松島 円通院
松島に来ればやはり「瑞巌寺」ですが、
ここも平成の大修理が終わって11月から拝観順路が変わりました。
以前には中門から入って拝観できた本堂(方丈)外観も入れず、
この日からか?庫裡から入る拝観順路で内部はすべて撮影禁止。
ただ拝観するだけということで掲載できるほどの写真はなく ><;
これでは少し寂しいと、隣接する「円通院」に立ち寄りました。
山門
松島の名庭園といわれる円通院庭園がありますが初訪問 ^^;
ちょうど紅葉も見ごろを迎えていました。
石庭「天の庭」と「地の庭」
パノラマ風ですが(拡大可)
松島湾は白砂で、周囲の山々はコケで表現されていて、
”「天の庭」は松島湾に実在する七福神の嶋を仏の庭として表し、
「地の庭」はいのちを意味した「三宝の庭」”とか。
「天」と「地」には天水橋がかかり「天の庭」と「地の庭」を結ぶ掛け橋とも。
庭を抜けると霊廟三慧殿への参道
参道から見える本堂
霊廟三慧殿
伊達政宗の嫡孫光宗の霊廟として建立され、
東北地方では数少ない 格式ある方三間霊屋の遺構とか。
その厨子には支倉常長が西洋から持ち帰ったと伝わる
バラの絵が描かれています。
約700年前の洞窟群を見ながら、
スギ林の中の自然庭園(三慧殿禅林瞑想の庭)を抜けて行きます。
出たところにあるバラの庭
そして本堂・大悲亭
光宗君の江戸納涼の亭で、愛息の早逝を悼んだ忠宗公が
解体移築したもので、寄棟造萱葺の建物です。
その前にあるのが遠州の庭
またまたパノラマ風ですが ^^;約350年前に造られ、
心字池と観音菩薩が住む補陀落山を中心にした庭園で、
小堀遠州 の作と言われています。
今回の旅で初めて出会った紅葉らしい紅葉でした。
このあと、懐かしい「西行戻しの松」にも立ち寄りましたが、
以前とは違って素晴らしい公園に変身していました。
残念ながら展望所までは行きませんでしたが、
10年ひと昔?そんな思いの松島でした ^^; 1日
« 松島散策 五大堂・雄島 | トップページ | 南会津 下郷町 »
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 小江戸川越 まち歩き(2024.05.27)
- 離島の旅 奄美大島(2024.05.13)
- 宮古島ウオーキング・伊良部大橋(2024.02.20)
- 琉球王朝時代の古城 中城城跡(2024.02.05)
- 引田城址・東かがわ市(2023.12.20)
長の旅、お疲れ様でした。
奥の細道の旅を楽しんでこられましたか。
松島やこの円通院等々、私も丁度7年前に姉妹夫妻たちと旅しました。
この円通院の紅葉がとてもきれいだったことを、好々爺さんの写真を拝見し、懐かしく思い起こしました。
投稿: スーちゃん | 2017年11月 5日 (日) 19時54分
スーちゃん さん
松島円通院には行かれていましたか ^^
この日はまだ紅葉の見ごろには少し早かったですが、
それでも庭園の一部は綺麗に色づいていて綺麗でした。
私も奥の細道歩き旅以来の松島でしたが、
日光ともども懐かしい旅を楽しんできました。
投稿: 好好爺 | 2017年11月 6日 (月) 08時39分