ぶらり高取・高取城跡
「高取かかしまつり」を見ている途中で気が変わり、
何年ぶりか?久しぶりに「高取城跡」へ行きたくなりました。
この日はすでに帰りの切符を確保していて時間が心配でしたが、
最悪は電車の変更もありかと思いながら坂道を登って行き、
いつものように黒門跡を見て「宗泉寺」への分岐に出ます。
高取城跡へはいくつかの道がありますが、
この道が土佐街道から城への大手道になります。
途中にはほ「七曲り」や「一升坂」などの急坂があり、
ほとんどがその急坂を登って行くことになりますが・・・道中は省略 ><;
「宗泉寺」分岐から息を切らせながら登ること約25分、
明日香の栢森から来る道に合流しますが、ここにあるのが「猿石」。
詳細は省きますが築城の際に運ばれたてきたものとも。
すぐに「二の門跡」、
その先に少し右に入るあるのが「国見櫓跡」。
目の前に大和平野方面が見わたせる場所ですが、
やはり監視が目的でもあったところでしょうか。
大TR道に戻って先に行くと次が「矢場門跡」
この辺りから石垣も城郭跡らしくなり、このあと「松ノ門跡」、
「宇陀門跡」と続き「千早門跡」と門跡が続きます。
道沿いの荒れた武家屋敷跡地を見ながら最後の道を登りきると
壺阪口からの登城道に合流、。
壺阪からはすぐ近くまで車で来れますが、最後は急登の道です。
正面の桝形虎口に入ると
ここが「大手門跡(御城門)」。
見事な石垣の残る中を「本丸」へと入って行きますが
その先には「十三間多門跡」
曲がりきると「二之丸跡」に出ます。
左手に見える説明板の横からいよいよ「本丸」へ。
見事な石垣の残る「高取城」の城郭ですが
最後の「十五間多門跡」の桝形虎口を通り抜けます。
本丸からの「太鼓櫓台」と「新櫓跡」 石垣、
振り返ると
見事な天守台の石垣です。
打ち込み接ぎ(はぎ)で、隅は算木積み、反りの無い綺麗な石垣です。
その下にあるの「高取城址」碑。
以前に見たときよりは草?が多いですが・・・
天守台石垣を回り込んで行きます。
本丸への最後の桝形虎口、
これが山城とは思えないほどのとにかくすごい虎口の数です。
虎口を入った先は突き当りで、右に天守台への道。
左の道から天守跡に出ました。
標高583。3m、黒門跡からの比高350mに築かれた山城ですが、
備中松山城(岡山県)・岩村城(岐阜県)とともに日本三大山城の一つ。
天守台跡の石垣には石を切った(割った?)跡の石も。
天守台から下りて周囲をひと回り ^^;
江戸時代に藩主となった植村氏のころには、3重の天守と小天守をはじめ、
22基の櫓、5基の多門櫓、33棟の門、2,900mの土塀、3,600mの石垣、
9の橋梁(きょうりょう)、5の堀切からなる山城であった・・・と。
久しぶりに汗を掻きながら堪能した「高取城跡」でした。 13日
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十年程前に兄弟で紅葉の見頃な時に行った事があります。車で行きましたので、急な坂道を登った覚えがあります。立派な山城だったんですネ。
投稿: ひろし | 2018年10月15日 (月) 15時17分
ひろし さん
紅葉の時期に行かれてましたか。
ここは山城のなかでもその石垣群が素晴らしいです。
秋の紅葉期も人気があり、
お城の石垣と紅葉も見どころのひとつですね。
投稿: 好好爺 | 2018年10月15日 (月) 18時11分