愛宕山表参道 京都
京都市北西部、上嵯峨の北部にある「愛宕山」。
標高924mの山頂には古くより火伏・防火の神社として知られる
「愛宕神社」が鎮座する京都市最高峰の霊山です。
大和三山「天香久山」のミニ登山で急に思い立ち、
11年ぶりに出かけました。
JR嵯峨嵐山駅から愛宕参詣道を清滝へと歩きますが、
日曜日とはいえ、静かな朝の奥嵯峨あだし野です。
平野屋前、一の鳥居
愛宕山山頂にある愛宕神社まではここから50丁(約5km)、
参詣道にある丁石とお地蔵さんを見ながらの登山です ^^;
まずは越えなきゃならない試峠(こころみとうげ)。
愛宕登山の足を試したことからこの名がついたといいますが、
今回は少し楽をして清滝トンネルを行きます。
すでに10時30分でしたが、表参道鳥居をくぐり、
ここからは40丁(約4km)の道のり。
案内板を見て、いきなり舗装された急坂の道ですが、
そのあとは木と石の階段が延々と続く参詣道に。
広くて綺麗に整備されている道ですが、
これがなんともハードで・・・喘ぎながら登ります。
ようやく25丁目の茶屋跡。
ひと休みですが、汗まみれの体に首も痛くなりカメラはリュックへ、
ここからはスマホでの撮影です ^^;
30丁目休憩所は、ここもお茶屋水口屋跡。
この日初めて出会った団体さんが休憩中でしたが、
愛宕山は子供連れの方が多いのも特徴でしょうか。
ほとんど眺望のない道ですが、
7合目辺りからたまに見える景色が疲れを癒してくれます。
登山口からちょうど1時間30分で水尾岐れ。
JR保津峡駅から水尾経由で来る道に合流です。
さらに30分ほどの登り道を行くと「黒門」。
ここから愛宕神社境内へとは入りますが、
道はまだまだ先へと延びていて、ここが踏ん張りどころ。
登り続けること7分ほどでようやく休憩所のある場所に到着。
ひと息入れたいところですが本殿はまだ先 ><;
最後のひと踏ん張りは三重に折れる急登の石段、
さすがに足が重く、目は足元ばかりで・・・
日ごろの運動不足を実感します><;
登りきると最後の鳥居と、奥に総門。
もう書きたくないですが・・・ここからさらに最後の急階段。
途中でやっと本殿が見えます。
全国に約900社を数える愛宕神社の総本社として、
「愛宕さん」とも呼ばれ親しまれていますが、
ほんとにこの参詣道はキツイ!です。
とくにこの最後の石段は格別で、
その石段を途中の鳥居前から見たところです。
まさに山頂直下の急登でしょうか。
ちなみに、この日のタイムは一の鳥居から2時間30分。
しんどい山ですが、それでも登りたくなる山です^^;
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