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2017年9月 6日 (水)

鳥羽城跡 鳥羽市

鳥羽駅から少し南に下った妙慶川河口部にある「鳥羽城跡」。
標高40mの小山を中心に築かれていた城ですが、
現在は「城山公園」として整備され、
本丸跡周囲には石垣が残るのみで城の建物は何もありません。
この日はぶらりと鳥羽をめぐり、その城跡を訪ねてみました。

JR鳥羽駅側から南へ歩き、岩崎通りを西(右)に折れ、
妙慶川沿いに出ます。

Tobac01

川に架かる橋は「相橋」。
鳥羽城は周りを堀と海に囲まれた「海城」で、
ここは城への陸の玄関口で「相橋門」があったところ。

Tobac02

渡って「大山祇(おおやまづみ)神社」への鳥居をくぐり、
境内を抜けて行きます。

Tobac03

坂を上ると三の丸広場から来る道と合流する広場に出ますが、
ここが「城山公園」の下段部。

Tobac04

往時の石垣かどうかは?ですが、
らしき石垣に付けられた階段を上ると

Tobac05

「城山公園」の上にある広場に出ます。
この日は土曜日で、ちょうど祭りの準備中でしたが、
広場を抜けてその先にある本丸跡へと行きます。

Tobac06

途中には綺麗な段差の石垣ですが、
この辺りは城跡の一部が削られた部分だけに、
これも往時のものかどうかは?ですが・・・いい眺めです ^^;

Tobac07

下に見えるのが国道と近鉄線路沿いに整備された「三の丸広場」。
縄張図では国道と線路の部分が往時の「二の丸跡」で、
その先に「大手水門」があり、こちらが城の大手口になります。

Tobac08

道は本丸跡へと右に折れますが

Tobac09

この辺りから見られる石垣は往時のもの。

Tobac10

曲がりきると本丸下西側の石垣

Tobac11

天守台下になるのでしょうか?
野面積みの石垣には往時の面影が偲ばれます。

Tobac12

道を上りきると「本丸跡」。

九鬼嘉隆(よしたか)によって文禄3年(1594)に築城され、
その後は九鬼水軍の本拠地となります。

Tobac13

本丸跡からの眺め。
真下に「ミキモト真珠島」(相島)、奥に答志島ですが、
城はその相島まで続いていたとも。
九鬼嘉隆は答志島で切腹し、島には首塚と胴塚があります。

Tobac14

本丸跡を抜けて南側に下ります。

Tobac15

この右手には旧鳥羽小学校の建物が残り、
本丸跡広場はそのグランドでもあったようです。

Tobac16

本丸石垣下西方にあるその説明板と記念碑。

信長・秀吉らのもと、歴史の表舞台で活躍した九鬼嘉隆。
九鬼水軍の城「鳥羽城」に残る石垣を楽しみ、
このあとは「鳥羽街道」へと出て、さらに南へと歩きます。

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コメント

今年3月に、青春18切符を使って鳥羽へ行きました。
ここへも立ち寄り 懐かしく拝見しました。
石垣が立派ですね。再建されたものとてっきり思っていましたが?・・・
鳥羽は海の幸がいっぱいなので、おいしい魚介類を食べられて満足でした。

スーちゃん さん
青春18きっぷの旅でしたか ^^いいですね。

ここはもう石垣と城郭だけしかありませんが、
本丸跡周辺(山側)に残る石垣は当時のものです。
九鬼嘉隆ゆかりの答志島も行かれましたか?
美味しい海の幸を食べて、見どころ散策、
鳥羽もいいところです。

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