桑名城跡(九華公園)
台風一過で秋らしくなりそうですが、お出かけはしばしお休みで、
今回は地元、「桑名城跡(九華公園)」です ^^;
花の時期にはつれづれに紹介したことがありますが、
城跡としてここを紹介するのは初めてかも知れません ?
いつものように旧東海道「桑名七里の渡し跡」から城跡をめぐります。
「七里の渡し跡」と揖斐川の川湊に臨む蟠龍櫓(ばんりゅやぐら)。
右手を真っ直ぐ行けば旧東海道ですが、
並行する堀川東岸(旧三之丸)の石垣はかつての桑名城城壁の一部。
揖斐川に面する川口樋門(七里の渡し跡の東)から、
南大手橋に至る500mが現存していて市の文化財に指定されています。
ここから三の丸公園を通って
吉之丸コミニュティーパーク(三の丸跡)沿いの
内堀(三の丸堀)沿いを行きます。
本多忠勝像
桑名城は慶長6年(1601)に本多忠勝が城主となり10万石を領する。
元和3年(1617)、2代藩主忠政は姫路城に移封、
代わって松平定勝が入城。
扇橋から城内へ
その後、幾多の変遷があり、文政6年(1823)に松平定永が
11万3千石の城主となって幕末を迎えます。
吉之丸堀
二之丸堀
慶応4年(1868)の戊辰戦争で新政府軍に敗北、
幕府軍についた桑名藩は城を無血開城。
二之丸跡
吉之丸堀の先には朝日丸跡(九華公園グランド)
橋を渡った左手にある「辰巳櫓」
元禄14年(1701)に城下で起こった火災により焼失した
天守の代わりとして唯一残っていたいましたが、
戊辰戦争後無血開城、その証しとして新政府軍により焼き払われます。
櫓跡にはなぜか大砲が・・・
本丸跡
本丸跡に鎮座する「鎮国守国神社」
その本殿横にある「天守台」跡。
元禄14年(1701)に天守焼失以来、天守閣は再建されていません。
横から
「扇城」と呼ばれ「海道の名城」とたたえられた城は明治になって廃城、
昭和3年(1928)には松平定信の没後百年祭をきっかけに、
本丸、二之丸跡は現在の九華公園として整備されます。
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私も今月1日に桑名の街を散策してきました^^
当日は、養老鉄道10周年記念のフリー切符を使って行きましたので、なんと500円でした。
はまぐりプラザまで歩き、お昼はおいしいはまぐり料理に舌鼓を打ってきました。
電車賃を節約できたので、その分ランチはおいしいものを食べてきました。
この日は九華公園は素通りでしたが、好々爺さまの写真で、自分でも気づかないところまで拝見できました。
七里の渡しには私も行ってきましたので、同じ目線の写真も拝見です。
帰りの電車内では、沿線高校の吹奏楽の演奏を聴きながら帰ってきました。
投稿: | 2017年10月25日 (水) 09時01分
また失敗(*_*; ↑
投稿: スーちゃん | 2017年10月25日 (水) 16時57分
スーちゃん さん
今回は分かりましたよ ^^
養老鉄道の記念フリー切符はお得ですね。
ハマグリプラザまでの歩きはは揖斐川河畔沿いでしたか?
はまぐり料理を堪能されたようですが、
私はまだ食べたことがありませんが羨ましい・・・^^;
今週はちょっと出かけることができず地元ですが、
九華公園はまだご覧になられてないところがありましたか。
花のないときは寂しいところです。
投稿: 好好爺 | 2017年10月25日 (水) 19時00分