旧東海道大津追分から山科
JRに乗って滋賀県を巡るモバイルスタンプラリー!
「ビワイチAppスタンプラリー」。
最後のスタンプめぐりは彦根の銘菓”埋れ木”の「いと重菓本舗」から
彦根駅へ出て、あとは琵琶湖線で山科へ。
そこから京阪京津線の追分駅まで行き山科まで旧東海道を戻ります。
追分駅から旧道に出ると、すぐに大津の「追分」があります。
ここは奈良街道、小関越えと、何度も歩いた旧道ですが、
もちろん、短い旧東海道沿いに思い出の多いところ ^^;
左にてれば伏見街道(奈良街道)から大阪への”東海道57次”道、
東海道は右に行きます。
追分からすぐの「閑栖寺」
その門脇にある東海道道標に”車石”と車道の説明駒札。
この説明は後ほどに ^^;
そして、スイーツ巡り最後のスタンプゲット場所 ^^;
京銘菓で知られる「井筒八橋本舗」の追分店。
玄関には名水”走り井”(飲めません ^^;)と、
大津絵発祥の地碑が建っていますが、江戸時代にこの水で作った
名物”走り井餅を食べ、のどを潤したという・・・。
最後のスタンプは「走り井餅本舗の」近江銘菓”湖舟”でした。
あとは気楽な街道歩き ^^;
すぐに国道1号線を高架で越えますが、
旧道は高架橋を越えて右に見える道に下りると、
その先で右折して旧三条通へと入ります。
すぐにあるこの車石の案内板。
車石の説明がありますが、これは当家の方が作られたもので、
京都と大津間3里(約12km)は、物資を運ぶ牛車を楽にするために、
花崗岩の石が敷き詰められていて、石は牛舎の頻繁な通行により、
その表面が削られて轍の痕ができたもの・・・と。
この車石は近江側と京都側の街道筋にいくつも置かれています。
道の分岐は「小関越え」。
あの芭蕉も越えた道として知られています。
旧街道の趣が残る道を楽しみながら
この道では最大の見どころといえる「徳林庵 六角堂」、
江戸時代の作で地蔵菩薩像を安置。
山科地蔵ともいわれ、小野篁(おののたかむら)により、
852年に造られた京六体地蔵尊の一体。
徳林庵は、仁明天皇第四之宮人康(しのみやさねやす)親王の末葉。
南禅寺第260世雲英正怡(うんえいしょうい)禅師が
1550年に開創したという。
徳林庵 蝉丸・人康親王供養塔
南北朝時代の珍しい宝篋印塔です。
山科駅前から約100mほど手前にある道標。
ここが京都三条大橋から一里半、大津札の辻まで一里半とあり、
ちょうど中間地点になります。
すぐに山科駅前。
この先にもスイフヨウの寺「大乗寺」や、見どころも多く、
秋には何度か京都三条大橋までの花めぐりで歩いた道です。
久しぶりに歩いた短い旧東海道でしたが、
今年もまたスイフヨウの季節がやってきます ^^; 12日
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