今年最初のひなめぐり
各地ですでに始まっている「ひなまつり展」ですが、
我が最初のひなめぐりは2月に入ってからになりました。
今年も知多市の「歴史民俗博物館 ふゅうとりぃ・ちた」からと、
お馴染みのところですが ^^;
今年のひなまつり展は”おひなさまと錦絵”です。
2階の特別展示室、今年は少し展示が変わりました ^^;
側面の展示ケースは”錦絵”で、
これまで展示されていた古雛は入り口正面です。
その正面には江戸時代の内裏雛がふたつ。
これはちょっと意外でしたが、
間近で見れる古雛とは・・・こんなうれしいことはありません。
まずはその古雛からですが ^^
左側には明治期の内裏雛と歌舞伎人形、
裏側?には大正期のお雛さんと汐汲人形。(チラッと^^;)
そして右には昭和初期の内裏雛がふたつです ^^
この内裏雛、時代によって衣装も顔も変わりますが、
各時代のおひなさんを並べてみます ^^
江戸時代後期のお雛さんふたつ。
ともに町びなですが、
その顔は、引き目鉤鼻おちょぼ口が特徴です。
明治時代になると少し目も口も大きくなり、
はっきりとした顔立ちになってきます。
大正時代、
さらに現代風な顔になっていますね ^^
そして昭和初期とありましたが、
ふたつの内裏雛はもう現代的なお顔そのものです。
これはオマケですが、
江戸期の古雛の背にあった屏風の裏です。
何が書かれた紙か?今までは見ることのできなかった代物でした。
やはり古雛が直接見れるひなまつり展ならではしょうか、
こうしたものが見れて撮れるのもうれしい展示です。
古雛がながくなりましたが ^^;
江戸後期の白木造り源氏枠飾り。
白木枠もですが、描かれた襖絵も手が込んでいます。
明治の御殿、素朴で簡素な造りですが、
屋根の鯱ほこはやはりこの地方の御殿でしょう ^^;
こちらは昭和初期の白木造り御殿。
まだ煌びやかな御殿飾り全盛前のものだけに、
おひなさんはありませんが立派な造りの御殿です。
あとは昭和を代表する御殿飾りに
そのあと御殿飾りに変わって、
昭和40年代後半から主流になる段飾りが並びます。
ガラスで仕切られた展示スペースに飾られているのは
江戸から明治の錦絵ですが、
それはまたの機会にご紹介するとして・・・ ^^;
この日は小学校低学年の校外学習でしょうか?
たくさんの子供たちが入れ替わりで学習中でした ^^; 2日
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こんばんは!好々爺さんのお雛様めぐりが始まりましたね!
毎年楽しみに見させていただいてるので
今年もたのしみです。
投稿: Kako | 2018年2月 3日 (土) 17時52分
Kako さん
少し出遅れましたが、
また今年も各地のおひなさんをめぐります。
少しマンネリにもなってきましたが、
新規開拓も含めて、
お気に入りのところがあればiいいんですが ^^
投稿: 好好爺 | 2018年2月 3日 (土) 20時50分
好好爺様、昨日も拝読いたしましたが、又、開きました。
今年も好好爺様のお雛様を拝見できる時季になり嬉しく思います。
なんと言っても、そちらのお雛様展示は素晴らしいですねぇ。
これからも楽しみにしております。
投稿: hiro | 2018年2月 4日 (日) 10時21分
hiro さん
今年もおひなさんの季節になりました。
しばらくは展示のひなめぐりになりますが、
これは時代のおひなさんが見れて勉強になります。
また各地のおひなさんをめぐって、
いろんな飾りを楽しみたいと思っています。
投稿: 好好爺 | 2018年2月 4日 (日) 16時39分