奈良 ナガレ山古墳
馬見丘陵公園は自然と多くの古墳群を保全するため、
昭和59年(1984)に都市公園(広域公園)として計画され、
平成24年(2012)、中央エリア及び南エリアの一部が開園して、
全面開園となった広大なエリアを持つ公園です。
多くの古墳があることで知られていますが、
特に「ナガレ山古墳」は一般公開されていて
この日は中央エリアの南部ともに初めての見学でした。
公園中央エリアの南にある古墳
一段目を上ったところにあった案内板ですが、
白線でめぐった古墳の順路を入れてみました ^^;
案内板のある横から中央部の階段を上がりますが、
写真は古墳の東側からの一部で、
全長105mの前方後円墳の巨大さが実感できます。
前方後円墳の後円部
古墳の周りには強化プラスチック製のものと、
河合町町民の方の手作りという埴輪675本並べられています。
3段目の古墳前方部
被葬者は不明ですが、
5世紀前半に作られたものとされていて
3段目の後方円部
昭和51年(1976)に国指定の史跡となり、
後円墳の頂部
発掘調査と整備工事が行われ、
1600年前の築造当初の姿が復元されています。
後円墳頂部から前方部
古墳の東部(右側)は石壁、西部は芝生で整備されていて、
当時の様子が見てとれます。
古墳の一段目、入口を上ったところ
東側に広がるのは公園にの墳群ですが、
はるか右側にはあの「箸墓古墳」も見えるそうですが・・・
この日は周辺の古墳しか見えませんでした ^^;
後円墳を下りて戻りますが
手作りとはいえ、
ずらりと並ぶ埴輪の数々には圧倒されます。
あらためて後方墳円
四季を通じて花の公園として知られる奈良「馬見丘陵公園」。
その中央エリア南端から、南エリアは、
貴重な古墳と豊かな自然が楽しめるエリアでした。 7月30日
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