なら歴史の道
旬のコスモスめぐりを先に載せましたが、「なら歴史の道」へ戻ります。
先週、3連休の後半2日間の道歩きでしたが、
奈良の市街地をほゞ一周するように整備されているこの道は、
春日大社から般若寺に出て、平城宮跡から北部に点在する
古墳群をまわり南下、西部の秋篠寺、西ノ京を経由して南都大安寺、
白毫寺と周って奈良の見どころをめぐる一周27kmの道です。
この日のスタートは東大寺大極殿前から。
途中、道案内をしてくれるのはこの道標 ^^;
ただ、はっきりとしないところもあり、観光用ですが地図は必携。
今回は北部に広がる佐紀盾列古墳群(さきたてなみこふんぐん)
と呼ばれる古墳群をめぐります。
一条通の北を抜けて行く歴史の道は狭岡神社(さおかじんじゃ)、
不退寺と見ながら国道24号バイパスを横断し法華寺町に。
国道沿いを回り込むと目の前には
広大な周濠をめぐらせた”ウワナベ古墳”が現れますが、
ここから多くの古墳群のなかを抜けて行きます。
その先には”コナベ古墳”
佐紀盾列古墳群の東端に位置し5世紀半ば頃の築造と考えられ、
ともに被葬者は定かでありませんが、ヤマト王権の中枢にいた人物
とも推測され、宮内庁から陵墓参考地として治定されています。
少し北上して行くと次が”磐之媛命(いわのひめのみこと)陵”
仁徳天皇皇后磐之媛命の平城坂上陵(ならさかのえのみささぎ)です。
ここから御陵を回り込んで行きますが、
その先にあったコスモス畑につい夢中になり ><;
この乾垣内池を目印の池と勘違いして道を外してしまい、
途中にある”平城天皇陵”を見逃がしました。(よくあることです ^^;)
そのまゝ先の県道に出て平城京跡の北側で歴史の道に戻ります。
平城宮跡第一次大極殿正殿
佐紀神社を見て道をふたたび北上していくと
”日葉酢媛命陵”に出ます。
垂仁天皇皇后である、
日葉酢媛命 狭木之寺間陵(ひばすひめのみことさきのてらまのみささぎ)。
戻るとすぐ隣にある”成務天皇陵”への道へ
成務天皇陵
この辺りは森に囲まれた静かな地で綺麗に整備されています。
すぐ後ろには孝謙天皇陵もありますが省略 ><;
松並木の続く小道を挟んで、右には日葉酢媛命陵陵山古墳、
左には成務天皇陵ですが、その間を抜けて行きます。
1日目はこの先にある近鉄平城駅で終わりました。
ここからは日付が変わって翌日になりますが
平城駅から再開した歴史の道は踏切を越えると
すぐに八幡神社に出ますが、神社を回り込んで行くと
”神功皇后陵”への道です。
古墳群の西端に位置し、佐紀盾列古墳群のなかで最大の前方後円墳。
4世紀末から5世紀初頭にかけての築造と推定され、
古墳群の中でも最初に築造されたとみられています。
歴史の道を歩いてみて、あらためてその規模の大きさを感じた
佐紀盾列古墳群でした。
このあとは山陵町から秋篠町へ
里のなかにある道標を拾いながら秋篠寺、そして西大寺、
菅原神社から”垂仁天皇陵”、唐招提寺、薬師寺とお馴染みのコース。
2日目は西の京までの短い距離 ^^;
久しぶりに楽しんだ「歴史の道」歩きでした。 8,9日
« 菰野町川北のコスモス畑 | トップページ | 亀山市太森町のコスモス畑 »
「趣味・歩く」カテゴリの記事
- 月見の森ハイキング・桜めぐり(2024.04.03)
- 幻の鉄道”五新線”を歩く(2023.12.04)
- 熊野古道 八鬼山越え(2023.11.20)
- 京都一周トレイル東山コース ゴールへ(2023.07.04)
- 奥上高地散策(2023.06.06)
コメント