商家駒屋の福よせ雛
二川宿本陣資料館のひなまつりを楽しんだあとは、
こちらも恒例の商家「駒屋の福よせ雛」でした。
資料館から東へ250mほどのところにある「駒屋」の雛飾りは、
一般家庭で使われなくなったお雛さんを再利用しているもの。
愛知県を中心に開催されている”福よせ雛”の会場のひとつです。
その「駒屋」は江戸時代の貴重な建物で、
平成24年から改修復元工事が行われて現在は一般公開されています。
主屋の玄関を入ると店先らしき板の間
そこに飾られた多くのおひなさんです。
奥へと続く座敷は離れ座敷へと渡り廊下で繋がっていますが、
その各部屋にはおひなさんを使った福よせ雛の展示です。
今回の福よせ雛は「フェニックス」、「豊川用水」、「防災(避難所)」がテーマ。
渡り廊下のある中庭
個々のテーマについての解説は省きますが
こちらはメインテーマでしょうか?”防災びな”
災害時における避難所の様子が再現されていますが・・・
どこで見る福よせ雛も毎年テーマの苦労が大変なようです。
福よせ雛は毎年テーマが変わりますが、
こちらは変わらぬ段飾りでした ^^;
奥の出入り口から戻る路地です。
オマケ!
私事の趣味で恐縮ですが ><;
二川宿東の入口近くの「妙泉寺」境内にある芭蕉「紫陽花塚」です。
碑には ”芭蕉翁 あちさゐや 藪を小庭の 別座敷 ”とあります。
(元禄7年(1694)江戸深川にての吟)。
この日も少しだけ旧東海道を散策した二川宿でした ^^; 2日
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今年もまたお雛様めぐりの年がやって来ましたね。楽しみです。
駒屋の福よせお雛さまは本当に面白いですね。
今にも動きそう。生きているように見えます。
お雛様たちの声がざわざわと聞こえて来そうです。
芭蕉の句、味わい深いですねえ。
投稿: フデ | 2019年2月 8日 (金) 21時20分
フデ さん
今年もまたひなめぐりの時期になりました。
今週末から各地のひなまつりも多くなります。
福よせ雛も開催地が多くなりましたが、
ここも施設が新しいだけに新鮮な感じがします。
芭蕉の句碑は、
芭蕉紀行を追っかけて歩いた
東海道を思い出しての立ち寄りでした ^^;
投稿: 好好爺 | 2019年2月 8日 (金) 23時14分