秋篠寺
「なら歴史の道」を歩く途中に立ち寄った「般若寺」のあとは「秋篠寺」です。
賑う「般若寺」とは違って、こちらは静かな秋篠の里にあります。
この日は日付が変わりましたが、近鉄京都線平城駅から再開。
「神功皇后陵」を見て歴史の道は奈良市街地の北西部へと入ります。
静かな秋篠町の里を抜けて行くと寺の東側にある駐車場に。
すぐに東門
正式には南門が正面入口ですが、車での観光客はこちらからに ^^;
歴史の道は寺を巻いていきますが、もちろんここは入山。
初秋にはハギの花が咲く香水閣周辺ですが、
花はすでに終わっています。
香水閣入口、扉は閉まっていますが、
特別開扉される日があります。
隣にある「十三社」
参道は南門へと続きますが、
右側にはかっての金堂跡という苔庭があります。
拝観受付へと行くため右に折れるとその苔庭。
秋篠寺はこの苔庭(金堂跡)もまた見どころのひとつ。
”保延元年(1135)、一山兵火に罹り僅かに講堂他数棟を残すのみにて
金堂東西両塔を等主要伽藍の大部分を焼失し・・・・・
自然のまゝに繁る樹林の中に千戸の歴史を秘めて佇む
現在の姿を呈するに至っている。・・・・・”と。
入山します。
本堂
”創建当初講堂として建立されたが金堂の焼失以後鎌倉時代に
大修理を受け、以来本堂と呼ばれてきたもの。
”単純素朴の中にも均整と落ちつきを見せる
純和様建築として注目される・・・”。(以上、すべて栞からの抜粋)
正面にある休憩所に座して、その建物を眺めるもよろしいかと。
堂内はもちろん撮影禁止ですが、居並ぶ仏像群もまた必見!
正面左奥には五大力菩薩、中央壇上には左から伎芸天、地蔵菩薩、
十二神将(六神将)、月光菩薩、薬師如来、日光菩薩、十二神将(六神将)、
不動明王、帝釈天、そして右奥には愛染明王の尊像です。
戻れば「大元堂」。
毎年6月6日の結縁開扉時にはその”大元師明王”拝観に
多くの人たちが訪れます。
開山堂を見て境内を出ます。
南門
傍にある「八社御霊神社」は元秋篠寺鎮守社。
ここも実に十年ぶりの拝観でしたが、やはり歴史の道を歩く途中でした ^^;
車でのアクセス以外では西大寺駅からバスか、歩いて15分。
ただ、歴史の道は迷路のような道になります ^^; 9日
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