鏡島弘法 乙津寺
岐阜市鏡島にある「 鏡島弘法 乙津寺(おっしんじ)」。
毎月21日の縁日には大勢の人が訪れるということで、
終い弘法になる21日にでかけました。
この日は乙津寺の近くにある長良川の「小紅の渡し」が目的で、
岐阜市の加納宿から中山道歩きの途中に立ち寄りです。
南大門
ここは初めてで、普通の日の賑わいは知りませんが、
この日は縁日だけに参道から賑やかです。
南大門の左手にある「観音堂」と”縮緬の記念碑”。
門をくぐって境内へ
南からは正面に本堂
東大門から入ると正面に「大師堂」です。
その「大師堂」
京都の東寺、神奈川県の川崎大師と並び、
「日本三躰厄除弘法大師」の一つに数えられているという。
この日は弘法さんの日だけに混雑していました。
「国宝安置殿 本堂」
歴史は古く、行基菩薩が天平10年(738)に草庵を開創し、
自ら十一面千手観音像を彫って安置したのが始まりだそうです。
右には諸菩薩像に「御影堂」
左には”七福人”に「不動明王堂」などの諸堂が立ち並び、
さらに大師堂を囲むように
四国八十八観音第一番から
ぐるりと霊場巡りができるようになっています。
とにかく、すごい数の御堂があるのにはちょっと驚きでしたが
境内には宗祇の句碑がある池と
大師が地に挿した杖が枝葉を付けたことから、
別名を「梅寺」ともいわれる由縁の梅の木があります。
この日は特別に乗船者が多いという中山道の裏街道、
「小紅の渡し」とともに楽しんだ
「鏡島弘法 乙津寺」の弘法さんの日でした。 21日
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