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2019年2月23日 (土)

企画展 井戸家のお雛様

岐阜県関市小屋名にある岐阜県博物館の”マイミュージアムギャラリー”で、
江戸期から昭和中期に至るひな飾りが展示されているという。
これはもう見逃すわけにはいけません ^^;
何度も出かけている岐阜百年公園のなかにある博物館ですが、
ここはまだ訪れたことがなく、これを機にと早速出かけました。

公園の北口からすぐにある県博物館、
マイミュージアムギャラリーはその2階にあります。

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ギャラー入口に飾られた古雛と土雛を見て館内へ。

展示されているお雛さんはすべて個人の方(井戸美千代さん)が
趣味で収集されたというお雛さんと雛道具だそうですが・・・

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まずはそのおひなさんにビックリ!
いきなり御殿飾りと江戸古今雛に素敵な雛道具が並びます。

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紫宸殿、渡り殿、常御殿の御殿飾りは「丸平御殿」だそうですが、
京都を代表する老舗人形店、丸平大木人形店のもの。

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その傍に置かれていた”狆引き官女”、久しぶりに見ました ^^

このあとはガラスの中の展示になり、
映り込みを避けてやや斜め撮りになりますがご容赦を。

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この御殿飾りは平戸さんのひな飾りという「静岡製御殿飾り」で
昭和31年と案内にあります。
その横に並ぶのは、こちらも丸平大木人形店の御殿飾りと雛人形。

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昭和初期という檜皮葺御殿飾り

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こちらは白木造りの源氏枠飾り

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板葺き御殿飾り、

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御殿下には随身と仕丁に犬筥、
特に仕丁は京風(関西)だけに、持ち物は箒、ちりとり、熊手です。

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その横にはこの「仲秀英芥子雛」(江戸後期)、
江戸の人形師として知られる名工の一人ですが・・・すごいです。

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中央陳列ケースの中からこの雛道具。
有田深川製磁製と江戸は永徳斎の三棚とあります。

そしておひなさんは最後の展示コーナー

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ちょっと展示順を変えていますが、
有職雛からまずは公服の束帯雛(丸平五世 ^^)

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そして平服の直衣雛(のうしびな)

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さらに直衣を簡略化した小直衣雛(このうしびな)です。

最後は馴染みの多いおひなさん

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京都と江戸の古今雛でした。
そのおひなさんの下段に並んでいた人形もまた凄い ^^;

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江戸の名工、川端玉山の五人囃子(江戸後期)と

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仲秀英の雅楽五人囃子(江戸後期)でした。

個人の趣味で収集されたという数多くのおひなさんと雛道具ですが、
今回はその中からほんの一部のおひなさんでした。
「井戸家のお雛様」は3月24日(日)まで。入場無料 ^^;  21日

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