラス戸を開けると今はもう番台(右手)はありませんが、
男湯の脱衣所?に飾られたおひなさんを撮っています ^^;
男湯
女湯
飾られている写真(当時の駒場の様子)や、小さな湯舟や壁の絵、
仕切りの広告看板は男湯、女湯出違う・・・など、
銭湯についてのの細かい説明におひなさんはそっちのけです ^^;
こちらは中心部に戻って写真家の「後藤家資料室」。
ずらりと並ぶカメラの数々と映写機などの機材に驚きましたが
こちらが奥の部屋に飾られたおひなさんでした。
ということで、ここからが中馬ぬくもり街道のおひなさん ^^;
資料館の前にあるお店のおひなさん、
下の内裏雛は当家のおばあさんのもので90年前のものとか。
その裏手を通る中馬街道、旧い土蔵に雰囲気のある道です。
こちらは「駒場自治会館」の玄関に飾られていた古雛、
ここでは他にも古雛が見れます。
このあとは町なかの中馬街道を西へと歩いてひなめぐり ^^
扉を開けて案内を乞いながら・・・
気楽に入って
楽しむおひなさん
ガラス戸を開けて外から楽しむおひなさんは
「変わりびな50年の歴史」とありましたが・・・ありますね。
賑やかな飾りもあります ^^;
町なかおひなさん、駒場の西側にある最後のお家には、
明治、大正、昭和、平成と、時代の異なる4代のおひなさんでした。
戻る中馬街道「駒場宿」
古くは古代の官道である東山道の「阿智駅」に由来するという。
中馬が発達したことで宿場町として繁栄した駒場は、
今も旧い町並みに往時の面影が残る静かな町でした。 9日
« 奈良 月ヶ瀬梅渓 | トップページ | 続 阿智村のひな祭り »
「お出かけ・ひなまつり」カテゴリの記事
- 中馬のおひなさんin足助(2023.02.25)
- おひなさまめぐり in二見(2023.02.19)
- 叶匠壽庵 寿長生の郷のお雛さん(2023.02.18)
- とよさとひなめぐり 滋賀豊郷町(2023.02.14)
- 海津市歴史民俗資料館(2021.03.13)
コメント