名古屋城本丸御殿完成
平成21年(2009)から復元工事が行われていた名古屋城本丸御殿。
すべての工事が終わり、この6月8日から一般公開が始まりました。
平成25年(2013)に「玄関」や「表書院」、平成28年(2016)年に
「対面所」などが順次公開されてきましたが、
今回は将軍が宿泊する「上洛殿」や「湯殿書院」が完成。
これで本丸御殿のすべてが完成して公開されることになります。
すでに表書院や対面所は見学を終えていましたが
この日はあらためてその対面所から、
公開されたばかりの「上洛殿」を見学です。
対面所と上洛殿を結ぶ”鷺之廊下”
鷺の障壁画が描かれた廊下を行きます。
いったん「梅之間」(将軍をもてなす尾張上級家臣の控えの間)から
真新しい「上洛殿」へと入ります。
”400年前の貴重な障壁画が現代の絵師によって蘇る・・・”との、
近世城郭御殿の最高傑作といわれる名古屋城本丸御殿。
実物(重要文化財)と写真資料が現存することにより復元された
御殿障壁画や飾金具などが見どころですが・・・
部屋の境にはめ込まれた極彩色の彫刻欄間や障壁画、
花のし金具に天井の板絵など、豪華絢爛の御殿建物です。
将軍が座る上段之間
梅之間の近くにある上御膳処
出口へと戻る廊下は対面所の裏廊下?で、
ここは以前にも通ったところ ^^;
城郭として国宝第1号に指定された名古屋城本丸御殿と天守閣。
現在天守閣木造復元による工事に入っているため、
天守閣はすでに入閣できませんが、
これからはこの本丸御殿が名古屋城の見どころになります。
~~~~
このあとはこの日から始まった「大相撲名古屋場所」へ ^^
これも毎年の恒例、その初日を観戦でした。
ちょうど本丸御殿の見学中に激しい雨に見舞われましたが、
そのあとは晴れて蒸し暑い日に。
本丸御殿と大相撲名古屋場所!暑い名古屋の夏でした。 8日
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好好爺さん
名古屋城本丸御殿、完成しましたか。お写真を拝見する限り、豪華絢爛、贅を尽くした建築物です。その昔将軍を迎えるための部屋など、封建時代の名残を留めていますね。民主主義の現代、昔の儘のものが残っているのなら価値も高いでしょうが、民主主義の現代、こうしたものに税金を投入するなどは、アナクロニズムの感があります。河村市長が名を残したいのでしょうね。
投稿: shuttle | 2018年7月10日 (火) 19時55分
本丸御殿、出来立てホヤホヤなのでとても綺麗ですね^^
これから年数を重ねて経年していくと更に味が出て良さそうです。
私は名古屋城の近くに住んでいますが、引っ越してきてから
名古屋城の中に入ったのは1度だけなので、再訪しておかないとです^^;
大相撲はテレビしか観戦した事が無いです。
今年は大須に武蔵川部屋が来ていますが、先日通りかかった時に
稽古をしていたので少し見学してきました。
お相撲さんは間近で見るとやっぱり大きいですね^^
投稿: いわし | 2018年7月10日 (火) 20時08分
shuttle さん
ようやく完成しましたね。
さすがに尾張徳川家の城にふさわしい?豪華絢爛の御殿です。
もちろん、税金も投入されてはいるでしょうが、
お城が市民の方による寄付で建てられたように、
この御殿復元においても多くの方から寄付が募集されました。
全国からとはいえ、やはりなごやっ子の意気があるようです。
投稿: 好好爺 | 2018年7月10日 (火) 22時12分
いわし さん
ようやく御殿の全容を見ることができました。
まだホヤホヤの真新しい建物ですが、まさに豪華絢爛です。
特に再現された障壁画は素晴らしいものです。
ちょうど天守閣が工事に入りましたから、
これからはこの建物がメインのスポットになるでしょうね。
大相撲、こちらは毎年初日に出かけていますが、
今年はちようど本丸御殿とのセットでした ^^;
投稿: 好好爺 | 2018年7月10日 (火) 22時18分