洲本城
旅の2日目、淡路島ドライブは洲本市街の南、
標高150mの三熊(みくま)山上にある「洲本城」でした。
城はその麓に造られた下の城(御殿)との二つからなりますが、
今回は山上に残る見事な石垣の城郭です。
天守へは登山道もありますが、この日は洲本温泉街から
三熊山ドライブウエイで登城です。
途中から現れた石垣(腰曲輪)に、
山頂駐車場(紀淡海峡を望む馬屋郭跡)から少し戻りました。
大手門跡石垣から、右に二段積みの石垣を見ながら進むと
馬屋(月見台)跡に出ます。
そのまま直進すると天守閣への道。
坂道を上り、突きあたると「南の隅櫓跡」
石垣に木が生えているのはあとから石垣を継ぎ足した名残とか。
素晴らしい石垣の続く道を行くと、
右下には「日月の池」と「日月の井戸」が見える「東の丸」。
さらに続く石垣を縫って行くと「本丸大石段」下にでました。
左手に「南の丸」を見ながら石段を登ります。
登りきると「本丸虎口」です。
桝形の虎口を抜けると・・・左には「武者走り」の石垣
道を曲がると
目の前には本丸跡と天守が見えました。
本丸を横切って一段上がったところにでると、
天守台と模擬天守(鉄筋コンクリート製)の正面に出ます。
江戸時代の天守が復元されたものではありませんが、
日本最古のものだそうです。
真下に見える洲本市街地と大阪湾は”洲本八景”のひとつとか。
本丸搦手虎口
大永6年(1526)、安宅治興が築城。
以後、幾多の変遷があり脇坂安治が城主のときに、
天守とともに石垣の大改修が行われたという。
搦手虎口からの天守と高石垣
本丸、武者走りをまわりこんだ南西角、
左奥が通ってきた搦手口です。
あらためて梅林から、
南の丸前の見事な石垣を堪能します。
三好氏の重臣・安宅治興によって築かれ、
脇坂安治が改修したという洲本城(国史跡)。
その見事な石垣を堪能したひとときでした。
オマケ! ^^;
城から戻って立ち寄った「洲本アルチザンスクエア」。
ちょうど”冬咲きチューリップショー”が行われていましたが、
会場から眺める三熊山と「洲本城」です。 1日
« 鳴門岬 | トップページ | 淡路夢舞台 ラン展 »
「お出かけ・趣味」カテゴリの記事
- 高取ひなめぐりから高取城跡へ (2024.03.20)
- 13グスクをめぐる旅!沖縄(2024.02.01)
- 銀穂が揺れる曽爾高原 ’23(2023.10.28)
- 伊予 今治城(2023.09.23)
- 備中高松城址(2023.09.20)
« 鳴門岬 | トップページ | 淡路夢舞台 ラン展 »
コメント