京都久多の北山友禅菊

京都市左京区久多・・・といっても滋賀と福井の県境にあり、
周囲を山々に囲まれた左京区最北端の自然豊かな山間の里です。
この時期、友禅菊が咲くことで知られていますが、
今年もすでに見ごろを迎えているとのことで急遽出かけてみました。

国道３６７号（鯖街道）の梅の木交差点から安曇川を渡り、
山間の道を西に７ｋｍほど走るとその久多集落です。



この地域では北山友禅菊と呼ばれ、
集落の２ヶ所で栽培されていますが



こちらは宮の町、ちょうど見ごろでしょうか。





茅葺屋根の民家を背景に咲き乱れる紫の花が人気で、
土・日には多くの人が訪れるそうですが







この日は平日のためか、出会った人は数人だけ ＾＾；





北山友禅菊は
野菊の一種であるチョウセンヨメナが品種改良されたもので、
この地域で独自に名付けられたもの。



見ごろは８月中旬までだそうですが、こちらは摘み取りも可能。（有料）



傍の稲田にはたくさんのオモダカも咲いていました ＾＾；



場所は変わって中の町に咲く友禅菊です。
こちらは観賞用とありましたが・・・
電気柵で囲まれたはるか先に咲いていて遠望です ＾＾；



山に囲まれ、川が流れる山深い里には、
日本の原風景ともいえる懐かしさを感じます。

友禅菊の里・京都久多の集落、
青空のもと、緑豊かな山里に咲く北山友禅菊でした。　　３日