長浜鉄道スクエア
「長浜盆梅展」を楽しんだ後もまだ雨は降り続いていました。
どうやら止む気配もなく、
すぐ前にある「長浜鉄道スクエア」に入館です。
その建物、旧長浜駅舎は明治15年(1882)年に完成し、
現存する日本最古の鉄道駅舎です。
10年ぶりでしょうか?
ここは館内もさることながらそのアプローチに並ぶ
トンネルの石額も見どころのひとつ。
左右にある石額は、
北陸線の開通当時にトンネルに掲げられていたもの。
右端は、旧北陸本線の
子不知(こしらず)トンネル(新潟県糸魚川市)にあった石額で、
鉄道院総裁であった後藤新平の書です。
その横が旧北陸線山中トンネル(福井県南条郡南越前町)の
山中信号場口にあった石額。
書は第二代内閣総理大臣黒田清隆。
そして左側
こちらには柳ケ瀬洞道の碑と、奥には
旧北陸本線の柳ヶ瀬トンネル東口(滋賀県長浜市余呉町)にあった
石額で、書かれたのは初代内閣総理大臣伊藤博文。
滋賀県と福井県の県境に掘られた柳ケ瀬トンネルは、
明治17年(1884)に完成し、
これにより旧北陸本線の長浜~敦賀間が全通します。
その当時のトンネルが今でも1箇所だけそのまま残っています。
それが敦賀市刀根にあるこの「小刀根トンネル」。
国道8号線の麻生口から県道140号線には入ったすぐ先の、
県道から少しだけ外けれたところにあります。
明治14年(1881)の建設で、
当時の姿をとどめる鉄道トンネルとしては日本最古のものです。
戻った県道をさらに行き、刀根集落を抜けると
旧北陸本線の柳ケ瀬トンネルです。
今は改修されて県道として使われていますが、
幅が車1台分(電車幅のまま)しかなく、信号による交互通行。
もちろん歩行者、自転車、軽車両、大型車は通行できません。
歩行者はこの手前で左に迂回して
久々坂峠(別名:刀根越え・倉坂峠)を越えることになります。
※(写真はともに2005年、奥の細道歩きの途中にて撮影)
ちょっと余分な話になりましたが ><;
本筋に戻って「鉄道スクエア」です。
旧駅舎内はここが「出札口」
その横には一等二等待合室、奥には駅長室があります。
改札口を通ると
その奥には資料館の「北陸線電化記念館」と、
「長浜鉄道文化館」があります。
電化館の目玉はこのED70型電気機関車と
D51型蒸気機関車でしょうか。
運転台に乗って運転手気分が味わえて、
鉄道フアンにはたまらないのではないでしょうか ^^;
こちらは文化館
現在の長浜駅周辺を模して作られたジオラマが楽しめます。
ボタンを押すと、長浜駅から電車が走り出し、
コースをぐるりと一周する電車を見ていると時間を忘れます ^^;
とまぁ、私的な趣味も含めて紹介しましたが、
久しぶりに楽しんだ、
「長浜鉄道スクエア」でのひとときでした。 11日
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こんばんは~~♪
昨年はじめて長浜盆梅展をみたあとにここにもたちよりました~~
好好爺さんは早々のお出かけですね~♪
私も今年もいけるといいのですが。。。
なかなかタイミングがあわず新年あけてからカメラをもってお出かけ
できずにいます。
今週末は雪なので風邪ひかないようにしてくださいね~♪
投稿: kako | 2017年1月15日 (日) 00時30分
kako さん おはようございます。
今日は久しぶりの積雪に
朝から雪まみれになっています ^^;
長浜盆梅展もまだ始まったばかりですが、
今年も早々と出かけてきました。
見ごろはこれからです。
機会があればまた出かけてみてください。
投稿: 好好爺 | 2017年1月15日 (日) 07時58分