蘭丸ゆかりの城下町 兼山
チョッと日が経ちましたが、
岐阜県可児市兼山に「美濃金山城跡」を訪ねたあと、
麓にある兼山地区を散策していました。
ここは森氏一族の城下町でもありますが、
特に知られているのが森蘭丸。
そのゆかりの地として町なかの散策コースが設定されています。
今回はその一部を歩いてみました ^^;
スタートは「兼山歴史民俗館」の裏手にある道筋からですが、
建物はその歴史民俗館。
裏から見ると3階建てで懸け造りと呼ばれる建物だそうですが、
表からは2階建て、それは最後に ^^
ここから寺の町らしく、専養寺、浄音寺、森立寺と
お寺が並びますが・・・目的はその先。
木曽川の流れが止まった感のある澱みの場所がありますが、
ここが「兼山湊跡」。
常夜灯と湊跡の名残を残す石畳
兼山は水運で栄えた町でもあり、
物資が集まる要衝の地でもあったようです。
上流に架かる下渡橋
下流には東海環状道の高架橋
今は上流に今渡ダムができて静かですが、
それまでは流れの激しい急流であったという・・・。
湊跡から県道を1本渡山沿いの旧道へ。
さらにや間際に行くと「貴船神社」がありますが、
今回は旧道を東へと戻ります。
すぐにある「可成寺(かじょうじ)」は、
”森可成(もりよしなり)菩提寺”。
2代目の森長可が初代金山城主森可成の菩提寺として創建。
山門前には「森可成、長可(ながよし)公廟所」の碑。
そして
その前には”筆塚”と”芭蕉翁の墓”碑です。
本堂
その右手から裏手にある墓地へと行きます。
苔むす墓地を通り抜けた最奥にある廟所。
主面には、左から長可、可成、父・可行に可成長男可隆。
そして右には
坊丸、蘭丸、力丸兄弟の墓石でした。
可成寺からさらに東へ行くと、常照寺、西念寺があります。
鐘楼門のある「常照寺」は、
長可、蘭丸の母、妙向尼(みょうこうに)の菩提寺。
とにかく、ここもお寺の多い町ですが、
それぞれに見どころのあるお寺です。
町なかも少し紹介しますが・・・蔵です ^^;
この道筋は城下町らしい雰囲気が残ります。
歴史民俗資料館に戻ってきました。
もともとこの建物は町民の寄付により建てられた、
兼山小学校の校舎跡だそうで、素晴らしい建物でした。
町の散策はさらに東へと続き、
さらに「六角堂」、「戸立観音」などの見どころもありますが、
今回の城下町兼山散策はここまででした。 17日
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