蛭子神社八日戎 名張市
毎年2月7・8日の両日に行われている
三重県名張市鍛冶町にある蛭子神社の祭礼「八日戎」。
名張に春を呼ぶ風物詩として親しまれていますが、
8日に行われたその本宮(本祭)に出かけてきました。
もうひと昔になりますが、以前に出かけてから10年ぶり ^^;
この日の本町筋(初瀬街道です ^^;
その昔、名張の山の幸と、伊勢湾の海の幸の物々交換が行われ
そのときのハマグリ市が名残といわれることから、
この日は店先でもハマグリが売られています。
その「蛭子神社」
ちょうど昼どきのためか?それほどの混雑はありませんが
本殿前には参拝者の列ができています。
島根県松江市にある「美保(みほ)神社」の分家で、
事代主神が祀られている蛭子神社。
こちらの縁起物は”福笹”ではなく、
名張川の河川敷で採取したネコヤナギの木の枝に大判小判、
米俵などを吊るした吉兆(けっきょ)と呼ばれる縁起物。
熊手もあって、商売繁盛!家内安全祈願はどこも同じです ^^
この祭り、なぜか7日の宵宮にイベントがあり、
8日の本宮にはイベントがありません ^^;
ということで・・・旧街道(初瀬街道)の散策です。
街道西口になる新町筋から初瀬街道は名張宿へと入りますが、
すぐにあるのが「旧細川邸 やなせ宿」。
江戸から明治初年に、奈良県宇陀市大宇陀区にある
薬商細川家の支店として建てられた建物で、
現在は観光交流センターや食事処、貸館施設となっています。
街道は新町通りから、祭りの露店が建ち並ぶ本町通りへと入ります。
賑やかな通りの手前に建つこの石標。
名張は江戸川乱歩の生誕地ですが、狭い小路を奥に入ると
「江戸川乱歩生誕地碑広場」がありますが、
ここが乱歩の生家があったといわれるところ。
街道に戻って本町通りを行きます。
街道筋ではよく見かける光景ですが、ここは「酒蔵 木屋正」
こちらは老舗和菓子処「大和屋」、人気です ^^
”えべっさん”ならではの露店 ^^ これが楽しみなんですが、
この日は残念ながら車でした。
街道は中町通りに入って、ここが宇流冨志禰神社の一の鳥居。
初瀬街道は右に折れていきますが、
この先は以前に紹介したところでもあり省きます。
久しぶりに名張蛭子神社の「八日戎」でしたが、
今回もまた初瀬街道の散策になりました ^^; 8日
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