日光 輪王寺大猷院
紅葉の時期というのにまた雨になりなかなか出かけられません ><;
ということで、先の旅行で詳しく載せなかった日光の寺社から、
あらためて「輪王寺大猷院(たいゆういん)」です。
東照宮は徳川家康を祀る神社として超人気ですが、
こちらは3代将軍家光の廟所(びょうしょ)で日光でも静かなところ。
最初にある仁王門からいくつかの門をくぐりますが、
仁王門をくぐった先は立ち入り禁止で左に曲がります。
その先にあるのが二天門ですが・・・
残念ながら修理のため工事中でした。
持国天、広目天)の二天を安置している事から二天門といわれ、
日光の境内で1番大きな門ですが、残念 ><;
くぐって石段を上ると展望所、
下に見えるたくさんの石灯籠は大名からの献上品。
さらに石段を上がると正面に夜叉門
左には鼓楼、右には鐘楼です。
四体の夜叉「阿跋摩羅(あばつまら)、毘陀羅(びだら)、
烏摩勒伽(うまろきゃ)、犍陀羅(けんだら)」が、安置された夜叉門。
なかでも、青い「烏摩勒伽」は破魔矢の発祥とされ、
全国でもめずらしい像だそうです。(右手に矢、左手に弓を持ちます)
そして唐門から拝殿ですが、
拝殿・相の間・本殿と連なる権現造りの独特な建物。
門前の左右には徳川御三家からの献上という大燈籠。
唐門をくぐった先が拝殿。
ここがまたたくさんの金彩が使われていて、
別名「金閣殿」とも呼ばれるところ。(もちろん撮影禁止です^^;)
4代将軍家綱によって建造され、
家光の死後も家康に仕えるという遺言により、
建物は東照宮に向いて建てられています。
建物の外を回って奥の院(本廟)へと行きますが、
拝殿の先ある相の間と本殿。
そして、御廟前に建つ皇嘉門(こうかもん)。
明朝様式の竜宮造りで竜宮門とも言われます。
家康が祀られている東照宮を凌いではならないという遺言により、
重厚で落ち着いた造りの大猷院ですが、22件の国宝・重要文化財と、
315基の灯籠が印象的な御廟でした。
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東北旅行、いろいろ見て回られましたね。
紅葉はほんの少し早かった感じでしょうか?
それでも、円通院や塔のへつりなどは綺麗です。
塔のへつりは初めて知りましたが、東北へ行く機会があれば
私もぜひお出掛けしてみたいです。
長旅、お疲れ様でした^^
投稿: いわし | 2017年11月 9日 (木) 19時21分
いわし さん
ちょっと遠出でしたが楽しんできました ^^
紅葉も少しは期待していたんですが、
日光は前日の台風で散っていました ><;
期待していなかった円通院と、塔のへつりが綺麗だったのは
ちょっと得した気分でしたが、皮肉なもんですね ^^;
東北の紅葉も時期が難しいです。
投稿: 好好爺 | 2017年11月 9日 (木) 21時09分