明石城(明石公園)
明石に芭蕉「蛸壺塚」を訪ねたあと、
今回も戻る途中で明石駅前にある明石城・明石公園に立ち寄りました。
この日はちょうど「坤櫓(ひつじさるやぐら)」の公開もあり、
あらためてその中心部を見てまわります。
柿本神社から戻って
明石城東口から城内(公園内)に入ります。
桝形に曲がる虎口を抜けると
広大な東の芝生広場
その先には、巽櫓(たつみやぐら)の先端が少し見えます ^^
芝生広場を右から回り込んで二ノ丸南下へ
二ノ丸南下入口
登城道を行くと、
目の前に見事な高石垣が現れます。
二ノ丸南下に続く石垣、
ここは何度見ても素晴らしい石垣が続くところ。
登りきった先にある二ノ丸跡をみて、
左に折れて行くと・・・
巽櫓(たつみやぐら)
本丸の南東端に築かれた三層の櫓です。
その右手には本丸跡が広がり
西隅にあるのは「人丸塚」、
築城に際して移されたのが先に見た柿本神社(人丸山)です。
その横には復元された土塀が、
西にある坤櫓(ひつじさるやぐら)と巽櫓を繋げています。
その坤櫓
この日はちょうど内部が公開されていました。
坤櫓の北側に隣接する天守台。
築城当初は、本丸に御殿を築き、四隅に三重の櫓を配したが、
天守台の石垣は築かれたものの天守は建てられなかったと。
天守台と
その南にある坤櫓
天守閣に変わる役割を果たしたとみられる、
明石城では最大の規模をもつ櫓です。
本丸跡から稲荷曲輪へと下りる道
下りきると桜堀
そまゝ城郭の西にある稲荷曲輪下を回り込むと
西の芝生広場に出ます。
白壁塀で繋がったふたつの櫓がいいですね ^^;
そして、「武蔵の庭園」
宮本武蔵が明石城内に「樹木屋敷」を造ったという記録があり、
庭園として整備されたところです。
そのまま南へと向かうと正面出入口
かつて三の丸・居屋敷曲輪への虎口であり、
太鼓門があったという。
元和4年(1618)徳川二代将軍秀忠の命により、
西国諸藩の監視のために築城されたという明石城。
中掘
ここはまだまだ見どころがあるようですが、
今回もそのメインどころを中心にめぐってみました。 19日
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